また出かけちゃった ー鉄印旅行・鹿島臨海鉄道ー [旅行]
さーて、年末です。お風呂掃除もしたし、冷蔵庫の片付けもちょこっとやったし、まあいいかあ、出かけても。東横線、上野東京ライン、常磐線と乗り継いで水戸まで。そこからは……
「天空海」(あくあ)って、ただのキラキラネームじゃなかったのね~。大洗出身だったんだあ。
年末ということで子供連れがたくさん来ていたのですが、きっと例年よりは少ないんだろうなあ。というわけで、あまりストレスなく見学できたと言いたいところですが、しつけの悪いガキが多くてけっこうイラっとした。足ひっかけてやろうかしら。
前はリュウグウノツカイの標本があったと思ったんだけどなあ。今回は見つけられませんでした。
見学を終え、今度は路線バスでひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅へ。
これが光る時間帯までいたいなあ、と思ったのですが、なかなかねえ。
ちょっと時間があったので、駅から徒歩12分程度のおさかな市場のほうまで行ってみました。
買っていきたいものもいろいろあったのですが、さすがに帰りに4時間もかかるから、ちょっとなあ……諦めました。
とてもいい写真がたくさん飾られていました。「猫駅長」として宣伝に使われるのでもなく、駅員・社員でもなく、ただもうみんなにかわいがられる存在だったらしい。なんでも駅長の激務を負わせたくなかったというのがまたいいなあ
あとはまた延々と電車に乗って帰りました。今回は2冊読めたなあ。
家にいると案外本って読めないので、そういう意味でものんびり鉄道旅行は幸せです。次はどこに行こうかなあ。
鹿島臨海鉄道に乗り換えました
降りたのは大洗駅
まずは鉄印ゲット!
ホッキ味噌おにぎりと甘酒で暖まります
ここから巡回バスに乗り換えて
せっかくなので大洗・アクアワールドへ
え? そうだったの?
「天空海」(あくあ)って、ただのキラキラネームじゃなかったのね~。大洗出身だったんだあ。
久々に来たなあ
流行りのクラゲも抑えてるね
大水槽の中身はミズクラゲでしたが
うー、マンボ!
ここはサメが得意なんだよね
こんな顔してかなり恐ろしいハンマーヘッドシャークもいる
まだ名前のない新種のタコだそうですが、どうなっているのか
年末ということで子供連れがたくさん来ていたのですが、きっと例年よりは少ないんだろうなあ。というわけで、あまりストレスなく見学できたと言いたいところですが、しつけの悪いガキが多くてけっこうイラっとした。足ひっかけてやろうかしら。
前はリュウグウノツカイの標本があったと思ったんだけどなあ。今回は見つけられませんでした。
バックヤードツアーもやっているらしい
見学を終え、今度は路線バスでひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅へ。
とても小さな駅ですが
お魚イルミネーションなんかつけている
やっぱ、土地柄アンコウだよね
これが光る時間帯までいたいなあ、と思ったのですが、なかなかねえ。
本数も少ないし
ちょっと時間があったので、駅から徒歩12分程度のおさかな市場のほうまで行ってみました。
すげー、混んでた
買っていきたいものもいろいろあったのですが、さすがに帰りに4時間もかかるから、ちょっとなあ……諦めました。
この辺の道しるべはみんなこんなレタリング。かわいい
駅周りには古い車両や蔵を改造したホールがありました
そして、駅中には
昨年まで駅猫の「おさむくん」というのがいてみんなに親しまれていたそうな
とてもいい写真がたくさん飾られていました。「猫駅長」として宣伝に使われるのでもなく、駅員・社員でもなく、ただもうみんなにかわいがられる存在だったらしい。なんでも駅長の激務を負わせたくなかったというのがまたいいなあ
那珂湊⇒勝田までの電車
一両丸ごとKOMATSUの建機の宣伝になっていました
勝田到着!
あとはまた延々と電車に乗って帰りました。今回は2冊読めたなあ。
家にいると案外本って読めないので、そういう意味でものんびり鉄道旅行は幸せです。次はどこに行こうかなあ。
まつろわぬ民 [本]
高橋克彦『火怨(上・下)』読了。
大長編で、読むのは時間がかかったが、感動。特に、知ってる地名がたくさん出てきているし、トーホグ人として共感する部分が多い。しかし、馬に乗っているにしても、こんなに広範囲を走り回るとは! やっぱなー、都の連中とは仲良くできんわい。
高山羽根子『首里の馬』読了。
まごうかたなき芥川賞のわからなさ。なんなんだろうなあ、この不可解さ。読みやすいのだけれど。
大長編で、読むのは時間がかかったが、感動。特に、知ってる地名がたくさん出てきているし、トーホグ人として共感する部分が多い。しかし、馬に乗っているにしても、こんなに広範囲を走り回るとは! やっぱなー、都の連中とは仲良くできんわい。
高山羽根子『首里の馬』読了。
まごうかたなき芥川賞のわからなさ。なんなんだろうなあ、この不可解さ。読みやすいのだけれど。
いいこだにゃ [猫]
(紋)
お、紋次郎いいところにいるね
アニキ、それいいっすね(ラ) だろう?(紋)
ホームセンターで投げ売りしてたクッションだけどね
このもっちり感、たまんないなあ(紋)
このクッション、早い者勝ち600円で投げ売り状態だったのを買ってきました。低反発っぽくて、確かに寄りかかると気持ちいいのですが、これを買ってきたのにはちょっとした目的があって……
腕編みのクッションカバーをかけたかったのです
使い心地はどうでしょうか
うーん、よけいなことするなと言いたいところですが……(紋)
これはこれでいいかもしれませんね(紋)
やったあ
カバーをかけた当初は「なに?(紋)」みたいな感じで無視されましたが、しばらくしたら元と同じように乗っかってくれました。よかったー。
こんなときに、出かけてすんません ー鉄印旅行・天浜線ー [旅行]
年末も押し迫り、世の中はコロナでうろちょろすんなよ、と言われているのに……でもでも、青春18きっぷの季節なのです。というわけで……
東海道本線を乗り継いで乗り継いで……4時間近くもがんがん乗って、ようやく掛川です。
調べたら、今年のは11月15日で終わっているらしい。ごめん、そんなアートイベント、知りませんでした。どんなんだったんかなあ。で、列車の全面にこんなラッピングをほどこしているものだから……
写真だとひどいのですが、実際にはもう少し外がよく見えます。今どきはこういうラップフィルムがあるんだなあ。
天竜浜名湖鉄道は、全線に及ぶ施設が国の登録有形文化財に指定されている日本の三つの鉄道のうちの一つ(若桜鉄道はまだ行ってけど)。なんとものどかな沿線風景、そしていくつも残る古い駅舎……このフィルムがあると、窓から写真撮れないんだけど
あんなに朝暗いうちから出発しても、青春18きっぷで掛川まで乗って、そこから乗り換えだと、天竜二俣に着くともう11時を過ぎています。まあとりあえず腹ごしらえするか。
天竜二俣には前にはもう一軒素朴なうなぎ屋さんがあったのですが、そこが廃業してしまい、本中清に入ったのは初めてでした。無難に美味しかったです。
そこからてくてく歩きだすと……
中は撮影できなかったのですが、「第3回所蔵品展 秋野不矩・色ふる筆の跡3 ~純潔の赤~」というコレクション展をやっていました。ここの美術館、何がいいって、靴を脱いで上がれて、床に座って作品を鑑賞できるのです。インドっぽくて最高! 決してメジャーな美術館ではありませんが、もう4回目かな、ここ来るの。
ここのは、親切にもスタンプも推せるスペースが空けてある。
なかなかこぎれいな電車でした。新浜松からJRに乗り換え、また長ーい道のりを揺られて帰りました。
これでようやく鉄印は2つ。なんかこういうの、集め始めると気合入っちゃうんだよなあ。天浜線への旅は、絶対に人ごみの多いところへの旅にはならないのですが(失礼)、本当はこんな時に出かけちゃいかんのかなあ。でも、電車空いてて、行きも帰りも全部座れたしなあ。悩みつつも出かけてしまった週末でした。
朝くそ早く出かけたりして
東海道本線を乗り継いで乗り継いで……4時間近くもがんがん乗って、ようやく掛川です。
さあ、天竜浜名湖鉄道に乗り換えだ!
かけがわ茶エンナーレのラッピング列車でした
調べたら、今年のは11月15日で終わっているらしい。ごめん、そんなアートイベント、知りませんでした。どんなんだったんかなあ。で、列車の全面にこんなラッピングをほどこしているものだから……
中からはこんなふうに見えてしまう
写真だとひどいのですが、実際にはもう少し外がよく見えます。今どきはこういうラップフィルムがあるんだなあ。
天竜浜名湖鉄道は、全線に及ぶ施設が国の登録有形文化財に指定されている日本の三つの鉄道のうちの一つ(若桜鉄道はまだ行ってけど)。なんとものどかな沿線風景、そしていくつも残る古い駅舎……このフィルムがあると、窓から写真撮れないんだけど
さて、天竜二俣駅到着
子供が遊べるトロッコ列車とか
古い型の列車の展示があります
あんなに朝暗いうちから出発しても、青春18きっぷで掛川まで乗って、そこから乗り換えだと、天竜二俣に着くともう11時を過ぎています。まあとりあえず腹ごしらえするか。
もとよりお店は少ないのですが、うなぎ屋「本中清」に入りました
うな重、2,400円。美味しかったです
なんでこんなとこに来たのかな
天竜二俣には前にはもう一軒素朴なうなぎ屋さんがあったのですが、そこが廃業してしまい、本中清に入ったのは初めてでした。無難に美味しかったです。
そこからてくてく歩きだすと……
ここは旧ヤオハンデパートだったらしいけど、とっくに閉店していて寂しげ……
天竜二俣に来たら、大好きな秋野不矩美術館には必ず行きます
藤森照信先生の手になる建築です
お茶室が増えてる!
中は撮影できなかったのですが、「第3回所蔵品展 秋野不矩・色ふる筆の跡3 ~純潔の赤~」というコレクション展をやっていました。ここの美術館、何がいいって、靴を脱いで上がれて、床に座って作品を鑑賞できるのです。インドっぽくて最高! 決してメジャーな美術館ではありませんが、もう4回目かな、ここ来るの。
駅ではお約束通り鉄印をいただきました
ここのは、親切にもスタンプも推せるスペースが空けてある。
西鹿島で乗り換えて、今回は初の遠州鉄道も乗りました
なかなかこぎれいな電車でした。新浜松からJRに乗り換え、また長ーい道のりを揺られて帰りました。
浜松の駅前でお土産に買った餃子、猫マスターに焼いてもらいました。
これでようやく鉄印は2つ。なんかこういうの、集め始めると気合入っちゃうんだよなあ。天浜線への旅は、絶対に人ごみの多いところへの旅にはならないのですが(失礼)、本当はこんな時に出かけちゃいかんのかなあ。でも、電車空いてて、行きも帰りも全部座れたしなあ。悩みつつも出かけてしまった週末でした。
ちょっと上向き [本]
アガサ・クリスティ―『終わりなき夜に生まれつく』読了。
ミス・マープルもポワロも出てこないクリスティー。最後のどんでん返しが効いて、さすがと思わせる。謎の北欧の女もいいねえ。
原宏一『ヤッさん』読了。
いつもながら、ありえない人物をありそうに作ってしまえるキャラづくりはすごい。ちょっと予定調和っぽく最後は終わってしまったが、これは続編もあるのね。
西加奈子『こうふくあかの』読了。
前に読んだ『窓の魚』は個人的に期待外れだったが、読みたかった西加奈子はこっち。圧倒的に面白い。言葉のセンスももちろん秀逸。
池井戸潤『下町ロケット』読了。
まあ今更なんですが……でも、これを読む前には映画もドラマも見ないようにしていたので、先入観なしに読めた。面白い!! このスカッとする感じ! 別に歌舞伎役者で固めなくてもいいよね、これは。
ここのところうっすらいまいち作品が続いていたので、盛り返してきたかなーと、うれしい。
ミス・マープルもポワロも出てこないクリスティー。最後のどんでん返しが効いて、さすがと思わせる。謎の北欧の女もいいねえ。
原宏一『ヤッさん』読了。
いつもながら、ありえない人物をありそうに作ってしまえるキャラづくりはすごい。ちょっと予定調和っぽく最後は終わってしまったが、これは続編もあるのね。
西加奈子『こうふくあかの』読了。
前に読んだ『窓の魚』は個人的に期待外れだったが、読みたかった西加奈子はこっち。圧倒的に面白い。言葉のセンスももちろん秀逸。
池井戸潤『下町ロケット』読了。
まあ今更なんですが……でも、これを読む前には映画もドラマも見ないようにしていたので、先入観なしに読めた。面白い!! このスカッとする感じ! 別に歌舞伎役者で固めなくてもいいよね、これは。
ここのところうっすらいまいち作品が続いていたので、盛り返してきたかなーと、うれしい。
暖をとる [猫]
さむうい(ラ)
最近は朝めっきり寒くなってきたので……
(紋)
あー、あったかい(紋)
こたつに加えてガスファンヒーターも出しました
ガスファンヒーターとこたつの蓄熱布団のいいところを両方取り入れる紋次郎。でも……
なぜ君たちはおねえさんのベッドを無視するんだね?
ハナちゃんの籠の下に敷いてあるのはミニホカぺです。
ほろ苦く…… [本]
宮部みゆき『小暮写眞館(下)』読了。
大長編だったが、いろいろな要素が入った、とても良い小説だった。でも、意外と電車の中とかで読んだ方が泣いちゃうんだよな。家で読むと、そうでもない。
西加奈子『窓の魚』読了。
好きな作家には違いないのだが、もっとドライな感じの作品のほうが断然好き。なんというか、若い男女が温泉に行くという内容でありながら、この全体の腐臭を含んだぬるま湯のような不快感は何なんだろうなあ。ちょっと相性悪かった。
岡本綺堂ほか『見た人の怪談集』読了。
なんでこのタイトルなのかなあ。ほんとにみんな、見たの? さすがに泉鏡花のは違うんじゃないの? なんて突っ込みを入れてみたりするが、そんなに怖くはないなあ。どちらかといえばやはり文学の香りが勝っているかも。
大長編だったが、いろいろな要素が入った、とても良い小説だった。でも、意外と電車の中とかで読んだ方が泣いちゃうんだよな。家で読むと、そうでもない。
西加奈子『窓の魚』読了。
好きな作家には違いないのだが、もっとドライな感じの作品のほうが断然好き。なんというか、若い男女が温泉に行くという内容でありながら、この全体の腐臭を含んだぬるま湯のような不快感は何なんだろうなあ。ちょっと相性悪かった。
岡本綺堂ほか『見た人の怪談集』読了。
なんでこのタイトルなのかなあ。ほんとにみんな、見たの? さすがに泉鏡花のは違うんじゃないの? なんて突っ込みを入れてみたりするが、そんなに怖くはないなあ。どちらかといえばやはり文学の香りが勝っているかも。
こたつがライバル [猫]
さて、せっかくライチが入ってくれたおねえさんのお手製猫ベッドですが、こたつを出した途端に……
まあ、そうだよね……その使い方はちょっと違ってるけどね。ところで、だれか中でゲロったよね……別にいいけどさ。
つれない……猫ベッドを編める糸、まだ余ってるんだけどなあ。
チランジア・コットンキャンディの花が咲きました。派手な花茎が出た割には、花苞は可憐なものだな。
あー、猫ベッドね(ラ)
こたつにはかにゃわにゃいよ(ラ)
まあ、そうだよね……その使い方はちょっと違ってるけどね。ところで、だれか中でゲロったよね……別にいいけどさ。
猫にモテモテの猫マスターには嘲笑されそうですが、悔しい
高いところも暖かいよ(ラ)
そんなところに行っちゃいますか
つれない……猫ベッドを編める糸、まだ余ってるんだけどなあ。
おまけ
なんだかちっとも花にピントが合いませんが
チランジア・コットンキャンディの花が咲きました。派手な花茎が出た割には、花苞は可憐なものだな。
早めのお誕生日祝いとちょっとうれしかったこと [猫]
この土日、ちょっと早いのですがおねえさんのお誕生日のお祝いで猫マスターがイタリアンレストランに連れて行ってくれました。
まー、どれもおいしかったのですが、スパークリングを三杯くらい飲んだ後に赤ワインをまたがばがば飲んだので、デザートとかチーズ盛り合わせとかそういうのの写真が残っていません。へろへろ帰りました。ご馳走様!!
最近は年をとっても何にもうれしくはないのですが、年末の楽しい恒例行事です。また、12月は誕生月の健康診断があるので、そのために付け焼刃で節制して、それが終わった後の解放感で飲みまくりの食いまくりというのもありますが(体に悪いなあ)
確かにこの辺りにきれいな黒三毛ちゃんがいて、とても人懐こく、道行く人にかわいがられて、ご飯ももらっていました。面倒を見てくれた餌やりさんが心配するといけないので、ここに貼っていってくれたんでしょうね。
なんか、うれしくて、ちょっと泣ける。
当然の飲み放題。まずはスパークリングワインで乾杯
前菜
ポテトとベーコンにラクレットチーズをぶっかけるやつ
魚介のお料理をコースに追加!
メインのお肉!!
まー、どれもおいしかったのですが、スパークリングを三杯くらい飲んだ後に赤ワインをまたがばがば飲んだので、デザートとかチーズ盛り合わせとかそういうのの写真が残っていません。へろへろ帰りました。ご馳走様!!
最近は年をとっても何にもうれしくはないのですが、年末の楽しい恒例行事です。また、12月は誕生月の健康診断があるので、そのために付け焼刃で節制して、それが終わった後の解放感で飲みまくりの食いまくりというのもありますが(体に悪いなあ)
おまけ
ごちそうを食べに行く前に近所の川べりをお散歩していたら、こんなお手紙がありました。
よかったねえ、三毛ちゃん
確かにこの辺りにきれいな黒三毛ちゃんがいて、とても人懐こく、道行く人にかわいがられて、ご飯ももらっていました。面倒を見てくれた餌やりさんが心配するといけないので、ここに貼っていってくれたんでしょうね。
なんか、うれしくて、ちょっと泣ける。
んん? のミステリとミステリじゃなかった小説 [本]
芦辺拓『鶴屋南北の殺人』読了。
なんだろうなあ、ようやく読んだが、なんだかよくわからない。本格だし、歌舞伎好きの人ならうんうん、わかるわかる、って感じなのかなあ。ちょっとなんだか楽しめず。
アガサ・クリスティー『春にして君を離れ』読了。
クリスティーがメアリ・ウェストマスコット名義で書いた小説で、全然人が死なないのでびっくり。ミステリではない。が、人の心理をよく書いたさすがの小説。毒親って昔からいたんだなあ。で、そういう人は気の毒ながら自分の独善性に気づかずに終わってしまう。
それにしても、昔のイギリスの女性は(もちろん身分の高い人たちだけれど)、本当によく旅をするなあ。一人でバグダッドとかいろいろ行っても全然平気なのね。植民地に出かけるって、そういう感じなのかしら。
なんだろうなあ、ようやく読んだが、なんだかよくわからない。本格だし、歌舞伎好きの人ならうんうん、わかるわかる、って感じなのかなあ。ちょっとなんだか楽しめず。
アガサ・クリスティー『春にして君を離れ』読了。
クリスティーがメアリ・ウェストマスコット名義で書いた小説で、全然人が死なないのでびっくり。ミステリではない。が、人の心理をよく書いたさすがの小説。毒親って昔からいたんだなあ。で、そういう人は気の毒ながら自分の独善性に気づかずに終わってしまう。
それにしても、昔のイギリスの女性は(もちろん身分の高い人たちだけれど)、本当によく旅をするなあ。一人でバグダッドとかいろいろ行っても全然平気なのね。植民地に出かけるって、そういう感じなのかしら。