冷えてきたね [猫]
わらわら()
毛布ににゃんずが群がってくる! 季節の変化を感じますねえ。
お布団、ありがと(ハ)
ハナちゃんも、人間のお布団には来ないけど暖かくしようね
外猫ちゃんたちのことを考えるとあまり早く寒くなってほしくはないけどね
おまけ
先日「秘密のケンミンショー」で、各地のご当地焼きそば特集をやりました。もちろんどれも美味しそうだったのですが、なかでもこれは! と思ったのが、九州は日田の焼きそば。麺をあえて動かして炒めずに、鉄板でびしっと焼くやつ。これはいいぞ、と、焼きそば好きの猫マスターにさっそく作ってもらいました。
にじみ出る巨匠の風格……
真ん中は豚コマ
具はもやしとネギだけ、といたってシンプルですが
完成です
うまい! この適度に麺に焦げ目がついているのが香ばしい。ソースは焼きそば付属のを使ったのですが、キャベツとかが入って余計な甘みがつかず、実にいい感じです。また作ってもらおうっと。キャベツ入りもまあいいのですが、私は入らないほうが好きだな。
たいへんだったねえ [アート]
26日は、横浜トリエンナーレに行きました。このコロナ禍の時期に準備を行って、会期は少しだけ短縮されたとはいえ、よくやったなあ、と思います。
以前のトリエンナーレは、赤レンガ倉庫とか、横浜美術館以外の他の場所もたくさん使っていた印象でしたが、今回は海外からの人や物の流通が滞ったことから、そこまでたくさんの作品が集められなかったのかも。会場は、横浜美術館とプロット48(元の横浜アンパンマンミュージアム)の二カ所のみです。面白い作品、好きな作品ももちろんありましたが、全体的には、芸術祭にしては小規模、という印象はぬぐえません。でも、中止するのもまた大変だしねえ。一所懸命集めたんだろうな。
ハナちゃんとライチ君、かなり仲良くやれています。
もう涼しくなってきたから、そろそろ籠じゃなくてあったかベッドを並べようかなあ。
これらは日曜美術館でも紹介されていたな
この赤いところ、靴を脱いで踏んで歩ける。変な感じ―!
これも座れます。「モツ」みたいな柔らかい彫刻
できない体操用具。この場所では、たくさんのグサッとくる言葉が聞こえてくる
えび……
これは結構好きだった
以前のトリエンナーレは、赤レンガ倉庫とか、横浜美術館以外の他の場所もたくさん使っていた印象でしたが、今回は海外からの人や物の流通が滞ったことから、そこまでたくさんの作品が集められなかったのかも。会場は、横浜美術館とプロット48(元の横浜アンパンマンミュージアム)の二カ所のみです。面白い作品、好きな作品ももちろんありましたが、全体的には、芸術祭にしては小規模、という印象はぬぐえません。でも、中止するのもまた大変だしねえ。一所懸命集めたんだろうな。
外はあいにくの雨
野毛の中華屋でお夕飯でした。ここのお店は味濃いめ……
おまけ
最近ちょっと冷え込んできてこんな光景がよく見られますが
ある日こんな組み合わせも!
最近は、ちゃんと鼻チュー挨拶もできるしね
ハナちゃんとライチ君、かなり仲良くやれています。
もう涼しくなってきたから、そろそろ籠じゃなくてあったかベッドを並べようかなあ。
箱人気 [猫]
台所に何の気なしに置いておいた段ボール、なぜかみんなに人気なのは、前にも紹介した通りなのですが……
何がいいのかわかりませんが、気が付くと誰かしら入っていたりする、台所の段ボールなのでした。
あー、落ち着く(紋)
紋次郎が一番よく入っているね
居心地いいよね(ラ)
若い子にも人気だね
ぐうぐう(ハ)
ハナちゃんも気持ちよさそうだな
ティーカップ・キャットのマーリィは?
あたしはあんまり興味ないかな(マ)
とか言って、入ってんじゃん
あ、ばれた……(マ)
何がいいのかわかりませんが、気が付くと誰かしら入っていたりする、台所の段ボールなのでした。
貴重な聞き書き資料 [本]
小熊英二『生きて帰ってきた男-ある日本兵の戦争と戦後』読了。
戦争に行き、シベリアに抑留され、帰国後は国内で生きるための戦いをし、定年近くなってからは、自分が理不尽と感じたことに対する戦いをする……全体的に同年代の日本人の平均的な生き方をしているわけではないと思うが(そもそも平均などないだろうし)、非常に淡々と、冷静に、しかし臆することもなくしっかりと生きてきた人の記録。誰もが(特に家族? 子孫世代?)が残したいと思いながら、なかなか残せていないような戦中戦後の市井の人の記録であり、妙な感動や感情の入り込まない貴重な記録だと思う。読みごたえあり。
戦争に行き、シベリアに抑留され、帰国後は国内で生きるための戦いをし、定年近くなってからは、自分が理不尽と感じたことに対する戦いをする……全体的に同年代の日本人の平均的な生き方をしているわけではないと思うが(そもそも平均などないだろうし)、非常に淡々と、冷静に、しかし臆することもなくしっかりと生きてきた人の記録。誰もが(特に家族? 子孫世代?)が残したいと思いながら、なかなか残せていないような戦中戦後の市井の人の記録であり、妙な感動や感情の入り込まない貴重な記録だと思う。読みごたえあり。
フリーハナちゃん [猫]
四連休も、あっという間に過ぎてしまいました。涼しくてだいぶ体が楽になって、過ごしやすいのはいいけど。フラワー長井線のバーチャルツアー、猫マスターのおうちのお墓参りに、スーパー銭湯に行っての垢すり・マッサージと、何にもしなかったわけではありませんでしたが。
ハナちゃんがうちでだいぶ自由に歩き回るようになって、お義母さんもびっくりです。自分から進んでバルコニーにも出るようになったし。
もともとは自由にお外に行ってリスなんか食べていたハナちゃんですから、ヤモリなんか簡単に仕留められるかもね。
ハナちゃん、どんどん家の中の活動範囲を広げています。猫らに評判のいい段ボールにも入り込んでいました。
とはいえ、まだ人の寝室等のある下の階には降りてきていません。階段を降りかけたら、ライチが気を遣って回り込んだりするもんだから、また上がってきちゃいました。もう一歩だったのにねえ。
お墓参りの後、お義母さんが遊びに来ました
ハナちゃんがうちでだいぶ自由に歩き回るようになって、お義母さんもびっくりです。自分から進んでバルコニーにも出るようになったし。
プランターに入り込むハナちゃん
このプランターには猫草を植えてあるのです。食べ方がゴーカイだな
ふう、サラダ美味しかったわ(ハ)
バルコニーでも寛げるようになったね
涼しくて快適ね(ハ)
あれ? バルコニーにこんなものが……
もしか、姐さんが……?
さあね(ハ)
もともとは自由にお外に行ってリスなんか食べていたハナちゃんですから、ヤモリなんか簡単に仕留められるかもね。
あ! 今度はこんなところに!
この箱、なかなかいいわよ(ハ)
ぐう(ハ)
あ、寝ちゃった……
ハナちゃん、どんどん家の中の活動範囲を広げています。猫らに評判のいい段ボールにも入り込んでいました。
とはいえ、まだ人の寝室等のある下の階には降りてきていません。階段を降りかけたら、ライチが気を遣って回り込んだりするもんだから、また上がってきちゃいました。もう一歩だったのにねえ。
ライチったら、余計なことして!
しーん(ラ)
バーチャルツアーで鉄道旅 [旅行]
シルバーウィークに入りました。といっても、大した予定はありません。夏休みの旅はこの間行ったばかりだし。まあ、ほとんど家周りにいることになるとは思うのですが、それでも……
この季節、2年続けて山形鉄道フラワー長井線のなかで行われる「ローカル線プロレス」に行っていたのですが、今年はコロナ禍で4月くらいに早々と中止が決まり、がっかり。でも、その後ローカル線プロレス実行委員会の方からメールが来て、山形鉄道のバーチャルツアーの存在を教えてくれたのです。題して、「第一回 フラワー長井線 オンライン乗車ツアー ~車両基地見学と長井まちなか水路散策~」。参加を申し込むと、Zoomのアドレスが送られてきて、時間になったらアクセスします。
参加人数は25名。最少催行人数が20名で上限が50名だったので、ちょっと危なかったな……
送られてきた日本酒「惣邑」なんか飲みながらのんびりしていたので、あんまり写真を撮らなかったのですが(スクショでもよかったのに……)、山形弁のガイドさんの案内で、本当に電車に乗っているような気分が味わえます。
明治20年から東海道本線木曽川橋梁として使用されていたものを、大正になって旧国鉄長井線(山形鉄道フラワー長井線の前身)に改造移設されたという歴史ある橋なのです。2回ローカル線プロレスに行っているのですが、荒砥のほうまで行ったことがなかったので、実際には渡ったことがありません。
羽前成田駅で降り、そこからは街歩き・水路散策になりますが、きれいな水の中に梅花藻が漂っています。三島でも見たな、これ。水がきれいでないと育たない、白い花の咲く藻です。柿田川のが有名かも。途中、馬肉ラーメンの店に立ち寄っていました。食べたいー! 送られてきた地元グッズセットの中に、馬肉ラーメンと辛みそラーメンの入った肉まんはあるんだけどね。早速ふかして食べました。美味しい。
最後に現在工事中の長井駅に戻って、終了。山形鉄道の社長が出てきて、ご挨拶&質問コーナー。
フラワー長井線は、ローカル線プロレスのほかにも、地元の特産品を使った日本酒列車やワイン列車などの企画もあるのですが、今年はすべてコロナで吹っ飛んだとのこと。ぜひぜひ復活させてほしいなあ。きっとまた行くから。
シャインマスカットも美味しかったけど、プチトマトも送られてきていて、これがまた皮がしっかりしていて驚きの美味しさでした。山形、いいところだなあ。
今回のツアーは山形鉄道としても初の試みだったということで、いろいろと素人臭いところが満載でしたが、それはそれで初々しくてまあ楽しかったかな。
今回の参加者で一番遠い人は熊本の少年だったようです。顔出しをする人もしない人もいてバラバラでしたが、(おそらく)初めてZoomをやるような人もいて、「音が聞こえなーい」「背景どうやって変えるの?」などと、かなり最初はドタバタしました。
やまがたアルカディア観光局は、また次回企画も考えたいとのこと。何かと改善点はありそうですが、とにかくいろいろ美味しいものを送ってもらって、普段は見られないような車両基地も見せてもらったりしたので、まずまずよかったかな。
本当は、実際に行きたいけどね。
こんなのが届いちゃって
こんなものも入っている
この季節、2年続けて山形鉄道フラワー長井線のなかで行われる「ローカル線プロレス」に行っていたのですが、今年はコロナ禍で4月くらいに早々と中止が決まり、がっかり。でも、その後ローカル線プロレス実行委員会の方からメールが来て、山形鉄道のバーチャルツアーの存在を教えてくれたのです。題して、「第一回 フラワー長井線 オンライン乗車ツアー ~車両基地見学と長井まちなか水路散策~」。参加を申し込むと、Zoomのアドレスが送られてきて、時間になったらアクセスします。
参加人数は25名。最少催行人数が20名で上限が50名だったので、ちょっと危なかったな……
え? 電車に乗るの?(紋)
電車は、荒砥駅を出発! 20代のお若い運転士さんだそうで
送られてきた日本酒「惣邑」なんか飲みながらのんびりしていたので、あんまり写真を撮らなかったのですが(スクショでもよかったのに……)、山形弁のガイドさんの案内で、本当に電車に乗っているような気分が味わえます。
これだと色が悪いけど、向こうはいいお天気だったらしい
すぐに見どころ、最上川橋梁を渡ります
どうってことない鉄橋に見えますが
明治20年から東海道本線木曽川橋梁として使用されていたものを、大正になって旧国鉄長井線(山形鉄道フラワー長井線の前身)に改造移設されたという歴史ある橋なのです。2回ローカル線プロレスに行っているのですが、荒砥のほうまで行ったことがなかったので、実際には渡ったことがありません。
羽前成田駅で降り、そこからは街歩き・水路散策になりますが、きれいな水の中に梅花藻が漂っています。三島でも見たな、これ。水がきれいでないと育たない、白い花の咲く藻です。柿田川のが有名かも。途中、馬肉ラーメンの店に立ち寄っていました。食べたいー! 送られてきた地元グッズセットの中に、馬肉ラーメンと辛みそラーメンの入った肉まんはあるんだけどね。早速ふかして食べました。美味しい。
最後に現在工事中の長井駅に戻って、終了。山形鉄道の社長が出てきて、ご挨拶&質問コーナー。
フラワー長井線は、ローカル線プロレスのほかにも、地元の特産品を使った日本酒列車やワイン列車などの企画もあるのですが、今年はすべてコロナで吹っ飛んだとのこと。ぜひぜひ復活させてほしいなあ。きっとまた行くから。
長井線からもシャインマスカットが来ました
シャインマスカットも美味しかったけど、プチトマトも送られてきていて、これがまた皮がしっかりしていて驚きの美味しさでした。山形、いいところだなあ。
今回のツアーは山形鉄道としても初の試みだったということで、いろいろと素人臭いところが満載でしたが、それはそれで初々しくてまあ楽しかったかな。
今回の参加者で一番遠い人は熊本の少年だったようです。顔出しをする人もしない人もいてバラバラでしたが、(おそらく)初めてZoomをやるような人もいて、「音が聞こえなーい」「背景どうやって変えるの?」などと、かなり最初はドタバタしました。
やまがたアルカディア観光局は、また次回企画も考えたいとのこと。何かと改善点はありそうですが、とにかくいろいろ美味しいものを送ってもらって、普段は見られないような車両基地も見せてもらったりしたので、まずまずよかったかな。
本当は、実際に行きたいけどね。
年に一度の [イベント]
ねえ、昨日酔っぱらって帰ってきたよね(マ)
猫マスターが特にひどかったかな……ごめんね、マーちゃん。昨夜は、年に一度のグランドハイアットでのディナーだったのです。今回のテーマは「地中海バーベキュー」ということで……
まずはスパークリングで乾杯!
ギリシャなおつまみがてんこ盛り(よく知らんけど
フムスだピタブレッドだタラモサラダだクスクスだ、と。どれも香辛料が効いています。コロッケみたいなやつが、ちょっとインドっぽい。旅館の朝食みたいなもので、これだけフムスやタラモサラダがあったら、ピタブレッドが足りない。ってんで、お替りしました。
せっかくなのでウゾーのカクテルもいただきます
アニスとカルダモンの香り、独特ですが、割と甘めですうっと飲めちゃう。これは危険だな。
メインが今回はかなりボリュームがありました
このメニュー(フリーフロー付き)はグランドハイアットとしてはかなりお得な企画なので、普通ならなかなか予約が取れないのですが、コロナ禍のせいか、今回は割とあっさり予約できてしまいました。ガラガラというのではなかったのですが、いつもよりウェイターさんの目が行き届いていたようで、ちょっとグラスが空くとすぐに来てくれました。
フリーフローなので酔っ払うのですが、今回はおなかもかなりいっぱいになりました。お肉が大きくてかなり食べであり。もちろんピタブレッドのおかわりをしたせいでもありますが。
だいたい9月いっぱいで終わりなのですが、今年は好評につき10月末まで延長ということでした。個人的にはおススメです。
ファンタジーノベルかな [本]
佐藤知哉『デンデラ』読了。
このジャンルは、ファンタジーかもしれないな。文体がちょっと面白い。タイトルは、遠野の姥捨ての場所・デンデラ野からとっているのだろうが、確かにあの場所に実際に行った時の、何とも言えずやばい雰囲気は継承されているように思う。「村」と闘い、羆と闘い、互いと闘い……割としんどい話なので、ファンタジーとして読まないと重いかも。しかし、これを映像化って、うまくいったのかしら。見たいような、見たくないような。
澤田瞳子『火定』読了。
奈良時代に天然痘と闘った人々。今でいう医療関係者を中心とした話だが、いつの世も闘いは同じだと思った。コロナも天然痘くらい見た目にもわかりやすい病気だったら、とも思うが……死に至る可能性のある病という意味では一緒か。それにしても、この作家は若冲のも面白かったし、最近お気に入り。
小暮夕紀子『タイガー理髪店心中』読了。
なんだろうなあ、このもの悲しさ。これは、この年齢にならなかったら理解のできなかった寂しさなのかもしれないなあ(作家の年齢を見ても納得)。表題作は林芙美子文学賞受賞。絶賛されたのはよくわかる。
このジャンルは、ファンタジーかもしれないな。文体がちょっと面白い。タイトルは、遠野の姥捨ての場所・デンデラ野からとっているのだろうが、確かにあの場所に実際に行った時の、何とも言えずやばい雰囲気は継承されているように思う。「村」と闘い、羆と闘い、互いと闘い……割としんどい話なので、ファンタジーとして読まないと重いかも。しかし、これを映像化って、うまくいったのかしら。見たいような、見たくないような。
澤田瞳子『火定』読了。
奈良時代に天然痘と闘った人々。今でいう医療関係者を中心とした話だが、いつの世も闘いは同じだと思った。コロナも天然痘くらい見た目にもわかりやすい病気だったら、とも思うが……死に至る可能性のある病という意味では一緒か。それにしても、この作家は若冲のも面白かったし、最近お気に入り。
小暮夕紀子『タイガー理髪店心中』読了。
なんだろうなあ、このもの悲しさ。これは、この年齢にならなかったら理解のできなかった寂しさなのかもしれないなあ(作家の年齢を見ても納得)。表題作は林芙美子文学賞受賞。絶賛されたのはよくわかる。