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言葉の海に [本]

 乙川優三郎『ロゴスの市』読了。
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 調べてみると結構読んでいる乙川優三郎先生の究極の恋愛小説。三鷹の大学で英語を学んだ二人のそれぞれの道と、悲恋。どうにもこうにもすれ違う感じがたまらず恋愛小説だけれど、二人が二人ともあまりに求道的すぎて……やはり、語学で食っていこうとすればこのくらいのことはしなくちゃいかんのだろうなあ、と改めて反省。

 西加奈子『ふくわらい』読了。
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 グロな描写も多いけれども、これもまた究極の魂の小説と言えるのだろうと思う。インパクト大。だが、どちらかといえば、主人公は守口とうまくいってほしかったなあ。ただ、これからの展開も十分感じられる終わり方。

 花福こざる『花を育ててみたいのですが』読了。
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 さほど珍しい花を取り上げているわけではないが、それぞれやはり気を付けるポイントがあるのだな、と感心。枯らしちゃうからねえ、たいてい。


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暑いけど、夢中 [猫]

 子供たちの大好きな猫じゃらしがかなりボロボロになってきたので、同じものを近くのホームセンターで買ってきました。

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マリン君、早くも口を開けて大興奮![ダッシュ(走り出すさま)]

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へへへへ!(マ)
楽しそうだね

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とう!(マ)

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あたしだって負けない!(海)

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しゅた!(海)

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ごろごろ、ごろごろ……(海)

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もっと遊んで!(海)
きりがないな、もう

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遊び疲れたマリン君、息切らしてるね

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まだ行くか……熱中症に気をつけなさいよ


 冷房はつけていますが、何しろ子供たちは夢中になって遊ぶので、気が付くとハアハア[あせあせ(飛び散る汗)]言ったりしています。ちょっとは加減しなさいよ。[ふらふら]


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なんか、暗め [本]

 神津凛子『サイレント 黙認』読了。

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 これは、ダメだ。気色悪いし、キャラがみんな極端だし、だいたいにおいて、誰が犯人か私に最初から当てられるようじゃちょっと……オゾミスなんていう言葉もあるんだな、今どきは。

 宮部みゆき『淋しい狩人』読了。

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 下町の古本屋を舞台とした連作短編ミステリだが、なんとなく夜の雰囲気で、暗い雰囲気と裏寂しさがある。好きだけれども、あまり救いのある話ではない


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海ちゃん、うしろー! [猫]

 海ちゃん、うちでは一番のテレビっ子[TV]で、お気に入りの番組は相変わらず「ダーウィンが来た!」です。

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へー、アマガエル(海)

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すごいのねー(海)

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いろんな色になれるんだ![がく~(落胆した顔)](海)

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青いわあ(海)

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海ちゃん、うしろー!

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[るんるん]げろげろげろげろ、ぐわっぐわっぐわー[るんるん](海)


 なんだか巨大アオガエルに狙われている[がく~(落胆した顔)]ような海ちゃんでした。




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いいな、図書館 [本]

 新名智『虚魚』読了。

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 第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<大賞>受賞作。どちらかというとホラー側。こういう理由で怪談を集める人もいるのか、と動機づけが斬新。面白かった。

 レイチェル・クシュナー『終身刑の女』読了。

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 悲惨な話。アメリカでどうやって犯罪者が生まれていくのかがよくわかる話。長いのに読んでしまうのは、リアリティがあるからかな。

 福井県立図書館『百万回死んだねこ』読了。
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 図書館のリファレンス機能をアピールするために作られたのが最初のようだが、これは面白い! 図書館員の勘と教養を試されるというか……あー、何とか図書館で働けないかなあ。異動できないかなあ。


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