どんどん読める2冊

　奥田英朗『真夜中のマーチ』読了。

　いやー、面白い。特に三田物産の三田総一郎のキャラがよかった。あと、山☆優の弟を彷彿とさせるおバカキャラの、ヒロインの弟も捨てがたい。ジェットコースター小説だが、小技も端々に効いていてさすがです。
　続いて、新潮社編『警察小説競作　決断』読了。

　これも、どれも傑作揃いで、APECの警備で全国各地の県警のうろうろする横浜で京急線に乗りながら一気に読んだ。みんなさすがだが、戸梶圭太を久々に読んで、このめちゃくちゃさが気持ちよかったな。

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