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何だこの発想は [本]

 今村夏子『木になった亜沙』読了。

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 前に読んだ『父と私の桜尾通り商店街』に比べると、狂気というか、後味の悪さはなかった。が、なんだろうなあ子の世界。どうしてこんなことを考えられるのか、何とも不思議。また読まなくては、と思う。


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本格夏休み ー瀬戸内・四国鉄印旅 その2ー [旅行]

 翌朝も早起きしてしまんと1号 [電車]に乗り込みます。

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う、うどん県!

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さぬきうどん駅だしなあ

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しまんと1号[電車]、2両編成ですが、乗客は1割程度。ちなみに発車メロディは[るんるん]瀬戸わんたん、日暮れ天丼~[るんるん]

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御免駅で乗り換えです

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やなせたかしのキャラが至るところにいる高知


 高知の隣の薊野駅で降り、徒歩[くつ]12分[時計]ほどで、一度は見たかったあの「沢田マンション」に到着です。

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おお、これが!!

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残念ながら大家さん不在で、時間も早いし見学はできませんでしたが、外観だけは撮らせて[カメラ]いただきました


 その後は土佐くろしお鉄道[電車]で安芸まで。

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土佐くろしお鉄道の駅にはそれぞれやなせたかしのキャラが描かれています

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ちりめん丼屋さんが開くには残念ながらちょっと間があったので

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ゆずドリンクと

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地元手作りの阿波尾鶏ごぼうコロッケが美味しかった!

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ここで無事、鉄印ゲットです

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高知駅到着。どんだけやなせたかし推しなんだ!

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ここまでくると、発車メロディー[るんるん]は「アンパンマンのマーチ」になります

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まずは宿[ビル]に荷物を預けて高知市内の見学に出かけました

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ホテルのそばに、「日本三大がっかり」が!


 札幌時計台[時計]、沖縄守礼の門と並ぶ高知はりまや橋、確かにねー……後ろから来た観光客カップルが、「え? まさか、あれ?」「あれだよねえ[わーい(嬉しい顔)]」「うそー! あれだけー?[がく~(落胆した顔)]」みたいな会話をしていて、楽しい。三大、これで制覇しました。

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その後はやはり、ここでしょう

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観光キャンペーン「リョーマの休日」をやっていました

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ここは波が急に荒くなったりするので波打ち際には近寄るなと言われます

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桂浜水族館も小さいながら楽しみにしていたのですが

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職員にコロナが出たというので臨時休業でした。残念![もうやだ~(悲しい顔)] カピバラが暇そうです

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いったんホテルに戻って休憩し

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今夜のお夕飯。人気店[家]なのでいちばんに行ってしゅるっ[ダッシュ(走り出すさま)]とカウンターをとりました

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なんと言っても、ここはカツオの塩たたき!

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美味しい! が、分厚い! ニンニクをのせてバリバリいきました

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ウツボのたたきはポン酢で

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桂浜の岩ガキというので、いただいたら美味しい


 生ビール[ビール]の後は土佐鶴を2合。おなかパンパンになって帰りました。
 さらに続きます。


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本格夏休み ー瀬戸内・四国鉄印旅 その1ー [旅行]

 8月の最終週、夏休みをとりました。しょせんは全部有休[もうやだ~(悲しい顔)]なのですが、5日連続で取得することを奨励しますというので、取ってやりました[手(グー)]
 せっかく有料作品にも全部入れるパスポートがあるので、今年も瀬戸内国際芸術祭に行ってしまいましょう、と、27日(土)の朝早くから羽田空港へ。高松行の最初の便[飛行機]に乗りました。

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5時半[時計]に家[家]を出て、羽田空港へ

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空港からバスで高松港フェリー[船]乗り場へ

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今回は小豆島攻め。いきなりチェ・ジョンファ《太陽の贈り物》がお出迎え。でかい!


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港近くの建物にあったコシノジュンコ《対極の美ー無限に続く円ー》

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あまりに腹が減ったので、港に近いそうめん屋さんでそうめんをいただきました。


 美味しかったのですが、このタイムロスが明暗を分けたのでしょうか。
 近くのレンタサイクル屋さんに行ったら、電動はすでになし[ふらふら]。島は相当にアップダウンがあるので、普通のママチャリではあまりにきつい[あせあせ(飛び散る汗)]。というので、さらに別のレンタサイクルのお店に行ったら、そこでは電動は扱っておらず、しかも、あまり遠いところに行くのなら遠慮していただいています、という。やる気ねえな、ここ[がく~(落胆した顔)]。バス[バス]の便などはものすごーく不便なのです。もしかして小豆島、オリーブはあるしそうめんはあるし、ヨットの係留所はあるし、「八日目の蝉」[映画]のロケはやったし(古いか)……うちら、アート[アート]なんか見せなくてもやっていけますから、って感じ? 非常に不親切です。[むかっ(怒り)]

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しょうがないのでタクシー[車(セダン)]を奮発した中山千枚田へ。きれいな[ぴかぴか(新しい)]ところですが

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ここに王文志《ゼロ》があります

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すごくでっかい竹の作品。中に入れます

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なんか、足湯[いい気分(温泉)]みたい

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実際、青竹踏みみたいなもんで、足が気持ちいい

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窓が開いていて美しい棚田が見えます

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天井も開いています

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出口


 その後三都半島の方に行って、タクシー[車(セダン)]を降りました。

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フリオ・ゴヤ《舟物語》

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伊東敏光・広島市立大学芸術学部有志《ダイダラウルトラボウ》。今回はこれが一番カッコよかったような

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田中圭介《Utopia dungeon ~Command from Utopia~》。古民家の中が丸ごと作品

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池田港行きのバス[バス]を待つときに見た海。きれいです


 もう一度土庄港に戻って作品を別の作品を見たかったのですが、どうにもこうにもバス[バス]がない。足[くつ]がないので、池田港から高松港行きのフェリー[船]に乗って、戻りました。

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高松港側にも作品はあります。ジュリアン・オピー《「銀行家、看護師、探偵、弁護士」》の一部

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駅前のカプセルホテル[ビル]。カプセル、久しぶりだけどなんか落ち着くわ

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夜はネットで調べて美味しそうだったお店に行きました

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ぷはあ[ビール]、うめえ

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「ビングシ」(セトダイ)だって! 美味しい! 地酒と合わせます

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これも名物料理骨付き鶏(親)。ほぐしてくれているので食べやすいです


 このお店、大当たりだった[わーい(嬉しい顔)]なあ。そんなに高くないし、忙しそう[あせあせ(飛び散る汗)]なのに対応もよかった!
 翌日に続きます。


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また、旅で読んだ3冊+1 [本]

 伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』読了。

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 感情移入しづらいストーリーだったが、ロシアンブルとアメショーは、アニメの「働くお兄さん!」のロシ原と茶トラ沢に思えて仕方がなかった。ちょっと長い。

 ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』読了。

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 こんな作家さんがいたんだー、っと新たな発見。もっとも物故作家ではあるので、新作はきたいできないが。なんとも鮮やかな短編ばかり! 経験したこともない国や社会のことなのだけれども、臨場感があるというか……面白い。

 知念実希人『螺旋の手術室』読了。

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 最後まで読んで、ようやくタイトルの意味を納得。スリリングで面白い展開だったが、最後にそんな、医者しか知らないようなことが出てくる? とがっかり。ヒントがなかったとは言わないが、ちょっとわかりづらいんじゃないかな。

 山本一力『峠越え』読了。

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 まんま映画が作れそう。女衒と壺振りのカップルが、生きるためにいろいろな問題を解決していく話で、展開は面白いし、主人公二人のほかのキャラも非常に立っていて、面白い。が、周りの人に助けられ、あまりにうまくいきすぎて、何かあってもだんだんと「またきっと大丈夫だろう」と思ってしまうのがマイナスといえばマイナスか。


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直売所マップで [食材]

 先日ネットで、近所の農作物直売所のマップを見つけました。そろそろ「浜なし」の季節でもあるし、ぶらぶらと行ってみることに……

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最初に行ったところでは、梨は売り切れ。「藤稔」を買いました


 まー、甘いし食べやすいし、ひと房のボリュームが大きくておなか一杯[わーい(嬉しい顔)]になりました。いつの間に葡萄はこんなに進化したのでしょうか。
 たいていの直売所は果物は朝10時[時計]くらいから売り出すようですが、我々が歩いて[くつ]行ったお昼過ぎにはしっかり売り切れでした。
 1カ所、15時[時計]から売り出す農園があったので、そこに行ってみると、30分以上前なのにもう長蛇の列[がく~(落胆した顔)]。我々も慌てて並んで、何とか「幸水」をゲット[exclamation×2] 農園の方から、もう「幸水」のシーズンはそろそろ終了で、これからは「豊水」が始まるよ! とのアナウンスがあり、ラッキー[るんるん]なことに、一人1個ずつ、走りの「豊水」をもらえました。

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これも甘くてみずみずしくて[ぴかぴか(新しい)]、なんとなく、もう秋だなあって感じがします


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なんか、おねえさんたち、おいしそうなの食べてるね(ラ) え?(海)

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なんか、ずるーい[むかっ(怒り)](海)

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ま、ぼくは焼きカツオの方がいいけどね(マ)


[猫] おまけ [猫]


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この間KALDIでこんなのを見つけてすぐ買っちゃいました

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裏もかわいい[黒ハート]


 中のドリップコーヒー[喫茶店]はすぐ飲んじゃったので、その後はマスクケースとして使っています。


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うつくしく、やさしく、おろかなり [本]

 杉浦日向子著・松田哲夫編『杉浦日向子ベスト・エッセイ』読了。

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 江戸の空気をそのまま身にまとったような軽妙洒脱なエッセイ、酒のみの本領を発揮した吹っ切れた旅行記、そして死の影がちらつく晩年の重めのエッセイまで、どれも名文名作ぞろい。わずか46歳で亡くなるまでを太く短く生きた作者だが、34歳からの隠居宣言が、実際には血液性の病気のためとは思いもよらず……つくづく惜しい人を失くしたものだと思う。


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朝ライチ [猫]

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あ、ライチおはよう!
おはようございます、おねえさん(ラ)

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最近ライチはいつも階段で寝ているね
うーん(ラ)

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ここはね……(ラ)

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気持ちいいですよ(ラ)

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おねえさんにもお勧めですよ(ラ)
ちょっとおねえさんはサイズ的に無理かなあ


[バー] おまけ [バー]


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行きつけの飲み屋[家]のお盆休みが明けたので、飲みに行きました。山口のお酒。人魚が夏らしい

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鯛のお刺身とコブじめ、いずれも美味しかった


 いつもながらなんでも美味しいお店[家]なのですが、今回の突き出しのこれが、なかなか良かったです。

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じゃこたっぷりのピーマンの炒め物がお豆腐に乗っています


 これも夏らしくていいメニューだと思いました。家[家]でも応用できそうだし。


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これも面白! [本]

 吉川トリコ『夢で逢えたら』読了。

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 やはり鉄板の女のためのR-18出身作家! というか、すごいエンタテインメントでありながら同時に、とても大きな問題を突き付けている。女芸人と女子アナ、どちらも何かとレッテルを貼られがちな職業だけれど……まだまだこの人のは読まないと。


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お盆です [猫]

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今日も暑いですね(マ)
まだまだ蒸すよねえ。ところでマリン君……

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最近、ソマリのおねえさんを見かけなかった?
え? ああ、そういえばきれいな[キスマーク]子が遊びに来ましたよ(マ)

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ぼくより少し小柄だったかな(マ)
お盆だから、マーリィちゃんが帰って来ているんじゃないの?[わーい(嬉しい顔)]

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ふわふわでかわいいおねえさんだったな(マ)
あんたと同じようなふっさふさの尻尾をしていたねえ[もうやだ~(悲しい顔)]

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すごいジャンプ[ダッシュ(走り出すさま)]の子も来てましたよ(ラ)
レオン君かな。ライちゃんはもうレオン君の年をとっくに越えたね


 夜、なんだかライチがいつになく興奮して走り回って[ダッシュ(走り出すさま)]いました。誰か、冷蔵庫に上っているのを追いかけるような……あそこまで跳べた[グッド(上向き矢印)]のは、レオン君ぐらいだもんね。
 今朝ベッドで横になっていたら、なんとなく誰かが横腰に乗っかってきたような重み[ふくろ]を感じました。こういうことをするのは、ポンちゃんだよねえ……やっぱりお盆、みんなおうち[家]に戻ってきているんだね。

[レストラン] おまけ [レストラン]


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ハラペーニョのピクルスを作ってみました


 うちの近くの野菜の無人販売所に行ってみたら、ハラペーニョが一袋200円で売っていたので、買ってみました。袋にはつやつや[ぴかぴか(新しい)]したのが10個も入っていました。
 ピクルスは、ネットで見てごく簡単なやり方で作ったのですが、案外美味しかったりして。ただし、作った後に手[手(パー)]をよく洗わず、うっかり顔をこすって地獄[モバQ]を見ました。ちょうどU-Nextでドラマ「陸王」を見ていたのですが、感動して泣いてんだか[たらーっ(汗)]痛くて涙[あせあせ(飛び散る汗)]を流してるんだかよくわからない状況に……あー、ヒリヒリ[どんっ(衝撃)]した。


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笑っちゃった [本]

 松田青子『おばちゃんたちのいるところ』読了。

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 傑作だなあ、笑っちゃった。原典はいずれも歌舞伎や落語などの有名な演目だが、ひねりが利いていて、楽しい。特に牡丹灯籠の米子と露子には大笑い。

 久保田裕之『他人と暮らす若者たち』読了。

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 日本におけるシェアハウスの進め、ともいえるような本だが、2009年発行で、正直あまり新味はなかった。が、オランダにおけるスクワッター運動や、北欧を先駆とするコレクティブハウスなどは、知っていてもあまり詳しくはなかったので、勉強になったかも。


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