青春18きっぷ2020夏の陣ーその3 温泉津温泉でまったり

　翌朝、ちょびっとの期待を込めて、駅まで行ってみました。

こんな狸型の循環タクシーが出ていて、ゲストハウスから140円で駅まで行けます

　結果として、やはり山陰線は終日運休。なんでだよー、ちょっと昨夜は大風吹いたけど、今日なんか全然晴れてんじゃんかよー。
　ゲストハウスの女主人も心配してきてくれて、今日はもうどうにもならないということで、連泊させていただけることになりました。しかも連泊だと割引付き！　まあ助かった。
　こうなれば、温泉津で少しのんびりしましょう。

町に由緒ありげなお菓子屋さん

中をのぞくと菓子作りの型が飾ってある

　町並み保存で、古くからの建物がたくさん保存してあるのですが、空き家も多く、また、元の商売はすっかりやめてしまったようなところばかり……裏寂しい感じというか、時が止まったような感じというか。

後で調べたら、これはツルムラサキでした

　紫の実がついているから、ヨウシュヤマゴボウ（有毒）を観賞用に植えているのかなと思ってしまった。
　どうせ夏休み、何もないところで一日のんびりするのはいいけれど、とにかくここはめし屋がないので困る。
　何とか検索すると、宿から歩いて22分ほどのところに何とか昼飯にありつけるところがあるようなので、炎天下歩き出しました。炎天下といっても、台風の残り風がちょいとあって、さほどしんどくはありません。

めし屋へのショートカットの歩道橋

かなりの年代物で、「このはし渡るべからず」状態

ひー、こえー

こういう店は得てしてたいしたことはないものですが……

島根和牛焼肉定食（1600円、ご飯お替りし放題）は、大変美味しかった

　おいしかったので、スキップしながら帰りました。

途中で見つけた工房。中は見られませんでしたが、石見神楽の面を作っているようです

温泉津焼き物の里には、立派な登り窯もありました

そしてこの日はもう一軒の銭湯「薬師湯」へ

二階に休憩室

屋上から見た風景

　こちらの薬師の湯も、前の晩に入った湯治の湯ほどではありませんが、そこそこ熱い。前日の昼間に見たときは、こんなにガラス戸に破砕防止のテープは貼っていなかったのですが、昨夜の大風に備えたのか、非常に派手なことになっていました。

　

コーヒー牛乳売ってたから、飲んだ

　薬師の湯と湯治の湯は源泉・成分が違うらしいのですが、こちらもいいお湯でした。
　この日はたった1軒の居酒屋・路庵もお休みということで、スーパーで簡単なつまみと地酒を買って、宿飲みです。

スーパーではノドグロが500円を切っているというのに！

なんかちょっと残念だ

地酒・開春、美味しかったけど、つまみがしょぼい……

　とにかく、一日足止めを食らったおかげで、すごーくのんびりしてしまいました。たまにはこういうのもいいかも。
　つづく。
　

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