出張崩れの京都行 ーその1ー [旅行]
なんかもう出かけてばかりですが、本来11月4日~5日は京都への接待出張のはずでした。が、5日の早朝に仕事が入ったため、私は京都行きはなしに……まあ、いいんだけどね、今回外国人のお客様はいないし。
しかし、5日の夜は出張の後に寄るつもりで、大学時代の同期がやとわれ女将をやっている宿に予約を入れてしまっていたのでした。コロナ禍で大変だった時のお助けクラウドファンディングに参加したので、ずいぶんと割引してくれるっていうし……というわけで、せっかくなので5日の仕事の後に午後休をとって、やはり京都に行くことにしました。
なんと、大爆睡して目覚めると、「次は、新大阪、新大阪」と車内アナウンス。見事に京都を乗り過ごしました。そのまましれっと向かい側のホームののぞみに乗り換えて京都に戻りましたが、到着は15時を回ってしまいました。
17時に宿に着くと約束していたので、ちょっと中途半端。鉄博は見ちゃったので、前にスルーした京都水族館を覗くことにしました。
平日の水族館なんて全然お客さんがいないのかと思ったら、カップルだらけでした。
大きさが半端なせいか、海ちゃんにはあまりウケませんでした。
そして、いよいよお宿へ。
40過ぎの台湾人男性が受付してくれたのですが、ちょっとたどたどしすぎるぞ! てっきり研修中の若い衆かと思ったよ。コロナで休業している間にちゃんと勉強せずに韓流ドラマばっかり見ていたから日本語がポンコツになった! とは、雇われ女将の談。
確かに何を食べても美味しいお店でした。旅館のオーナーも近くにお住まいらしく、あとでご家族で入ってこられました。
飲んで盛り上がった話の内容はといえば、卒業後公務員になって、高校時代の同級生と結婚して、一男一女をもうけて、男の子は公立、女の子はお受験をさせて……という、至極まっとうに生きている同期をこき下ろすというヒドイもの。学生時代は研究室の片付けをきちんとやってくれたり、名簿を整理してイベントの企画周知をしっかりやってくれるなど、私たち二人とも昔からすごーくお世話になっているにもかかわらず……「あいつなあ、なーんか面白みがない」「ちょっとくらい足を踏み外すことはないのか」「教えてもらった韓国映画が面白くなかった……」などと、最初に「いい意味で」をつけての悪口のオンパレード! 結局、自分には真似のできない生き方だったことが、いい加減この年齢になるとわかるわけで。
3時間以上もそんな話をして、お開きに。お店のお料理は確かにどれも美味しくて、どんどんほかのお客も入ってきたしね。あー、面白かった!
京都、東京の緊急事態宣言があけて人は増えてきましたが、インバウンドはまだしばらく期待できないし、もうちょっと踏ん張らないといけないそうです。
次回は、悪口言ったやつなんかも含めて、みんなで泊まりに来れるといいね、なんて言って別れました。
宿に戻って、タダ券と貸し出しお風呂セットをもって銭湯へ。いいお湯でした。
翌日に続く。
しかし、5日の夜は出張の後に寄るつもりで、大学時代の同期がやとわれ女将をやっている宿に予約を入れてしまっていたのでした。コロナ禍で大変だった時のお助けクラウドファンディングに参加したので、ずいぶんと割引してくれるっていうし……というわけで、せっかくなので5日の仕事の後に午後休をとって、やはり京都に行くことにしました。
昼過ぎの新幹線で東京を出ましたが……
なんと、大爆睡して目覚めると、「次は、新大阪、新大阪」と車内アナウンス。見事に京都を乗り過ごしました。そのまましれっと向かい側のホームののぞみに乗り換えて京都に戻りましたが、到着は15時を回ってしまいました。
17時に宿に着くと約束していたので、ちょっと中途半端。鉄博は見ちゃったので、前にスルーした京都水族館を覗くことにしました。
入り口にはこんな看板が
いきなりの大水槽にはオオサンショウウオ
ほ、骨の髄まで……
京都水族館、ここまでオオサンショウウオ推しとは!
お決まりの大水槽もありますが
ここでもクラゲは大人気でした
研究レポートの誤字はみっともねえな(奪闘⇒奮闘)
いくつかこういう魚の擬態等の実験水槽があったのが面白かった
平日の水族館なんて全然お客さんがいないのかと思ったら、カップルだらけでした。
お土産はサンショウウオのミニぬいぐるみ
ちょっと寸詰まりですが
大きさが半端なせいか、海ちゃんにはあまりウケませんでした。
そして、いよいよお宿へ。
堀川五条にあります(ほかにも一か所あるけど)
はす向かいは銭湯という絶好のロケーション
いいいじゃん、暖簾
お茶にお菓子なんかいただきながら宿帳を書き、説明を受けます
40過ぎの台湾人男性が受付してくれたのですが、ちょっとたどたどしすぎるぞ! てっきり研修中の若い衆かと思ったよ。コロナで休業している間にちゃんと勉強せずに韓流ドラマばっかり見ていたから日本語がポンコツになった! とは、雇われ女将の談。
部屋はとてもきれいです
バストイレは部屋にありますが、おススメはやはり銭湯。タダ券をくれます
布団は最近自分で敷く人が多いんだって
お部屋の前まで畳敷きです。清潔な印象!
美味しいおでん屋さんに連れて行ってもらったのですが、肝心のおでんの写真を忘れた
確かに何を食べても美味しいお店でした。旅館のオーナーも近くにお住まいらしく、あとでご家族で入ってこられました。
飲んで盛り上がった話の内容はといえば、卒業後公務員になって、高校時代の同級生と結婚して、一男一女をもうけて、男の子は公立、女の子はお受験をさせて……という、至極まっとうに生きている同期をこき下ろすというヒドイもの。学生時代は研究室の片付けをきちんとやってくれたり、名簿を整理してイベントの企画周知をしっかりやってくれるなど、私たち二人とも昔からすごーくお世話になっているにもかかわらず……「あいつなあ、なーんか面白みがない」「ちょっとくらい足を踏み外すことはないのか」「教えてもらった韓国映画が面白くなかった……」などと、最初に「いい意味で」をつけての悪口のオンパレード! 結局、自分には真似のできない生き方だったことが、いい加減この年齢になるとわかるわけで。
3時間以上もそんな話をして、お開きに。お店のお料理は確かにどれも美味しくて、どんどんほかのお客も入ってきたしね。あー、面白かった!
京都、東京の緊急事態宣言があけて人は増えてきましたが、インバウンドはまだしばらく期待できないし、もうちょっと踏ん張らないといけないそうです。
次回は、悪口言ったやつなんかも含めて、みんなで泊まりに来れるといいね、なんて言って別れました。
宿に戻って、タダ券と貸し出しお風呂セットをもって銭湯へ。いいお湯でした。
翌日に続く。
冬支度 [猫]
あれ? ここに入っているのは……
海ちゃんだ!
あったかいでち(海)
なんだか本当のきょうだいみたいだね
少々気温が低くなってきて、昨年私がスヌードのつもり編んで猫ベッドに転用したのを使ってくれるようになりました。もう冬だね。
新境地? それとも [本]
朝井リョウ『どうしても生きてる』読了。
なんとも重苦しい短編集。辛い話が多かったが、なんとなく楽しく若い人の小説を書いている作者という変な思い込みがあったせいもあるかな。すでに中堅で重厚な話を書いている人なのに。ただ、重いし辛すぎる部分あり。
益田ミリ『言えないコトバ』読了。
共感できる部分がないとは決して言えないし、あーねー、とは思うけれど、こんなにびくびくして言葉を使ってはいないなあ、自分、と思った。確かに何となくすっと口に出しづらい言葉はあるけれど、それだけを並べて本にしちゃうと、なんとなくビビり症な感じがしてしまう。これはやはり連載などで少しずつ読むべきなのかな。
なんとも重苦しい短編集。辛い話が多かったが、なんとなく楽しく若い人の小説を書いている作者という変な思い込みがあったせいもあるかな。すでに中堅で重厚な話を書いている人なのに。ただ、重いし辛すぎる部分あり。
益田ミリ『言えないコトバ』読了。
共感できる部分がないとは決して言えないし、あーねー、とは思うけれど、こんなにびくびくして言葉を使ってはいないなあ、自分、と思った。確かに何となくすっと口に出しづらい言葉はあるけれど、それだけを並べて本にしちゃうと、なんとなくビビり症な感じがしてしまう。これはやはり連載などで少しずつ読むべきなのかな。
北陸きっぷで鉄印旅 ーその4ー 憧れの雨晴海岸へ [旅行]
和倉温泉からまた七尾線に乗って、津幡へ。津幡からはIRいしかわ鉄道⇒あいの風とやま鉄道(鉄印ゲット)⇒氷見線と乗り継いで、雨晴駅に到着。
雨晴海岸の女岩荘、実は2回ほど過去予約したことがあったのですが、そのたびに緊急事態宣言やらでどこへも行けなくなり……3度目の正直でした。しかも、人気のある民宿で、土曜はなかなか取れないので、日曜日の宿泊でようやく予約ができました。
真ん中の釜めしは炊きあがり写真を撮り忘れました。ビール中瓶と立山2合でいただきました。
ご飯の時に猫の絵のTシャツを着ていたら、ご飯を運んできたご主人が、「あ、猫好きなんですか? うち、いますよ」と、教えてくれました。
お風呂からの帰りの廊下で、この子に会いました。
実は朝ご飯、かなりいっぱいあったのですが、お米が美味しくて完食してしまったんだよね……朝から腹いっぱいでした。その後はご主人がまた駅の近くまで送ってくださることに。
もっとお天気がいいと、岩の向こうに立山連峰がきれいに見えたりして、とても珍しい風景なのですが、今回はちょっとかすんじゃったな。
帰りは富山からはくたかに乗りました。ホント、北陸新幹線ができて、すごく近くなったなあ、と思います。また来たいなあ。というわけで、今回の北陸旅行記はこれで終了です。
和倉温泉総湯近くにあった自販機。なんか懐かしい
雨晴駅到着はもう18時半過ぎ
真っ暗ですが、電話をしたら、お宿の方がすぐに車で来てくださいました
雨晴海岸の女岩荘、実は2回ほど過去予約したことがあったのですが、そのたびに緊急事態宣言やらでどこへも行けなくなり……3度目の正直でした。しかも、人気のある民宿で、土曜はなかなか取れないので、日曜日の宿泊でようやく予約ができました。
次の間(寝室)のある広いお部屋!
噂にたがわぬ美味しさでした!
真ん中の釜めしは炊きあがり写真を撮り忘れました。ビール中瓶と立山2合でいただきました。
ご飯の時に猫の絵のTシャツを着ていたら、ご飯を運んできたご主人が、「あ、猫好きなんですか? うち、いますよ」と、教えてくれました。
お風呂からの帰りの廊下で、この子に会いました。
人懐こい子でした。うちの連中よりも大きいいのは、お刺身をたくさん食べているからかな
こんな写真も貼ってあったりして
食事で出たお米とお醤油をお土産にくれました!
実は朝ご飯、かなりいっぱいあったのですが、お米が美味しくて完食してしまったんだよね……朝から腹いっぱいでした。その後はご主人がまた駅の近くまで送ってくださることに。
朝ごはん、イカのわた焼きも美味しかった!
TVのチャンネルの一つは雨晴海岸のライブカメラです
朝見たらこんな感じでした。海の真ん前の民宿です
雨晴海岸、観光地理検定を受けて初めて知った名所なのですが
古くから歌にも詠まれている名勝です
みんな、氷見線も入れて写真を撮るのです
もっとお天気がいいと、岩の向こうに立山連峰がきれいに見えたりして、とても珍しい風景なのですが、今回はちょっとかすんじゃったな。
帰りは富山からはくたかに乗りました。ホント、北陸新幹線ができて、すごく近くなったなあ、と思います。また来たいなあ。というわけで、今回の北陸旅行記はこれで終了です。