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ちょっとしんどくなる [本]

 柴田よしき『フォー・ディア・ライフ』読了。

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 久しぶりに柴田よしきさんを読んだが、何だろうな、力作なんだけど……主人公が余りにもいろいろしょい込みすぎていて、苦労しすぎていて、読んでいる方もしんどくなっちゃうのかなあ。そこまで感情移入はできないけれども、どういうわけか、ちょっと疲れる。


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青春18きっぷ2020夏の陣ーその5 やっと津山 街と城 [旅行]

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さあ、旅館の美味しい朝ご飯を食べて、出かけるぞー!

 
 いい旅館でした。だいたいがどん底の値段の宿[家]に泊まることが多いですが、たまにちゃんとしたところに泊まるのもいいな。
 荷物を引きずって津山観光センターに向かいます。宿から歩いて[くつ]8分[時計]ほど。そこで荷物を預かってもらって、レンタサイクルを借ります。ほとんど坂[右斜め上]はないと言われましたが、スピードアップ[ダッシュ(走り出すさま)]のためにも一応電動を借りたりして。

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観光センターは津山城近くにあります

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津山は、もちろんこんな素敵な町並み保存地区もあるのですが

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津山といえば何と言ってもB’zの稲葉さん推し!

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ご実家の化粧品店は少し街のはずれのほう

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おかあさまかしら?

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稲葉さん以外の偉人・津山藩士にして蘭学者、箕作阮甫の家

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蔵の中では

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「コロナに負けるな!」と金太郎の人形の展覧会がかかっていました

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く、くまー! 受け身とれるかなあ

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ポーズが決まってるね!

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津山商業高校の隣にある衆楽園

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旧津山藩別邸の庭園だそうです

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白いスイレンがとてもきれいでした

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お昼は名物のホルモンうどんをいただきました。素朴にうまい

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観光センターに自転車を返し、最後は津山城に上りました

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備中櫓は復元されていてはいることもできます

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入り込む御庭番

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天守台は跡だけしかありません

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この円の中の石が「[黒ハート]型」と紹介してありましたが、ちょっと無理やりだな

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津山駅前にはSL


 その後は津山⇒岡山⇒で、帰りました。今回、間接的に台風[台風]に被害は受けましたが、せなけいこ展も見たし、温泉[いい気分(温泉)]でやたらリラックスしたしで、まあ結果オーライでした。
 また、津山といえば、なんといっても三十人殺し。八つ墓村のロケ地も、実際の事件が起こった貝尾集落も、あまりに人里離れていて近付くこともできないのは残念でしたが……コロナ禍の中汗まみれのマスクをつけて回った青春18きっぷ2020夏の陣は、これで終了です。
 

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青春18きっぷ2020夏の陣ーその4 予定変更 広島⇒津山 [旅行]

 翌朝、山陰本線[電車]が開通し、やっとのことで温泉津脱出です。当初の計画では松江方面に向かってから津山を目指すつもりでした。しかし、津山の旅館の夕食[レストラン]をつけてしまったので、あまり極端に遅い時間に津山に着くことができなくなり、急遽予定を変更することに。
 松江とは反対方向の列車[電車]に乗って、浜田から広島行きの高速バス[バス]に乗り込みました。

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浜田駅前をしゅっぱーつ!!


 温泉津から浜田への列車内[電車]は、高校生でいっぱいでした。どうもテストがあるらしく、みんな参考書[本]を広げて勉強[ペン]しています。なんか懐かしいなあ。高校の時はギュウギュウ詰めのバス通学[バス]だったから、こんなふうに勉強はできなかったけど。みんな、今年は夏休み、どのくらい休めたのかしら。
 Tシャツに学生服のズボンを膝までまくり上げ、参考書を広げていた男の子が、下車駅が近づいたらカバンの中から全部ボタンをはめたワイシャツ[ブティック]を取り出し、頭からずぼっ[exclamation]と被って降りていきました。あれ、いつからボタンはまってたのかなあ。
 広島には順調に到着し、せっかくなので少しばかり街歩き[くつ]をすることにしました。

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『ヒロシマの雨はドームの涙』っていう本を昔読んだのを思い出した

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ひろしま美術館で、横須賀美術館で見損なった「せなけいこ」展をやっていました

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なんかこういうのって、得した気分[るんるん]

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子連れのお母さんたちがたくさん見に来ていました


 子供らはうるさかったけれども、まあまあゆっくり見られました。『ねないこだれだ』とか『めがねうさぎ』とか、今見てもいいよなあ、やっぱり。読んだ作品もあり、初めて見る作品もあり。

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せっかくなのでお好み焼きを食べました。美味しいしおなか一杯!

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市電も乗った[るんるん]


 こういう最新鋭の車両とレトロな車両が混在しています。どうせならレトロなのに乗りたかったなあ。最新鋭車両に乗ったら、東南アジアのデパートほども冷房を利かせていました。寒すぎ。[雪]

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広島⇒岡山は新幹線[新幹線]

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岡山からは津山線[電車]に乗り換えます

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津山駅までは結構時間[時計]がかかる

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吉井川を渡って、市街地のほうに歩きます

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作州といえば河童なのか

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見事なシャッター商店街を通り過ぎていくと

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めざす「あけぼの旅館」がありました

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 ブログ「日本ボロ宿紀行」にも登場した、由緒ある旅館です。宿帳の記録を見ると、乃木希典夫妻も泊られたそうな。

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何だろう、このシュールな絵は

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ドアと階段がちょっぴりかかっている。昔の建物にはありがちか

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最近始めたというクラフトビール[ビール]を含め、お夕飯[レストラン]はとても美味しかったです

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古い建物ですが、水回りはきっちりリノベしているので気持ちいい


 と、こうしてようやく最後の宿泊地津山までたどり着きました。
 つづく。
 

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青春18きっぷ2020夏の陣ーその3 温泉津温泉でまったり [旅行]

 翌朝、ちょびっとの期待を込めて、駅まで行ってみました。

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こんな狸型の循環タクシーが出ていて、ゲストハウスから140円で駅まで行けます


 結果として、やはり山陰線は終日運休。なんでだよー[ちっ(怒った顔)]、ちょっと昨夜は大風吹いたけど、今日なんか全然晴れてんじゃんかよー。[むかっ(怒り)]
 ゲストハウスの女主人も心配してきてくれて、今日はもうどうにもならないということで、連泊させていただけることになりました。しかも連泊だと割引付き! まあ助かった。
 こうなれば、温泉津で少しのんびりしましょう。

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町に由緒ありげなお菓子屋さん

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中をのぞくと菓子作りの型が飾ってある


 町並み保存で、古くからの建物がたくさん保存してあるのですが、空き家も多く、また、元の商売はすっかりやめてしまったようなところばかり……裏寂しい感じというか、時が止まったような感じというか。
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後で調べたら、これはツルムラサキでした


 紫の実がついているから、ヨウシュヤマゴボウ(有毒)を観賞用に植えているのかなと思ってしまった。
 どうせ夏休み、何もないところで一日のんびりするのはいいけれど、とにかくここはめし屋[レストラン]がないので困る。
 何とか検索すると、宿から歩いて[くつ]22分[時計]ほどのところに何とか昼飯にありつけるところがあるようなので、炎天下[晴れ]歩き出しました。炎天下といっても、台風[台風]の残り風がちょいとあって、さほどしんどくはありません。

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めし屋へのショートカットの歩道橋

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かなりの年代物で、「このはし渡るべからず」状態

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ひー、こえー[がく~(落胆した顔)]

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こういう店は得てしてたいしたことはないものですが……

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島根和牛焼肉定食(1600円、ご飯お替りし放題)は、大変美味しかった[るんるん]


 おいしかったので、スキップ[るんるん]しながら帰りました。

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途中で見つけた工房。中は見られませんでしたが、石見神楽の面を作っているようです

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温泉津焼き物の里には、立派な登り窯もありました

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そしてこの日はもう一軒の銭湯「薬師湯」へ

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二階に休憩室

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屋上から見た風景


 こちらの薬師の湯[いい気分(温泉)]も、前の晩に入った湯治の湯[いい気分(温泉)]ほどではありませんが、そこそこ熱い[雷]。前日の昼間に見たときは、こんなにガラス戸に破砕防止のテープは貼っていなかったのですが、昨夜の大風[台風]に備えたのか、非常に派手なことになっていました。

 
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コーヒー牛乳売ってたから、飲んだ


 薬師の湯[いい気分(温泉)]と湯治の湯[いい気分(温泉)]は源泉・成分が違うらしいのですが、こちらもいいお湯[いい気分(温泉)]でした。
 この日はたった1軒の居酒屋[家]・路庵もお休みということで、スーパーで簡単なつまみと地酒を買って、宿飲みです。
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スーパーではノドグロが500円を切っているというのに!

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なんかちょっと残念だ

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地酒・開春、美味しかったけど、つまみがしょぼい……


 とにかく、一日足止めを食らったおかげで、すごーくのんびりしてしまいました。たまにはこういうのもいいかも。
 つづく。
 

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青春18きっぷ2020夏の陣ーその2 温泉津温泉で熱湯 [旅行]

 ずっと読めなかった温泉津に到着。駅から荷物[ふくろ]を引きずって12分[時計]ほど歩き[くつ]、宿泊のゲストハウスへ。素泊まりです。

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温泉津駅

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途中、地酒開春の酒蔵がありました

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入り江を通り過ぎてまだしばらく歩きます[くつ]

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ゲストハウス「湯るり」外観。古民家をうまく使っています

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1Fリビング

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キッチンは自炊がちゃんとできるようになっています(しないけど)

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すごくいい感じのお部屋です。くつろげる―[るんるん]


 シャワールームもあるのですが、やっぱり温泉津に来たんだから、温泉[いい気分(温泉)]に入らなくちゃ。

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今日は「湯治の湯」


 熱いよー、と言われていたのですが、本当に熱かった[どんっ(衝撃)]
 海に近いだけあってしょっぱい感じのお湯ですが、浴槽が三つあり、「初心者はこちらにお入りください」と書かれた浴槽は、確かにちょっと入りやすい。そこから、「熱い[雷]」「もっと熱い[雷][雷]」の浴槽に順々に入っていきます。「浸かるのは2分[時計]くらいにしましょう」と書いてあるのですが、とても2分なんて入れません。肩まで浸かって100数えられるかどうか、てな感じ。
 お風呂[いい気分(温泉)]の後は夕飯なのですが、近くに食事[レストラン]のできる場所は1軒だけ、「路庵」というこじゃれた居酒屋しかありません。

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ご当地ビール[ビール]

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ご当地トマト

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熟成カレイのカルパッチョ

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マイカのガーリックホイル焼き


 これくらいでやめておきました。あんまりなー、安くないんだよこの店[ふらふら]。1軒しかないから仕方がないけど。味は決して悪くはないのですが。
 お店もすべて閉まって、おそらく旅行客も少なく、町は真っ暗[夜]です。おとなしく寝ることに。
 翌日は朝7:31の上り線で温泉津を出る予定だったのですが……台風10号[台風]のやつは、確実に近づいていたのでした。
 つづく。
 

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青春18きっぷ2020夏の陣ーその1 とうとう来たぜ石見銀山 [旅行]

これまで経験したことがないような」台風[台風]である10号が九州方面に近づいているというこの時に、遅い夏休みを一週間とってしまいました[たらーっ(汗)]。今回は、青春18きっぷ[電車]など使いつつ、山陰のほうをウロウロしようと思ったわけですが、大丈夫なのかなあ、と早朝に羽田空港に駆け付けると……

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飛行機[飛行機]は難なく定刻通り[時計]離陸[ダッシュ(走り出すさま)](むしろちょっと早いくらい)。混んではいないけど

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順調に到着して

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しまねっこ[黒ハート]のお出迎え

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空港からはバス[バス]に乗り換え、出雲市駅へ

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山陰本線[電車]に乗り換え

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大田市へ

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出雲市に比べても、地味な駅だなあ


 ここからさらに石見交通バス[バス]で30分[時計]ほど。どんどん山の中に入っていくと、石見銀山世界遺産センターがあります。全景を撮るの忘れた[たらーっ(汗)]

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かなり広いエリアが世界遺産になっているようです。銀山とか積出港とか町並とか……

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おおおー[ぴかぴか(新しい)]

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ゆるキャラ「やとちゃん」は、鉱山労働者の持っていたさざえの殻のランプを象っています

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灰吹法」。はい、ここ世界遺産検定試験に出まーす

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こんなに間歩(坑道)を掘ったんだねえ[がく~(落胆した顔)]


 地味ながらよくできた世界遺産センターですが、ここは石見銀山の見どころウォーキングマップからは若干外れた場所にあります。そこで、ここからまたバス[バス]に乗って、大森代官所跡へ。

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もう昼なので、出雲そばを食べて腹ごしらえし、レンタサイクルを借ります


 石見銀山までくると山の中だからか、けっこう涼しい風が吹いていて、自転車をこいでも苦になりません。まあ、大した距離でもないのですが、通り抜けのできる龍源寺間歩の入り口付近までは全行程のぼり[右斜め上](電動自転車を借りてよかった……)。

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間歩入り口手前からは歩き。すごい山の中


 前を歩いているのは、ロシア人のおねえさん。受付では流ちょうな日本語で話し、居留証を見せて外国人割引を受けていました。日本に長いのかもしれませんが、なかなかマニアックなところに来るなあ、と感心。

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環境に配慮した(?)自販機

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龍源寺間歩入り口

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中は狭くて天井も低い。閉所恐怖症の人はダメだろうなあ

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途中こんな横穴がたくさんあります。

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出口。中は気温が10度台で、かなり涼しい! 出たらたちまちレンズが曇りました

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間歩近くにあった民家[家]。すごく大きい[目]んですけど!

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第一町猫発見![目] 今回はなぜかほとんど猫に遭わなかったなあ[バッド(下向き矢印)]

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間歩のあった銀山地区から下っていくと、町並み保存地区があります

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古民家改造パン屋さんの

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イートインでかき氷を食べて、一服


 その後またバス[バス]で大田市に戻り、また山陰本線に乗って、今度は温泉津まで。ここもねー、世界遺産検定の勉強をする前は、「おんせんつ」と読んでました。[ふらふら]
「世界遺産石見銀山とその文化的景観」、確かに見どころはたくさんあると思うのですが、ちょっと全体に地味だなあ。交通の便が悪いのと、実際には広いエリアが認定されていながら、観光資源となる場所はせいぜい3~4キロの通りだけであること。コロナがなければ本当はもっとたくさんの観光客が国内外から押し寄せるのかもしれないのですが。食事できるところも少ないし。
 ただし、景観保護にすごく気を遣っていて、このエリアは住民や路線バス・観光バス以外の自動車の乗り入れを規制していて、今は電気自動車[車(セダン)]みたいなものを実験的に走らせたりもしている。
 お客を呼ぶのと環境保護の両立はたいへんなんだろうな。

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山陰本線


 ここまで極めて順調に、計画通りにやってきたこの度、実はこの温泉津(ゆのつ)についてからが問題だった[がく~(落胆した顔)]のでした……続く。


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旅でまた、2冊 [本]

 浅田次郎『真夜中の喝采』読了。

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 「きんぴか」シリーズの最終章。相変わらず面白いが、最後はちょっとほろ苦さもあった。血まみれのマリアはやっぱり、どこまでもすかっとかっこいいなあ。

 神家正成『桜と日章』読了。

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 なんというか、情報量が多すぎて、あんまりストーリーがまともに頭に入ってこない気がする。警察と自衛隊のバトル的な壮大なテーマを掲げたのはいいけれど……で、シリーズ第三作だったのか、これ。といっても、最初のやつを読もうかなあ、とは思わないけど。


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ピルクラッシャー [猫]

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もぐもぐ(紋) .ぺろぺろ(マ)


 猛暑[晴れ]で食欲が落ち気味[右斜め下]ではありますが、好きなごはん[レストラン]ならまあまあ食べる子たち。
 紋次郎、年齢も高いので毎日セミントラを飲ませて体調管理をしており、これを飲んでいるうちは(若干ムラはあるにせよ)食欲もちゃんとあります。お薬、そろそろ切れるなー、なんて猫マスターに獣医さんに行ってもらったのですが、なんとなんと! コロナの影響か、メーカーで欠品!![がく~(落胆した顔)] びっくりして「セミントラ 欠品」のキーワードで検索すると、いろいろな動物病院が同じ内容を掲載しています。困っちゃうよねえ[ふらふら]
 そこで獣医さんから、同じ成分ということで錠剤を渡されました。でもねえ、紋次郎君、ようやく液状[たらーっ(汗)]の薬を飲めるようになったばかりで、けっこう大きな錠剤を飲むのは厳しい[あせあせ(飛び散る汗)]……
 獣医さんから、すりつぶして水に混ぜるという方法があるよ、と言われました。そこで役立つグッズ「ピルクラッシャー」をAmazonで即買い。猫飼いの方ならすでにご存じなのかもしれませんが、飲みにくい錠剤を砕くためにこういうグッズがあるんですねえ。知らなかった。
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思ったよりも重厚なつくり

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なんかズレたけど、そこが透明なので錠剤のつぶれ具合がわかる

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水に溶いて、シリンジに入れる


 こうして何とか紋次郎に飲ませましたが、ちょっとお水が多すぎて、3回も飲ませたりして……ごめんよ[あせあせ(飛び散る汗)] 若干こぼれましたが、ちゃんと飲んでくれました。やれやれ。

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あれ? 紋次郎君知らない? ライチ
んー、眠い(ラ)

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なんかねえ、ちょっと拗ねてたよ……(ラ)
えー?[目]

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だからって、あんなとこにねえ(ハ)
どこどこ?

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……ふーん、だ[むかっ(怒り)]……(紋)
あ、暑くないのかな



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日本語に住む人 [本]

 温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』読了。

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 生まれ育った環境でバイリンガルとかトライリンガルなんて言う人は、もっと軽やかに多文化を楽しんでいるものかと思ったら、大変な葛藤があるのだな、と気づかされた。台湾語と中国語、そして日本語という関係性の特殊さはあるけれど。この人の小説もちゃんと読んでみたいと思った。


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ナナクロさんの思い出 [猫]

 仕事が一段落ついたので、思い切って午後3時間ほど時間休をとって、蕨へ。

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初めて降りたなー、この駅


 駅[電車]に着く間際に、ガラガラガラッ[雷]と雷が鳴って、とんでもないゲリラ雷雨[雨]に!
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あっという間に街中びっちょびちょ[あせあせ(飛び散る汗)]です


 目的地は駅から徒歩[くつ]6分[時計]の場所だったのですが、小さな折り畳み傘[小雨]をさしていくのはなかなか大変でした。

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ここが目的地、ココシバです(https://cocoshiba.com/


 ここで、ブログ「ぶつぶつ独り言2」に登場していて、先ごろ亡くなった猫・ナナクロちゃんの記念展をやっているというので、お訪ねしてみました。
 ナナクロちゃんは、お外から来た子なのに、本当に生まれついての家猫のように寛いで楽しく[るんるん]暮らしていたのですが、約7か月で突然死してしまいました。
 ちょうどブログ主さんが店番をしていらしたので、少しだけおしゃべりさせていただきました。
 毎日のようにブログで見ていたので、一度も会ったこともない猫ちゃんなのに、なんだかものすごく身近に感じてしまって……悲しかったなあ[もうやだ~(悲しい顔)]

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ビールと腸詰をいただきながら……

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店内の撮影[カメラ]もOKですって

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ウインドウにもいろいろな方の描いたナナクロちゃんがいっぱい


 野良時代の険しい顔をした写真[カメラ]が一枚だけ店内に飾られていましたが、おうち[家]に入ってからは本当に幸せそうにふくふくしていた、ナナクロちゃんでした。
「家[家]に入れた初日でも、ドアを閉めても全然平気だったんです」とブログ主さん。普通なら閉じ込められて、パニックに陥るのでしょうが……本当に、早くおうち[家]に来たかったんだね。夢がかなって、よかったね。

 店を出るときには、もう雨は上がっていました。蕨、初めて来たなあ。昔、知り合いの中国人が住んでいたけど(宮沢賢治の研究家の人でした)、住みよいところって言ってたな。

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く、九龍城か?[がく~(落胆した顔)]

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ゴミ出しのルール違反を戒めるシールが中国語!

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駅近くにすごく昭和な喫茶店


 なかなかいい感じですな、これは。こういうところは街は、飯[レストラン]がうまいに違いない(根拠なし。なんとなくですが)。
 時間があればもう少し歩いて[くつ]みたかったのですが……と、駅に入ったら京浜東北線[電車]が落雷[雷]の影響で止まっていて、えらい目に遭いました。[ふらふら]


タグ: ナナクロ
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