出張崩れの京都行 ーその2ー [旅行]
翌朝は7時半から朝食でした。
この味付けに慣れ切っちゃった彼女は、取材で築地で卵焼きを食べたら思わず「甘!」と口走ってしまい、「お客さん、関西の人?」と言われたそうな。
この日は朝早く出て、京都駅からJR琵琶湖線、草津線と乗り継ぎます。
信楽、大きな町ではありませんが、アップダウンがかなりあるうえ、あまり時間もないので電動アシスト付の自転車を借りました。
気に入った作品を少し買って、送ってもらうことにしました。割れちゃうと嫌だし、今回リュック一丁だったから、重いしね。
お昼時なので、食べるところを探したのですが、
歯ごたえもあって、とても美味しい鰻でした。たれもたっぷり。国産ウナギ、ギリギリの価格で出してます、ということでした。お菓子も美味しかったので、こんなの買っちゃった。
駅に戻って、また信楽高原鉄道⇒草津線⇒琵琶湖線と乗り継いで、京都から新幹線で戻りました。
一度帰宅後、合気道の集まりに3時間も遅れて行ったのですが、その時には一軒の店でねばっていたほぼ全員がゾンビとなっていました。しかも店の安い日本酒を全部飲み切ったって……ばかやろう。しょうがないからビールと焼酎の水割りを飲もうかと思ったら、みんな酔っぱらって人の酒を飲んでいやがる……コロナ感染は減っていますが、決して褒められた飲み会じゃないなあ。
と、最後にはやはり狂ったような飲み会になってしまいましたが、京都のお宿&信楽高原鐡道鉄印旅、これで終了です。
今回はなるべく荷物を減らしたくて、カメラをもっていきませんでした。携帯で撮ると、どうも雑になっちゃうなあ、と反省。
こんなきれいなお庭の見える席で食べられます
ま、こんな感じで
女将の著書でも紹介してあった、京都ならコレ、の「だし巻き」
この味付けに慣れ切っちゃった彼女は、取材で築地で卵焼きを食べたら思わず「甘!」と口走ってしまい、「お客さん、関西の人?」と言われたそうな。
この日は朝早く出て、京都駅からJR琵琶湖線、草津線と乗り継ぎます。
草津線、渋いな
着いたのは貴生川駅
お!
おお!
ここは甲賀忍者の里でもあり、狸の里でもあり……
さあ、ここからは信楽高原鐡道に乗車!
終点は信楽駅。なんかこんな車が飾ってあった
まず鉄印をゲットして外に出ると
巨大狸がちゃんとマスクをしていた
信楽、大きな町ではありませんが、アップダウンがかなりあるうえ、あまり時間もないので電動アシスト付の自転車を借りました。
あー、この朝ドラも見なかったなあ
大きな登り窯が突然あったりする
カラオケ狸……
仏様なのかロッカーなのか
「ほうざん」という窯元に入ってみました
狸の祈りは何でしょう
気に入った作品を少し買って、送ってもらうことにしました。割れちゃうと嫌だし、今回リュック一丁だったから、重いしね。
お昼時なので、食べるところを探したのですが、
この巨大狸がそのまま店になっているうどん屋は満員
その近くにこんなのがあったので、買いました
焼き上がりを待つ間、お茶とお菓子をくださいました。美味し!
鰻弁当。少なく見えますが、ウナギ、でかいんです
歯ごたえもあって、とても美味しい鰻でした。たれもたっぷり。国産ウナギ、ギリギリの価格で出してます、ということでした。お菓子も美味しかったので、こんなの買っちゃった。
ピントが合いませんでした……狸最中
駅に戻って、また信楽高原鉄道⇒草津線⇒琵琶湖線と乗り継いで、京都から新幹線で戻りました。
次に来たら忍者関係も攻めてみたいなあ
また来てね~!!(狸)
一度帰宅後、合気道の集まりに3時間も遅れて行ったのですが、その時には一軒の店でねばっていたほぼ全員がゾンビとなっていました。しかも店の安い日本酒を全部飲み切ったって……ばかやろう。しょうがないからビールと焼酎の水割りを飲もうかと思ったら、みんな酔っぱらって人の酒を飲んでいやがる……コロナ感染は減っていますが、決して褒められた飲み会じゃないなあ。
と、最後にはやはり狂ったような飲み会になってしまいましたが、京都のお宿&信楽高原鐡道鉄印旅、これで終了です。
窯元で買った片口・ぐい飲みと猫ちゃん
だって海ちゃんに似てたんだもん
そうでちか?(海)
今回はなるべく荷物を減らしたくて、カメラをもっていきませんでした。携帯で撮ると、どうも雑になっちゃうなあ、と反省。
家族の形 [本]
佐川光晴『あたらしい家族』読了。
『おれのおばさん』系列につながる作品だと思うが、とうとう主人公にも転機が訪れたようだ。が、むしろ新たに家族に取り込まれる人のほうが人生激変だろうな。面白いがちょっと辛くなる。このシリーズ以外、この人の本は読んでいないけれども、このシリーズだけでもかなり個性的。
『おれのおばさん』系列につながる作品だと思うが、とうとう主人公にも転機が訪れたようだ。が、むしろ新たに家族に取り込まれる人のほうが人生激変だろうな。面白いがちょっと辛くなる。このシリーズ以外、この人の本は読んでいないけれども、このシリーズだけでもかなり個性的。
出張崩れの京都行 ーその1ー [旅行]
なんかもう出かけてばかりですが、本来11月4日~5日は京都への接待出張のはずでした。が、5日の早朝に仕事が入ったため、私は京都行きはなしに……まあ、いいんだけどね、今回外国人のお客様はいないし。
しかし、5日の夜は出張の後に寄るつもりで、大学時代の同期がやとわれ女将をやっている宿に予約を入れてしまっていたのでした。コロナ禍で大変だった時のお助けクラウドファンディングに参加したので、ずいぶんと割引してくれるっていうし……というわけで、せっかくなので5日の仕事の後に午後休をとって、やはり京都に行くことにしました。
なんと、大爆睡して目覚めると、「次は、新大阪、新大阪」と車内アナウンス。見事に京都を乗り過ごしました。そのまましれっと向かい側のホームののぞみに乗り換えて京都に戻りましたが、到着は15時を回ってしまいました。
17時に宿に着くと約束していたので、ちょっと中途半端。鉄博は見ちゃったので、前にスルーした京都水族館を覗くことにしました。
平日の水族館なんて全然お客さんがいないのかと思ったら、カップルだらけでした。
大きさが半端なせいか、海ちゃんにはあまりウケませんでした。
そして、いよいよお宿へ。
40過ぎの台湾人男性が受付してくれたのですが、ちょっとたどたどしすぎるぞ! てっきり研修中の若い衆かと思ったよ。コロナで休業している間にちゃんと勉強せずに韓流ドラマばっかり見ていたから日本語がポンコツになった! とは、雇われ女将の談。
確かに何を食べても美味しいお店でした。旅館のオーナーも近くにお住まいらしく、あとでご家族で入ってこられました。
飲んで盛り上がった話の内容はといえば、卒業後公務員になって、高校時代の同級生と結婚して、一男一女をもうけて、男の子は公立、女の子はお受験をさせて……という、至極まっとうに生きている同期をこき下ろすというヒドイもの。学生時代は研究室の片付けをきちんとやってくれたり、名簿を整理してイベントの企画周知をしっかりやってくれるなど、私たち二人とも昔からすごーくお世話になっているにもかかわらず……「あいつなあ、なーんか面白みがない」「ちょっとくらい足を踏み外すことはないのか」「教えてもらった韓国映画が面白くなかった……」などと、最初に「いい意味で」をつけての悪口のオンパレード! 結局、自分には真似のできない生き方だったことが、いい加減この年齢になるとわかるわけで。
3時間以上もそんな話をして、お開きに。お店のお料理は確かにどれも美味しくて、どんどんほかのお客も入ってきたしね。あー、面白かった!
京都、東京の緊急事態宣言があけて人は増えてきましたが、インバウンドはまだしばらく期待できないし、もうちょっと踏ん張らないといけないそうです。
次回は、悪口言ったやつなんかも含めて、みんなで泊まりに来れるといいね、なんて言って別れました。
宿に戻って、タダ券と貸し出しお風呂セットをもって銭湯へ。いいお湯でした。
翌日に続く。
しかし、5日の夜は出張の後に寄るつもりで、大学時代の同期がやとわれ女将をやっている宿に予約を入れてしまっていたのでした。コロナ禍で大変だった時のお助けクラウドファンディングに参加したので、ずいぶんと割引してくれるっていうし……というわけで、せっかくなので5日の仕事の後に午後休をとって、やはり京都に行くことにしました。
昼過ぎの新幹線で東京を出ましたが……
なんと、大爆睡して目覚めると、「次は、新大阪、新大阪」と車内アナウンス。見事に京都を乗り過ごしました。そのまましれっと向かい側のホームののぞみに乗り換えて京都に戻りましたが、到着は15時を回ってしまいました。
17時に宿に着くと約束していたので、ちょっと中途半端。鉄博は見ちゃったので、前にスルーした京都水族館を覗くことにしました。
入り口にはこんな看板が
いきなりの大水槽にはオオサンショウウオ
ほ、骨の髄まで……
京都水族館、ここまでオオサンショウウオ推しとは!
お決まりの大水槽もありますが
ここでもクラゲは大人気でした
研究レポートの誤字はみっともねえな(奪闘⇒奮闘)
いくつかこういう魚の擬態等の実験水槽があったのが面白かった
平日の水族館なんて全然お客さんがいないのかと思ったら、カップルだらけでした。
お土産はサンショウウオのミニぬいぐるみ
ちょっと寸詰まりですが
大きさが半端なせいか、海ちゃんにはあまりウケませんでした。
そして、いよいよお宿へ。
堀川五条にあります(ほかにも一か所あるけど)
はす向かいは銭湯という絶好のロケーション
いいいじゃん、暖簾
お茶にお菓子なんかいただきながら宿帳を書き、説明を受けます
40過ぎの台湾人男性が受付してくれたのですが、ちょっとたどたどしすぎるぞ! てっきり研修中の若い衆かと思ったよ。コロナで休業している間にちゃんと勉強せずに韓流ドラマばっかり見ていたから日本語がポンコツになった! とは、雇われ女将の談。
部屋はとてもきれいです
バストイレは部屋にありますが、おススメはやはり銭湯。タダ券をくれます
布団は最近自分で敷く人が多いんだって
お部屋の前まで畳敷きです。清潔な印象!
美味しいおでん屋さんに連れて行ってもらったのですが、肝心のおでんの写真を忘れた
確かに何を食べても美味しいお店でした。旅館のオーナーも近くにお住まいらしく、あとでご家族で入ってこられました。
飲んで盛り上がった話の内容はといえば、卒業後公務員になって、高校時代の同級生と結婚して、一男一女をもうけて、男の子は公立、女の子はお受験をさせて……という、至極まっとうに生きている同期をこき下ろすというヒドイもの。学生時代は研究室の片付けをきちんとやってくれたり、名簿を整理してイベントの企画周知をしっかりやってくれるなど、私たち二人とも昔からすごーくお世話になっているにもかかわらず……「あいつなあ、なーんか面白みがない」「ちょっとくらい足を踏み外すことはないのか」「教えてもらった韓国映画が面白くなかった……」などと、最初に「いい意味で」をつけての悪口のオンパレード! 結局、自分には真似のできない生き方だったことが、いい加減この年齢になるとわかるわけで。
3時間以上もそんな話をして、お開きに。お店のお料理は確かにどれも美味しくて、どんどんほかのお客も入ってきたしね。あー、面白かった!
京都、東京の緊急事態宣言があけて人は増えてきましたが、インバウンドはまだしばらく期待できないし、もうちょっと踏ん張らないといけないそうです。
次回は、悪口言ったやつなんかも含めて、みんなで泊まりに来れるといいね、なんて言って別れました。
宿に戻って、タダ券と貸し出しお風呂セットをもって銭湯へ。いいお湯でした。
翌日に続く。
冬支度 [猫]
あれ? ここに入っているのは……
海ちゃんだ!
あったかいでち(海)
なんだか本当のきょうだいみたいだね
少々気温が低くなってきて、昨年私がスヌードのつもり編んで猫ベッドに転用したのを使ってくれるようになりました。もう冬だね。
新境地? それとも [本]
朝井リョウ『どうしても生きてる』読了。
なんとも重苦しい短編集。辛い話が多かったが、なんとなく楽しく若い人の小説を書いている作者という変な思い込みがあったせいもあるかな。すでに中堅で重厚な話を書いている人なのに。ただ、重いし辛すぎる部分あり。
益田ミリ『言えないコトバ』読了。
共感できる部分がないとは決して言えないし、あーねー、とは思うけれど、こんなにびくびくして言葉を使ってはいないなあ、自分、と思った。確かに何となくすっと口に出しづらい言葉はあるけれど、それだけを並べて本にしちゃうと、なんとなくビビり症な感じがしてしまう。これはやはり連載などで少しずつ読むべきなのかな。
なんとも重苦しい短編集。辛い話が多かったが、なんとなく楽しく若い人の小説を書いている作者という変な思い込みがあったせいもあるかな。すでに中堅で重厚な話を書いている人なのに。ただ、重いし辛すぎる部分あり。
益田ミリ『言えないコトバ』読了。
共感できる部分がないとは決して言えないし、あーねー、とは思うけれど、こんなにびくびくして言葉を使ってはいないなあ、自分、と思った。確かに何となくすっと口に出しづらい言葉はあるけれど、それだけを並べて本にしちゃうと、なんとなくビビり症な感じがしてしまう。これはやはり連載などで少しずつ読むべきなのかな。
北陸きっぷで鉄印旅 ーその4ー 憧れの雨晴海岸へ [旅行]
和倉温泉からまた七尾線に乗って、津幡へ。津幡からはIRいしかわ鉄道⇒あいの風とやま鉄道(鉄印ゲット)⇒氷見線と乗り継いで、雨晴駅に到着。
雨晴海岸の女岩荘、実は2回ほど過去予約したことがあったのですが、そのたびに緊急事態宣言やらでどこへも行けなくなり……3度目の正直でした。しかも、人気のある民宿で、土曜はなかなか取れないので、日曜日の宿泊でようやく予約ができました。
真ん中の釜めしは炊きあがり写真を撮り忘れました。ビール中瓶と立山2合でいただきました。
ご飯の時に猫の絵のTシャツを着ていたら、ご飯を運んできたご主人が、「あ、猫好きなんですか? うち、いますよ」と、教えてくれました。
お風呂からの帰りの廊下で、この子に会いました。
実は朝ご飯、かなりいっぱいあったのですが、お米が美味しくて完食してしまったんだよね……朝から腹いっぱいでした。その後はご主人がまた駅の近くまで送ってくださることに。
もっとお天気がいいと、岩の向こうに立山連峰がきれいに見えたりして、とても珍しい風景なのですが、今回はちょっとかすんじゃったな。
帰りは富山からはくたかに乗りました。ホント、北陸新幹線ができて、すごく近くなったなあ、と思います。また来たいなあ。というわけで、今回の北陸旅行記はこれで終了です。
和倉温泉総湯近くにあった自販機。なんか懐かしい
雨晴駅到着はもう18時半過ぎ
真っ暗ですが、電話をしたら、お宿の方がすぐに車で来てくださいました
雨晴海岸の女岩荘、実は2回ほど過去予約したことがあったのですが、そのたびに緊急事態宣言やらでどこへも行けなくなり……3度目の正直でした。しかも、人気のある民宿で、土曜はなかなか取れないので、日曜日の宿泊でようやく予約ができました。
次の間(寝室)のある広いお部屋!
噂にたがわぬ美味しさでした!
真ん中の釜めしは炊きあがり写真を撮り忘れました。ビール中瓶と立山2合でいただきました。
ご飯の時に猫の絵のTシャツを着ていたら、ご飯を運んできたご主人が、「あ、猫好きなんですか? うち、いますよ」と、教えてくれました。
お風呂からの帰りの廊下で、この子に会いました。
人懐こい子でした。うちの連中よりも大きいいのは、お刺身をたくさん食べているからかな
こんな写真も貼ってあったりして
食事で出たお米とお醤油をお土産にくれました!
実は朝ご飯、かなりいっぱいあったのですが、お米が美味しくて完食してしまったんだよね……朝から腹いっぱいでした。その後はご主人がまた駅の近くまで送ってくださることに。
朝ごはん、イカのわた焼きも美味しかった!
TVのチャンネルの一つは雨晴海岸のライブカメラです
朝見たらこんな感じでした。海の真ん前の民宿です
雨晴海岸、観光地理検定を受けて初めて知った名所なのですが
古くから歌にも詠まれている名勝です
みんな、氷見線も入れて写真を撮るのです
もっとお天気がいいと、岩の向こうに立山連峰がきれいに見えたりして、とても珍しい風景なのですが、今回はちょっとかすんじゃったな。
帰りは富山からはくたかに乗りました。ホント、北陸新幹線ができて、すごく近くなったなあ、と思います。また来たいなあ。というわけで、今回の北陸旅行記はこれで終了です。
北陸きっぷで鉄印旅 ーその3ー 遠藤関の故郷へ [旅行]
翌日は、羽咋を出てJR七尾線とのと鉄道を乗り継ぎ、現在の終点「穴水」まで行きました。
この先の鉄道は廃線になってしまったんだよね……実は、「奥能登芸術祭」というアートフェスが、その先の珠洲市を中心に行われているのですが、そこはすでにバスでしか行けません。仕事柄見に行くべきなのかもしれないのですが、電車で行けないのであっさり今回の目的地から排除。アートフェスでなくても、そのうちそっちの方にも行きたいとは思いますが。
穴水では、毎週日曜日のみ午前中と午後に一本ずつ、ローエル号という無料の観光バスを出しています。ほかに足があるわけじゃないので、当然乗せていただきます。
あーる「遠藤関って、かっこいいですよねー」
運転士さん「遠藤は顔もよくて、相撲もうまいです!」
郷土の誇りなんですねえ。思わず駅で応援タオルを買ってしまった。
私のほかにも数組お客がいたのですが、従業員が少なすぎて手が回っていないようです。この私に試飲をさせたら、必ずや一番高い赤ワインを買ったのに、金なさそうな若いグループにかまけて、上客を逃したねえ、能登ワイン。
私一人だったのでいくらでも自由が利くローエル号、ちょっと早かったのですが、穴水駅に戻ってもらいました。その後またのと鉄道に乗って、和倉温泉まで戻りました。
こちらの方には、花嫁の幸せを願い婚礼の日にのれんを贈るという伝統文化があるらしく、JR七尾線は、花嫁のれん号という観光列車を運行しているようです。ご馳走やお酒が楽しめるもののようですが、今回は乗りませんでした。
せっかく和倉温泉まで来て、お風呂に入らずに帰るのではつまらないので、ちょっとした寄り道です。和倉温泉駅前からバスに乗って、「総湯」に行きました。
湯上りにフルーツ牛乳を飲もうと思ったら、小銭が全然なくてあきらめ、その代わりに近くにあったこのお店に寄りました。
その後、バスの時間が中途半端だったので、駅まで歩きました。途中地元のおじいさんに道を聞いたのですが、「なんでバスに乗らんの?」「うーん、駅はどっちかねえ」と、まったく要領を得ない。車社会なので、20分も荷物をガラガラ引っ張って駅まで歩くというのが信じられないんだろうなあ。
またまたけっこう長くなってしまったので、続く。
この先の鉄道は廃線になってしまったんだよね……実は、「奥能登芸術祭」というアートフェスが、その先の珠洲市を中心に行われているのですが、そこはすでにバスでしか行けません。仕事柄見に行くべきなのかもしれないのですが、電車で行けないのであっさり今回の目的地から排除。アートフェスでなくても、そのうちそっちの方にも行きたいとは思いますが。
また来いよ(サンダー君)
行く行く! またねー
のと鉄はフリー切符がお得
穴水駅でのと鉄道の鉄印ゲットです
穴水では、毎週日曜日のみ午前中と午後に一本ずつ、ローエル号という無料の観光バスを出しています。ほかに足があるわけじゃないので、当然乗せていただきます。
とはいえ、こんなマイクロバスに、お客は私一人。天気も悪かったしなあ、えらく贅沢です
最初は長寿大仏へ
境内ではフリマをやっていました
こんなTV番組なかったっけ?
次はボラ待ち櫓。ここに座ってひたすら目視でボラの群れを待つというのどかな漁法の跡です
この矢印の辺りの集落が、遠藤関の出身地だそうです
あーる「遠藤関って、かっこいいですよねー」
運転士さん「遠藤は顔もよくて、相撲もうまいです!」
郷土の誇りなんですねえ。思わず駅で応援タオルを買ってしまった。
穴水駅にあった顔出し。ちょっといいな
次は、2005年からやっているという能登ワインへ
一面に広がるブドウ畑はきれいですが
へー、知らなかった!
私のほかにも数組お客がいたのですが、従業員が少なすぎて手が回っていないようです。この私に試飲をさせたら、必ずや一番高い赤ワインを買ったのに、金なさそうな若いグループにかまけて、上客を逃したねえ、能登ワイン。
私一人だったのでいくらでも自由が利くローエル号、ちょっと早かったのですが、穴水駅に戻ってもらいました。その後またのと鉄道に乗って、和倉温泉まで戻りました。
駅に飾られた美しい暖簾
こちらの方には、花嫁の幸せを願い婚礼の日にのれんを贈るという伝統文化があるらしく、JR七尾線は、花嫁のれん号という観光列車を運行しているようです。ご馳走やお酒が楽しめるもののようですが、今回は乗りませんでした。
列車のデザインもきれいです
せっかく和倉温泉まで来て、お風呂に入らずに帰るのではつまらないので、ちょっとした寄り道です。和倉温泉駅前からバスに乗って、「総湯」に行きました。
立派な施設ですが、一人460円で使えます
湯上りにフルーツ牛乳を飲もうと思ったら、小銭が全然なくてあきらめ、その代わりに近くにあったこのお店に寄りました。
「能登ミルク」です
能登ミルクと地元のイチジクを使ったジェラート。さっぱりして美味しい
その後、バスの時間が中途半端だったので、駅まで歩きました。途中地元のおじいさんに道を聞いたのですが、「なんでバスに乗らんの?」「うーん、駅はどっちかねえ」と、まったく要領を得ない。車社会なので、20分も荷物をガラガラ引っ張って駅まで歩くというのが信じられないんだろうなあ。
またまたけっこう長くなってしまったので、続く。
ホラーというより、怪談 [本]
日本推理作家協会編『奇想博物館最新ベスト・ミステリー』読了。
どれも面白い、が、宮部みゆきの『野槌の墓』にはまた泣かされてしまった。
木原 浩勝・中山 市朗 『新耳袋』読了。
美容院で読んだのでやり過ごしたけれど、細かいリアルな怪談ばかり。よくつじつまがわからないのほど、本当っぽくて怖いんだよなあ。
どれも面白い、が、宮部みゆきの『野槌の墓』にはまた泣かされてしまった。
木原 浩勝・中山 市朗 『新耳袋』読了。
美容院で読んだのでやり過ごしたけれど、細かいリアルな怪談ばかり。よくつじつまがわからないのほど、本当っぽくて怖いんだよなあ。
北陸きっぷで鉄印旅 ーその2ー 砂浜とお寿司 [旅行]
コスモアイル羽咋を出て、一度またホテルに戻り、お土産類を置いて、再び出かけました。今度はコスモアイルと反対側の、海の方向です。
このほか、チャリダーグループなんかもいて、なかなかにぎわっています。自分は車は乗らないし、今はバイクも乗っていませんが、きっと面白いんだろうなあ、波打ち際を走ったりしたら。
夕日が沈むまで浜をぶらぶらしてもよかったのですが、日差しが余りにきつくて、マスク焼けしそうな勢いだったので、ひとまず部屋に帰りました。
そして待ちに待った夕食! なのですが、なんとなんと、この羽咋に泊まっただけで、こんなものがもらえるのです。
これは本当にぜんぜん知らなかったので、チェックインした時にホテルのおばさんにいただいて狂喜乱舞! だって、3,000円だよ、3,000円 こうなりゃ、北陸まで来てるんだし、寿司でしょう、寿司
ホテルと羽咋駅の間にあって、ちょいと目をつけていた柳寿司に行ってみることに。
17:00開店というので行ってみたのですが、暖簾も出ていません。でも、店の中に人の気配はあるし、明かりもついています。いきなりガラガラ扉を開ける度胸がなかったので、外からお電話したところ、「今本当はもう開ける時間なんですが、テイクアウトの準備がたくさんあって……よかったら中で待ってて!」と、お店の方に招じ入れてもらいました。
中では年配のご夫婦が、テイクアウトのお寿司を大量に作っている真っ最中! なんか、すんません……忙しいのに。
もちろんこのほかにもいろいろお寿司をいただいたのですが、美味しすぎて撮るのをほぼ忘れました。「このわた」ってどうやってお寿司で食べるのかと思ったら、軍艦に巻いてウズラの卵と一緒に載せるという……こんなの、早く食べなかったら崩れちゃうので写真を撮っている暇なんかありません。めちゃめちゃおいしかった!!
ぬる燗でお酒を3合ほど飲み(最初に「1合にします? 2合にします?」と聞かれたときに、見栄はって「1合で」なんて言っちゃったので、お替りしてしまいました)、そうしている間にも常連のお客さんがどんどんやってきて、すぐにほぼ満席に。結構広いお店なのに。
また、テイクアウトのお客さんもどんどんやってきて、「今日は××のお誕生日祝いだから~」なんて言いながら、大量の寿司桶を車で運んでいきます。ここは見たところご夫婦だけでやっているので、出前じゃなくて、すべてお客さんが受け取りに来るシステムなのかな。この辺りはおうちも大きいし、余裕で宴会が開けるんだろうな。
たらふくいただいてほろ酔い気分でお勘定。5,000円ちょっと。「わるいねー、3,000円超えるように一所懸命に飲んでくれたんやねえ」なんて言われたので、「がんばっちゃいましたー」なんて調子を合わせる私……。
羽咋、いいところだなあ。
コスモアイル羽咋で買ったお土産の主なものをご紹介。
ってかんじです。続く。
ここが日本で唯一車で走れる千里ガ浜ハイウェイです
もちろん車も来ていますが
バイクでツーリングの人たちもいる
このほか、チャリダーグループなんかもいて、なかなかにぎわっています。自分は車は乗らないし、今はバイクも乗っていませんが、きっと面白いんだろうなあ、波打ち際を走ったりしたら。
夕日が沈むまで浜をぶらぶらしてもよかったのですが、日差しが余りにきつくて、マスク焼けしそうな勢いだったので、ひとまず部屋に帰りました。
そして待ちに待った夕食! なのですが、なんとなんと、この羽咋に泊まっただけで、こんなものがもらえるのです。
3,000円も!
これは本当にぜんぜん知らなかったので、チェックインした時にホテルのおばさんにいただいて狂喜乱舞! だって、3,000円だよ、3,000円 こうなりゃ、北陸まで来てるんだし、寿司でしょう、寿司
ホテルと羽咋駅の間にあって、ちょいと目をつけていた柳寿司に行ってみることに。
だって、こーんなポスター貼ってたし
こーんなちゃんとした店構えで
17:00開店というので行ってみたのですが、暖簾も出ていません。でも、店の中に人の気配はあるし、明かりもついています。いきなりガラガラ扉を開ける度胸がなかったので、外からお電話したところ、「今本当はもう開ける時間なんですが、テイクアウトの準備がたくさんあって……よかったら中で待ってて!」と、お店の方に招じ入れてもらいました。
中では年配のご夫婦が、テイクアウトのお寿司を大量に作っている真っ最中! なんか、すんません……忙しいのに。
ビールの中瓶を頼んだら
「これでもつまんどってー」と、ばい貝の煮付けを出してくれました。美味しい
これが名産のしろ貝。香りがよくて美味しい
カンパチをつまみで
ばい貝、つまみでももらいました
がんどのカマ焼き
もちろんこのほかにもいろいろお寿司をいただいたのですが、美味しすぎて撮るのをほぼ忘れました。「このわた」ってどうやってお寿司で食べるのかと思ったら、軍艦に巻いてウズラの卵と一緒に載せるという……こんなの、早く食べなかったら崩れちゃうので写真を撮っている暇なんかありません。めちゃめちゃおいしかった!!
ぬる燗でお酒を3合ほど飲み(最初に「1合にします? 2合にします?」と聞かれたときに、見栄はって「1合で」なんて言っちゃったので、お替りしてしまいました)、そうしている間にも常連のお客さんがどんどんやってきて、すぐにほぼ満席に。結構広いお店なのに。
また、テイクアウトのお客さんもどんどんやってきて、「今日は××のお誕生日祝いだから~」なんて言いながら、大量の寿司桶を車で運んでいきます。ここは見たところご夫婦だけでやっているので、出前じゃなくて、すべてお客さんが受け取りに来るシステムなのかな。この辺りはおうちも大きいし、余裕で宴会が開けるんだろうな。
たらふくいただいてほろ酔い気分でお勘定。5,000円ちょっと。「わるいねー、3,000円超えるように一所懸命に飲んでくれたんやねえ」なんて言われたので、「がんばっちゃいましたー」なんて調子を合わせる私……。
羽咋、いいところだなあ。
おまけ
コスモアイル羽咋で買ったお土産の主なものをご紹介。
Tシャツ。アウトレットですが
ゆるい猫の宇宙飛行士の描かれたガーゼ手ぬぐい
グレイのしおりに
グレイのマグネット
ってかんじです。続く。
北陸きっぷで鉄印旅 ーその1ー UFOのまちへ [旅行]
自分的に一つヤマが片付いたり、東京が緊急事態宣言を解除したりなどいろいろあって、大人の休日倶楽部の北陸フリー切符を使ってちょいと旅に出ることにしました。久々の北陸新幹線です。
かなり早めに着いたのですが、とりあえず大きな荷物は宿泊先のカウンターで預かってもらいました。
車で来たわけじゃないので、まあUFOの方に先に行きましょう、と宿からどんどん歩いていたら、ごく一般的なおうちの前に「明石焼き」ののぼりが! 入ってみると、おばあさんがご自宅を改造してやっていらっしゃるお店で、お友達らしいおばあさんお二人が食事に来られていて、盛り上がっていました。
そのうえ、手芸の話で盛り上がっていたおばあさんから、「マスクピアス」なるものを、私にまでいただいてしまいました。
黒いエアリズムマスクをしていたのですが、それに引っ掛けてもらいました。
おばあさんたちは、「これから日本人はずーっとマスクかもしれんねえ」「でも私ら、それもファッションで楽しんでるし」と、非常に前向きです。明石焼きもおにぎりもうどんもとても美味しかったです。
そこからさらに5分ほども歩いたでしょうか。
前にTVで、なんらUFO伝説のない田舎町をUFOで町おこししたという話を見てから、ずーっと来てみたかったのです。
面白くてついつい写真を撮りまくってしまい、とんでもなく多くなったので、このくらいにしておきましょう。ちなみに、ブレない雑誌「ムーン」のバックナンバーもそろっていました。
いやー、面白かったー!! お土産もついついいろいろ変なものを買い込んでしまいました。
ひとまず、続く。
知らん間に変な飲み物が増えている。やっぱりカレーは飲み物なんだな
7:20東京発のかがやき503号で、あっという間に金沢へ
さっそくIRいしかわ鉄道の鉄印をゲットし
金沢からIR石川鉄道、JR七尾線と乗り継いで
着いたのは羽咋
羽咋の売りは、日本で唯一車で走れる海岸・千里浜と
UFO……
かなり早めに着いたのですが、とりあえず大きな荷物は宿泊先のカウンターで預かってもらいました。
『日本ボロ宿紀行』ファンの私にはまさにうってつけ!
車で来たわけじゃないので、まあUFOの方に先に行きましょう、と宿からどんどん歩いていたら、ごく一般的なおうちの前に「明石焼き」ののぼりが! 入ってみると、おばあさんがご自宅を改造してやっていらっしゃるお店で、お友達らしいおばあさんお二人が食事に来られていて、盛り上がっていました。
明石焼き∔おにぎり∔うどんで850円。おにぎりには自家製のピーマン味噌なんかついていておいしかった!
そのうえ、手芸の話で盛り上がっていたおばあさんから、「マスクピアス」なるものを、私にまでいただいてしまいました。
ビーズ、高そうなのに……ありがとうございます……
黒いエアリズムマスクをしていたのですが、それに引っ掛けてもらいました。
おばあさんたちは、「これから日本人はずーっとマスクかもしれんねえ」「でも私ら、それもファッションで楽しんでるし」と、非常に前向きです。明石焼きもおにぎりもうどんもとても美味しかったです。
そこからさらに5分ほども歩いたでしょうか。
前にTVで、なんらUFO伝説のない田舎町をUFOで町おこししたという話を見てから、ずーっと来てみたかったのです。
いやいや、そんなことありませんよ
ちゃんとしたホンモノを借りてきてる! と、まじめな展示もかなりありますが
この辺からちょっと怪しくなってくる……
宇宙人にさらわれたというご夫婦の写真やら
あー、ねえ
世界各地で目撃されたUFOの写真
やっぱり……
こちらも有名な方、ですよね
徹底してるなあ
やっぱりこの辺の人は来てるね
面白くてついつい写真を撮りまくってしまい、とんでもなく多くなったので、このくらいにしておきましょう。ちなみに、ブレない雑誌「ムーン」のバックナンバーもそろっていました。
いやー、面白かったー!! お土産もついついいろいろ変なものを買い込んでしまいました。
ひとまず、続く。