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こんなときに、出かけてすんません ー鉄印旅行・天浜線ー [旅行]

 年末も押し迫り、世の中はコロナでうろちょろすんなよ、と言われているのに……でもでも、青春18きっぷ[電車]の季節なのです。というわけで……

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朝くそ早く出かけたりして


 東海道本線[電車]を乗り継いで[電車]乗り継いで[電車]……4時間[時計]近くもがんがん乗って、ようやく掛川です。

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さあ、天竜浜名湖鉄道に乗り換えだ!

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かけがわ茶エンナーレのラッピング列車でした


 調べたら、今年のは11月15日で終わっているらしい。ごめん、そんなアートイベント、知りませんでした。どんなんだったんかなあ。で、列車の全面にこんなラッピングをほどこしているものだから……

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中からはこんなふうに見えてしまう


 写真[カメラ]だとひどいのですが、実際にはもう少し外がよく見えます[目]。今どきはこういうラップフィルムがあるんだなあ。
 天竜浜名湖鉄道[電車]は、全線に及ぶ施設が国の登録有形文化財に指定されている日本の三つの鉄道のうちの一つ(若桜鉄道はまだ行ってけど)。なんとものどかな沿線風景、そしていくつも残る古い駅舎……このフィルムがあると、窓から写真[カメラ]撮れないんだけど[ふらふら]

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さて、天竜二俣駅到着

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子供が遊べるトロッコ列車とか

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古い型の列車の展示があります

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 あんなに朝暗い[夜]うちから出発しても、青春18きっぷで掛川まで乗って[電車]、そこから乗り換えだと、天竜二俣に着くともう11時[時計]を過ぎています。まあとりあえず腹ごしらえするか。

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もとよりお店は少ないのですが、うなぎ屋「本中清」に入りました

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うな重、2,400円。美味しかったです

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なんでこんなとこに来たのかな


 天竜二俣には前にはもう一軒素朴なうなぎ屋さんがあったのですが、そこが廃業してしまい、本中清に入ったのは初めてでした。無難に美味しかったです。
 そこからてくてく歩きだす[くつ]と……

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ここは旧ヤオハンデパートだったらしいけど、とっくに閉店していて寂しげ……

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天竜二俣に来たら、大好きな秋野不矩美術館には必ず行きます

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藤森照信先生の手になる建築です

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お茶室が増えてる!


 中は撮影できなかったのですが、「第3回所蔵品展 秋野不矩・色ふる筆の跡3 ~純潔の~」というコレクション展をやっていました。ここの美術館、何がいいって、靴[くつ]を脱いで上がれて、床に座って作品を鑑賞できるのです。インドっぽくて最高! 決してメジャーな美術館ではありませんが、もう4回目かな、ここ来るの。

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駅ではお約束通り鉄印をいただきました


 ここのは、親切にもスタンプも推せるスペースが空けてある。

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西鹿島で乗り換えて、今回は初の遠州鉄道も乗りました


 なかなかこぎれいな電車でした。新浜松からJRに乗り換え、また長ーい道のりを揺られて帰りました。

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浜松の駅前でお土産に買った餃子、猫マスターに焼いてもらいました。


 これでようやく鉄印は2つ。なんかこういうの、集め始めると気合[雷]入っちゃうんだよなあ。天浜線[電車]への旅は、絶対に人ごみの多いところへの旅にはならないのですが(失礼)、本当はこんな時に出かけちゃいかんのかなあ。でも、電車空いてて、行きも帰りも全部座れたしなあ。悩みつつも出かけてしまった週末でした。


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ちょっと上向き [本]

 アガサ・クリスティ―『終わりなき夜に生まれつく』読了。

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 ミス・マープルもポワロも出てこないクリスティー。最後のどんでん返しが効いて、さすがと思わせる。謎の北欧の女もいいねえ。

 原宏一『ヤッさん』読了。

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 いつもながら、ありえない人物をありそうに作ってしまえるキャラづくりはすごい。ちょっと予定調和っぽく最後は終わってしまったが、これは続編もあるのね。

 西加奈子『こうふくあかの』読了。

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 前に読んだ『窓の魚』は個人的に期待外れだったが、読みたかった西加奈子はこっち。圧倒的に面白い。言葉のセンスももちろん秀逸。

 池井戸潤『下町ロケット』読了。

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 まあ今更なんですが……でも、これを読む前には映画もドラマも見ないようにしていたので、先入観なしに読めた。面白い!! このスカッとする感じ! 別に歌舞伎役者で固めなくてもいいよね、これは。

 ここのところうっすらいまいち作品が続いていたので、盛り返してきたかなーと、うれしい。


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