冬支度 [猫]
ふう……(ハ)
ハナちゃん、おかきの空き段ボールにみっちりと収まっている
お気づきかとはお思いますが、敷物、今年もそろそろ暖かいのに変えました
まるで猫が増えたような感じですが
ハナちゃん、こんな人用の穴あき座布団に収まってみたりもする……
ちょっと小さいわね(ハ)
籠ベッドも暖かい素材のに変えたら、いきなり大人気
気持ちいいにゃあ(ラ)
ライチ、これを出した途端、入りっぱなしになりました
本当に寒くなったよなあ。台風が来ているときって、雨は仕方ないけど、こんなに気温が低かったっけ。風邪をひかないようにしないとねえ。
悲惨だが [本]
ねじめ正一『認知の母にキッスされ』読了。
かなり多くの人がこの道をたどらなければならないことはわかった、が、うちは幸いここまで大変なことにはならず。読むだに重いけど。
かなり多くの人がこの道をたどらなければならないことはわかった、が、うちは幸いここまで大変なことにはならず。読むだに重いけど。
タグ:認知の母にキッスされ ねじめ正一
涼しいから? [猫]
あれ? ハナちゃんどうしたの?
ちょっと来客中(ハ)
あ……
お邪魔してまーす(紋)
めずらしいじゃん
いやあ、めっきり涼しいもんですから(紋)
かなり寛いでるなあ
いいなあ、ハナ姐さんちにー(ラ)
紋次郎にしては珍しいなあ。いつもは段ボールに入っているのですが、今日は雨が降って気温がぐっと下がったからかな。そろそろ暖かい寝床を出してあげないとね。
面白いけど構成的には? [本]
ブレイディみかこ『女たちのテロル』読了。
日本を代表する女性アナキスト金子文子とアイルランドのサフラジェットにおける武闘派エミリー・デイヴィソンと稀代のスナイパーマーガレット・スキニダー。時代と(というよりも自分自身の生い立ちと)闘った同時代の女性たちを目まぐるしく入れ替わるような書き方で描いていて、面白いと言えば面白い。落ち着かないと言えば落ち着かない。どちらにしろ、この本を読まなかったらよく知らなかった人たちなので、その点は〇。サフラジェットなんていう言葉も知らなかったし。
硬めの文章にところどころ今風の言い回しを使って掴むやり方は面白いが、ちょっと視点がくるくると回りすぎてちょっときつい。映画っぽいのかな。
日本を代表する女性アナキスト金子文子とアイルランドのサフラジェットにおける武闘派エミリー・デイヴィソンと稀代のスナイパーマーガレット・スキニダー。時代と(というよりも自分自身の生い立ちと)闘った同時代の女性たちを目まぐるしく入れ替わるような書き方で描いていて、面白いと言えば面白い。落ち着かないと言えば落ち着かない。どちらにしろ、この本を読まなかったらよく知らなかった人たちなので、その点は〇。サフラジェットなんていう言葉も知らなかったし。
硬めの文章にところどころ今風の言い回しを使って掴むやり方は面白いが、ちょっと視点がくるくると回りすぎてちょっときつい。映画っぽいのかな。
弾丸恐山と……その3 [旅行]
大湊から八戸まで行き、そこで新幹線の指定席を予約。はやぶさで仙台まで、そこからまたやまびこに乗り換えて那須塩原へ。那須塩原からは宇都宮線で黒磯まで。
電話で予約して、地元の乗り合いタクシーの「ゆータク」に乗ります。ほかにお客さんがおらず、悠々と一人で乗り込んで、普通なら3,000円弱かかるところまでなんと200円で行ける。同じような乗り合いタクシーシステムが男鹿にもあったな。いつでも呼べるものではなく、発着時間が決まっているのが玉に瑕ですが、とにかく安くていいねえ。バスより安いのです。「明治の森・黒磯」というところで下車。
私の好きな奈良美智さんの施設ギャラリーです。中はほとんど撮影できるという気前の良さですが、恐山ほど人は来ておらず、ゆったり見られました。
お抹茶の器は、好きな顔を選ばせてくれます。奈良さん、陶器も作っているのか……そういえば、展示にもあったな。
何した人か思い出せず、あとで調べたら、明治・大正期の外交官。この人もチョーシューかい。
この後バスで那須塩原まで戻り、そこからなすの・湘南新宿ラインを乗り継いで帰りました。
弾丸とはいえ、計画通り行きたいところは行けたし、まずまず充実しました。
黒磯は初めて降りたな
駅前にこの9月オープンの図書館がありました。いかにも指定事業者ですが、きれいです
元黒磯銀行の建物を使ったカフェで昼ご飯
スープとサラダがセットで
カフェの名を冠した「カフェ・ド・グランボアライス」を食べました。うまいな、これ
黒磯駅前は、古い建物を利用した感じの良いお店がいくつもできていました
電話で予約して、地元の乗り合いタクシーの「ゆータク」に乗ります。ほかにお客さんがおらず、悠々と一人で乗り込んで、普通なら3,000円弱かかるところまでなんと200円で行ける。同じような乗り合いタクシーシステムが男鹿にもあったな。いつでも呼べるものではなく、発着時間が決まっているのが玉に瑕ですが、とにかく安くていいねえ。バスより安いのです。「明治の森・黒磯」というところで下車。
そこから徒歩約3分? で「N's YARD」に着きました
私の好きな奈良美智さんの施設ギャラリーです。中はほとんど撮影できるという気前の良さですが、恐山ほど人は来ておらず、ゆったり見られました。
入り口を入ると、出迎えてくれるかわいいものたち
好きなレコードコレクションを並べた通路
タワレコのポスター。モデルはのんちゃん
なんか、めちゃくちゃかわいい大泉洋みたいな
大きな作品。なんかじーんとする少女像
な、泣かないで……
ロックな少女
せっかくなので、カフェでお茶
シフォンケーキのジャム添えとお抹茶をいただきました
お抹茶の器は、好きな顔を選ばせてくれます。奈良さん、陶器も作っているのか……そういえば、展示にもあったな。
あ、猫だ
バーバ・パパみたいな
野外彫刻もあります
藤森先生ハウスっぽい
小さなギャラリーですが、再入館もできるし、堪能しました
外には秋の花が咲いています
道の駅 明治の森・黒磯の隣には
青木周蔵の旧別荘があり、内部を公開しているようです(入りませんでしたが)
何した人か思い出せず、あとで調べたら、明治・大正期の外交官。この人もチョーシューかい。
この後バスで那須塩原まで戻り、そこからなすの・湘南新宿ラインを乗り継いで帰りました。
弾丸とはいえ、計画通り行きたいところは行けたし、まずまず充実しました。
お土産、なんか酒のつまみばっかりでした
弾丸恐山と……その2 [旅行]
恐山、けっこう楽しかったりして
またバスで下北駅まで戻ります。よく歩いたし、涼しくてよかったな……なんて喜んでFacebookに上げたら、中学の同級生が、「昔恐山で撮った写真の3割くらいに謎のオレンジ色の光が入っていた」なんて、余計なコメントを……マジかよ。
制服を着た英霊地蔵もありました
お寺の本堂内等は撮影禁止なのですが、そこに飾られていた、信者の人が寄進したいろいろなお人形(リカちゃんみたいなのもあれば博多人形みたいなのもある。花嫁姿とか……)がなんだか恐ろしくも悲しかったです。夭折した子供たちのために備えたのかなあ……寄進者の名前や写真(?)が一緒に添えてあります。
下北からはまた大湊線に乗ります
確かに、てっぺんだよね
駅前のオブジェは夜光ります
宿は駅から1分のビジネスホテル
狭いけど一応Go To対象です
宿には朝食しかつけていなかったので、夜はさっさと飲みに行きます。
こんなのをホテルでいただいたのですが、使える店にはいかなかった
突き出しから美味しくて参った。カニみそ豆腐とイカの味噌マヨ和え
お任せ三点盛り。海峡サーモン、ホタテ、まだ冷凍してないマグロ!
は、早く日本酒頼まなくちゃ! 寒立馬
こーれーはー、うまい!!
ホヤ刺し。これはちょっと外した。宮城のほうがうまい
二杯目の海峡ろまんをいただきながら
このお店のみそ貝焼きは自分で作るのです
しまった、出来上がりを撮らなかった! お店がサービスでご飯とお漬物をくれました。
ところで、大湊は「北の防人」の別称もあり、(お店の人曰く)自衛隊でもっている街だそうで、店内には、
こんなのがいっぱい貼ってあるのですが
コロナ禍のおかげで自衛隊も、3人以上での宴会を禁止されてしまっているらしく、全然お客さんが来なくて、死活問題とのこと。この日も、時間的に割と早かったしお天気も悪かったとはいえ、6時頃から飲んで1時間くらいもいたのですが、ほかにお客は入ってきませんでした。美味しかったんだけどなあ。
いただいたクーポンは、ホテルの売店でパーっと使っちゃいました。1000円ですが。
翌朝のごはん。どれも美味しいけど、普通ならバイキングなんだろうな
朝8時頃の快速しもきたに乗って、大湊の街を後にしました。続く。
おまけ。青い森鉄道のラッピングはかわいい
弾丸恐山と……その1 [旅行]
コロナ禍で足踏みをしていたJRがこの季節になって、臨時の「大人の休日倶楽部パス JR東日本4日間乗り放題 15,270円」を出しました。決して決していろいろな意味で暇ではないのですが、この仙台に行って帰るだけでお得になるというチケットをみすみす見逃すわけにはいかない(年会費は払ってるけどさ)……というわけで、週末に弾丸で出かけることにしました。
金曜日にまず定時退社して、仙台へ。夜は実家に泊まり、翌日早朝墓参りをして、そのままさらに北へ向かう新幹線に乗りました。
そこからは下北交通バスの恐山線に乗り換えです。
恐山線、ワンマンバスなのですが、車内放送で観光ガイドみたいなのが流れて、「子供たちが賽の河原に小さな手で石を積み上げていくと、夜には鬼が壊してしまいます……ひとつ~積んでは~父のため~」なんて言うのですが、この女性のアナウンスが否応なしにも霊場に行く雰囲気を盛り上げる。っていうか、怖いんですけど。
いやあ、おなかが空いていたせいもあって美味しかったと思うのです……「おだしが全然きいていなくて、こんなまずいの食べたことないわ!」という声がどこかから聞こえました。「空耳?」と思っていたら、前の席に座っていた老夫婦のおばあさんのほうが、ドンブリを下げに来たお店の人にもう一度はっきりと言っていました。
あまりのことに、そのおばあさんたちが出て行ってから、ほかのお客さんから「すごいこと言われてましたね」「私は美味しいと思ったんだけど……」とざわざわと声が。お店の人も青ざめた顔をして「こんなの初めてです。たいていは美味しいって言ってもらえるんですが……お口に合わなかったのかしら」と。もしかして、妖怪毒舌婆…… 見た目はごく普通の、地味なおばあさんだったのですが。
ほぼ汁まで完食してしまうと、気を取り直して入山です。入山料は一人500円です。
賽の河原に地蔵がある「地獄」の風景よりも、こういう寺山修司の映画みたいな風景のほうが怖い。なんでかわかりませんが、人の「念」みたいなものを感じるせいでしょうか。
なんで表札を置くんだろう……いくつかこういう昔風の陶製の表札が置かれているのを見つけました。
硫黄が強いので、肌が弱い人は入れないだろうなあ。ちょっとピリッとして、熱めで気持ちいいのですが。
恐山、案外人が出ていました。仙台⇒八戸の新幹線もけっこう満員に近かったし。中高年の山歩きみたいな服装の人が多かったように思いましたが、ここも観光地として結構な賑わいでした。イタコなどがいるのは間もなく行われる大祭の期間中だけのようですが、普通にハイキング的に皆歩き回っています。
お札と太い線香をお土産に買って、またバスで下界に戻りました。
ちょっと写真が多すぎるので、中途半端ですがここで、次に続く。
金曜日にまず定時退社して、仙台へ。夜は実家に泊まり、翌日早朝墓参りをして、そのままさらに北へ向かう新幹線に乗りました。
八戸からは青い森鉄道に乗り継いで
野辺地からはJR大湊線で下北へ
なんてことのない小さな駅ですが
そこからは下北交通バスの恐山線に乗り換えです。
ちょっとうとうとしていたらすごい山の中に
恐山線、ワンマンバスなのですが、車内放送で観光ガイドみたいなのが流れて、「子供たちが賽の河原に小さな手で石を積み上げていくと、夜には鬼が壊してしまいます……ひとつ~積んでは~父のため~」なんて言うのですが、この女性のアナウンスが否応なしにも霊場に行く雰囲気を盛り上げる。っていうか、怖いんですけど。
到着です
到着したのがお昼少し前だったので
入り口わきの食堂で山菜そばをいただきました
いやあ、おなかが空いていたせいもあって美味しかったと思うのです……「おだしが全然きいていなくて、こんなまずいの食べたことないわ!」という声がどこかから聞こえました。「空耳?」と思っていたら、前の席に座っていた老夫婦のおばあさんのほうが、ドンブリを下げに来たお店の人にもう一度はっきりと言っていました。
あまりのことに、そのおばあさんたちが出て行ってから、ほかのお客さんから「すごいこと言われてましたね」「私は美味しいと思ったんだけど……」とざわざわと声が。お店の人も青ざめた顔をして「こんなの初めてです。たいていは美味しいって言ってもらえるんですが……お口に合わなかったのかしら」と。もしかして、妖怪毒舌婆…… 見た目はごく普通の、地味なおばあさんだったのですが。
ほぼ汁まで完食してしまうと、気を取り直して入山です。入山料は一人500円です。
割と唐突に風呂場があるんだよなあ
荒涼たる眺めは、ここが活火山だから
血の池地獄と札が立ってはいるが、赤くはない
木に結ばれた謎の手ぬぐいと履物
これにはおむすびの模型?が括り付けられている
賽の河原に地蔵がある「地獄」の風景よりも、こういう寺山修司の映画みたいな風景のほうが怖い。なんでかわかりませんが、人の「念」みたいなものを感じるせいでしょうか。
例えばこんな大きな八葉地蔵菩薩の像よりも
その足元にある人の名を書いた石や昔の表札のほうが怖い
なんで表札を置くんだろう……いくつかこういう昔風の陶製の表札が置かれているのを見つけました。
宇曽利山湖はカルデラ湖で、岸辺は極楽浜と名付けられています
砂浜に挿された風車のそばには、カラス
心なしか楽しそうですが
噴火記録がないとはいえここは活火山なので
温泉も湧いている。自由に入れるので入りました。気持ちよかったー!
コロナ禍で今年は宿坊は休みだそうですが、温泉は入れます
硫黄が強いので、肌が弱い人は入れないだろうなあ。ちょっとピリッとして、熱めで気持ちいいのですが。
恐山、案外人が出ていました。仙台⇒八戸の新幹線もけっこう満員に近かったし。中高年の山歩きみたいな服装の人が多かったように思いましたが、ここも観光地として結構な賑わいでした。イタコなどがいるのは間もなく行われる大祭の期間中だけのようですが、普通にハイキング的に皆歩き回っています。
お札と太い線香をお土産に買って、またバスで下界に戻りました。
ちょっと写真が多すぎるので、中途半端ですがここで、次に続く。