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一応の終結 [本]

 トネ・コーケン『スーパーカブ(6)』読了。

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 小熊、礼子、椎の三人はとうとう高校を卒業、そして……と、バイクを通じて成長した小熊と仲間たちの青春物語はいったん完結。ラノベらしくないラノベで、なかなか楽しかったが、まだ7巻があるというのは一体? それにしても、地方からバイク乗りが東京に出てくると驚くことばかりなんだなあ。

 呉明益『眠りの航路』読了。

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 名文家だし、睡眠障害を抱えた男と日本軍属となった男の人生が重なる……いいんだけど、ちょっと長いんだよなあ。集中力が続かない。もっと丁寧に読むべき本かも。

 青柳碧人『むかしむかしあるところ、死体がありました』読了。

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 期待したのだが、これって本格ミステリと呼んでいいのか? おとぎ話的なうまいつじつまの付け方というか……期待倒れ。いろいろシリーズは出ているらしいけれども、ばかばかしく思えてしまうのでおそらく読みません。

 北川清・ 徳山加陽 (著)『地図で読む松本清張』読了。

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 そうそう、松本清張って、けっこう「鉄分」が高い。地図を見ると、小説に出てくる場所が本当に沖縄を除く全都道府県にわたっていることがわかる。しかも、時代的に飛行機で移動はほぼない。行きたい場所がまた増えたりして。やはりみんなのあこがれ松本清張だなあ。北九州市の松本清張記念館も行きたくなりました。神奈川文学館でも展覧会見たのに。


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