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16歳 ーさようなら、紋次郎ー [猫]

 9月9日18時頃、猫村紋次郎さんが亡くなりました。16歳でした。
 前の日からかなり具合が悪くて、ふらふらしていたのですが、それでもベッドに飛び乗ってきて一緒に寝たりなどはしていました。それが9日は朝からかなりぐったりしていたので、おねえさん、出社[ビル]は午前中で切り上げて、午後からはテレワークにしました。
 オンラインの会議2本は、背景をごまかして廊下にPCを持っていって、くたっとしたまま息をしている紋次郎の姿が見えるようにして参加。
 会議が終わって、PCで打刻すると、それを待っていたかのように紋次郎の息遣いが少し変わってきました。
 同じく在宅[家]でずーっと勤務している猫マスターと二人が見守る中、最後に6~7回、大きく「かはーっ」という感じの息をして、紋次郎の時間[時計]は止まってしまいました。
 紋次郎、昨年4月の記事の「うちの猫物語―――紋次郎のこと」でも紹介しましたが、北越谷から義理の母の故・福ちゃんと一緒に、猫マスターの運転するチェロキーに揺られてやってきました。2009年のことでした。この二匹が家にやってきて猫6匹になったのが、6猫日記のスタートでしたから。

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記念すべき1枚目の写真[カメラ]

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福ちゃんにはとても親孝行

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親……孝行

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つぶれてるよね……[たらーっ(汗)]

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顎の黒いところがとてもチャーミング[かわいい](親バカ)

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赤いボールに夢中だった時期も

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故・ココアちゃんと故・モモ姐さんに挟まれて。やっぱ、でかいな


 体格も毛並みもよかった紋次郎ですが、口内炎[どんっ(衝撃)]がひどくなって、2017年1月にはついに全抜歯。あの時は、お口が痛くて本当に何も食べなくなっちゃって、毎日おねえさんが手のひらにモンプチビーフを盛り付け、紋次郎とふたり、寝室で格闘[パンチ]したものです。そうすると、シリンジによる強制給餌ではないけれども、紋次郎も「そんなに言うなら食べます。食べればいいんでしょ!?[もうやだ~(悲しい顔)]」とばかりに、根負けして口をつけてくれるのでした。それでも嬉しかったんだよ、おねえさんは。

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ちゃんと栄養を摂っていれば、毛並みつやつや[ぴかぴか(新しい)]のハンサムボーイ

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うちでは一番体格がよかったのですが

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年齢とともに腎臓の数値が悪く[右斜め下]なって、だいぶ痩せました

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ご飯は食べていたんだけど、太れなくなっちゃったねえ

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それでもしっぽで遊んであげたり

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亡くなる直前まで、子猫の相手も嫌がりませんでした


 入院先ではご飯[レストラン]が食べられないくらいビビって[がく~(落胆した顔)]いるくせに、家[家]にいると、人間の来客など気にも留めない紋次郎。誰にでもやさしくて本当にいい子でした。亡くなる時は、福義母さんがお迎えに来たかな? それとも、お兄ちゃんのしっぽで遊び足りなかったみかんちゃんも一緒にくっついてきたかな? 
 腎臓の数値が悪く、自宅での輸液[たらーっ(汗)]も一度試みましたが、あまり好転せず。ですが、ひどく苦しんだり痛かったりという様子もなく、ある意味大往生かなあ、と自分を慰めています。紋次郎、3歳でうちに来て、私の川崎のマンション[ビル]時代を知る唯一の猫となっていたのですが、とうとう亡くなってしまいました。
 紋次郎、子猫時代はかわいかったんだろうな。今となっては、まだ出会っていない3年間(きっと北越谷の故・おかあさんのもとで大事に育てられていたんだろうな)が惜しまれるような……優しくてかっこいい[ぴかぴか(新しい)]紋次郎、とりあえず、一時はさようなら。またきっと、どこかで(あの世かこの世かわからないけど)会えると思います。

※お花の類のお志は、ぜひほかの猫ちゃんの幸せのために役立ててください。


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