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また、絵本やら [本]

 谷川俊太郎 (著), 松本大洋 (イラスト), 糸井重里 (監修)『かないくん』読了。

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 これも月刊MOE「怖い絵本」特集から。松本大洋ってこんな絵も描くんだな、何でもできるのだ、と感心。内容は、別に怖くはない。が、谷川俊太郎なので、一筋縄ではいかない。ちゃんとしたメッセージが読み取れているのかどうか、自分でも自信ない。何となく最後は力づけられる感じはするけれども。

 ショーン・タン『セミ』読了。

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 これも同上。虫嫌いの人は、この本、見られないだろうなあ、と思う。こちらはある意味、怖い。が、これもおそらく子供が読んでもよくわからないし、親はこれを読ませたいと思うかどうかわからない。

 増山実『ジュリーの世界』読了。

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 京都に実在した「河原町のジュリー」を題材に取った小説。別に彼の過去をほじくるとかそういうことではない。ちょっと横浜のメリーさんと同じような感じで、ある意味ノスタルジック。何となく面白かった。が、ジュリーのビジュアルはどうしてもグレゴリ青山さんの絵が頭にこびりついている。

 伊岡瞬『145gの孤独』読了。

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 以前読んだ『悪寒』に比べると圧倒的に面白くなかった。主人公のキャラに感情移入できないからかな、単純に。最後もなんか「え? なんで?」という感じで終わってしまった。結構長編なのに。


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