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外省人の悲哀 [本]

 エドワード・ケアリー『望楼館追想』読了。

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 同作家の『おちび』がめちゃめちゃ面白かったので、期待したんだけどなあ。長い割に、何が面白いのかすごいのか、もうひとつわからず終わってしまいました。

 龍應台『父を見送る』読了。

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 いかにもインテリの描いた文章という感は否めないが、ベストセラー作家のものだという。外省人の両親の悲哀、そして年老いていく親たちの姿……。派手さはないが、どんどん読めてしまう。作者は台湾では不動のベストセラー作家だというが、読んでないなあ。

 垣根涼介『クレイジーヘヴン』読了。

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 ピカレスクロマン。主人公の設定がちょっと意外性があるかも。疾走感あり、一気に読めて面白かった。たまにこういうスカッとするピカレスクもいいよなーと思った。


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