帰国子女 [本]
一木けい『9月9日9時9分』読了。
女のためのR-18賞出身者の作品はたいてい面白い、と思っていて、この人の本も確かに面白い。帰国子女の主人公、東南アジアルーツを持って、逆境に負けず強く生きている友達、DV衝動を止められない男……小説としては面白く読んだけれど、この主人公の姉の夫(元夫になるけれども)だけは、許せない気持ちでいっぱいになった。バーカ、バーカ。
池井戸潤『ノーサイド・ゲーム』読了。
先にドラマを見てしまったので、なんか大泉洋と郭の息子の顔ばかりがちらついてしまうが、王道の面白さ。企業のスポーツクラブって、どんなに強くても本業が傾けば捨てられるものだし、そのほかにも社内の(逆?)出世ゲームの道具となったりしていろいろな側面が垣間見えて面白い。ワールドカップラグビーがなければ、なかなか本を読んだだけでは 場面のイメージがつきづらかったと思うが、そういう意味でもタイムリー。安心の定番エンタテインメント。
女のためのR-18賞出身者の作品はたいてい面白い、と思っていて、この人の本も確かに面白い。帰国子女の主人公、東南アジアルーツを持って、逆境に負けず強く生きている友達、DV衝動を止められない男……小説としては面白く読んだけれど、この主人公の姉の夫(元夫になるけれども)だけは、許せない気持ちでいっぱいになった。バーカ、バーカ。
池井戸潤『ノーサイド・ゲーム』読了。
先にドラマを見てしまったので、なんか大泉洋と郭の息子の顔ばかりがちらついてしまうが、王道の面白さ。企業のスポーツクラブって、どんなに強くても本業が傾けば捨てられるものだし、そのほかにも社内の(逆?)出世ゲームの道具となったりしていろいろな側面が垣間見えて面白い。ワールドカップラグビーがなければ、なかなか本を読んだだけでは 場面のイメージがつきづらかったと思うが、そういう意味でもタイムリー。安心の定番エンタテインメント。