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ちょっと早めにバックレて、青春18きっぷ旅第1弾 ーアートやら電車やら その3ー [旅行]

 翌朝は、冷蔵庫に入れておいてもらったおにぎりをレンジで温め、食堂の片隅で朝食を済ませ、出発です。

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お世話になりました!

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新前橋駅からは両毛線に乗ります[電車]

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宇都宮到着。餃子像に迎えられる


 駅前からバス[バス]に乗って、終点の宇都宮市立美術館に向かいます。けっこう遠かった!

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ド逆光だな

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お庭にこんな像がありました

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来たかったんだよね、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」


 23日は混雑の予想される日、ということであらかじめオンライン予約していきました。時間[時計]を間違えて早く着いちゃいましたが、「まあまあ混んでますけど、それでもよければ」と早く入れてもらえました。ラッキー!![手(チョキ)]

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くく、このキャラ! いいよねえ

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初期作品、被り物シリーズ。すべて被り物として使用します

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これも初期の作品。「ておくれ」……爆笑してしまった

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これはヨシタケシンスケさんのメモ帳

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リングファイルのバインダーに日常のいろいろなことをイラストにしているのですが

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すごい量! 圧倒されました

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え? マジ?? やだなあ

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これも初期の作品。ため息で紙が揺れます

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ぶくぶく観音。ストローで水をずーっとぶくぶくしているという……

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最後にカッコイイヨシタケさんに守られながら退場すると

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そうだねえ

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こんなのを一枚引けます


 ちなみに私の「なれるかもしれない」はミステリ作家でした。ミステリは無理だなあ、読んではいるけど書ける気はしない。[ふらふら]

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もっと見たい~!

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そうに違いない!

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バスの距離、長いからね。その通り


 とても面白い展示でした。絵本作家として名を馳せているヨシタケシンスケさんですが、筑波大時代の作品や、初期の作品がたくさん展示してあって、その頃からかなり面白かったことがわかりました。ほぼ全部写真が撮れます。子供連れのお客さんが多かったけど、この面白さは、大人になってからはまた別の楽しみ方がありそう。
 バス[バス]で宇都宮駅前に戻ると、もうお昼。
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ここは、当然

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餃子ですよね![レストラン]

 
 その後、駅の反対側に回って、今回のもう一つの目的である宇都宮ライトレールに乗りました。
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ピカピカ、乗り心地よし

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けっこういっぱい走っています


 というわけで、青春18きっぷ、6600円[有料]ほど使っての1泊旅、終了です。まだ半分残っているなあ、次はどうしようかしら。


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ちょっと早めにバックレて、青春18きっぷ旅第1弾 ーアートやら電車やら その2ー [旅行]

 前橋のまちのアート巡りを終えて、次は萩原朔太郎記念 前橋文学館へ。これも割と近いところにあります。中高生時代、なんだかむやみと萩原朔太郎を読んだ記憶があります。詩の良さがわかっていたわけではないと思うけど、言葉の使い方が面白かったんだろうな、きっと。

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いいねー、このセンス!


 詩も面白かったんだけれども、やはり一番今でも印象に残っているのは、自分の脚をどんどん食べちゃうタコの話。萩原朔太郎を読んで小中学生が描いた絵がいくつも館内に飾ってあったのですが、猫に並んで、タコを描いた人が多い。やっぱ、そうだよねー、あの話、強烈だよねー。うん、うん。

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家具のデザインもされたのか、多才な人だな

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朔太郎の世界を刺繍したアート展示もありました

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外には銅像。いや、本人は絶対こんなキャラじゃないよね、たぶん[わーい(嬉しい顔)]

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文学館の向かいに移築された生家の屋根には猫の彫刻


 次はけっこう歩いて臨江閣という大きな建物へ。国指定の重文ですが、観覧無料。イベントには貸し出すという太っ腹[るんるん]

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どどーん

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すっごい大広間! 大宴会[ビール]ができそうです(させてくれないと思いますが)

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洋室もあります。ここも広い!

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文字通り川を望む良い場所なのですが、光の加減が悪くて外の景色は撮影[カメラ]できず[バッド(下向き矢印)]


 さて、この日の夜は、新前橋ターミナルホテルというところのカプセルに泊まったのですが、一つ大きな勘違いをしてしまいました。自分的には、「新・前橋ターミナルホテル」なのだと思っていたのですが、実際には前橋のほかに新前橋という駅があり、「新前橋・ターミナルホテル」なのでした。というわけで、駅から徒歩2分の駅=新前橋なのです。
 臨江閣まで歩いてきて、Googleマップで見比べたのですが、臨江閣から前橋駅までは徒歩[くつ]30分、新前橋ターミナルホテルまでは徒歩[くつ]37分なのです……うーん、どうしよう。
 ま、天気[晴れ]もいいし、ちょっと寒い[雪]けど歩くか! と決意して、新前橋ターミナルホテルまでどんどん歩き[くつ]ました。途中、「歓迎・ニューイヤー駅伝」なんていう幟がたくさんからっ風にはためいています。ガンガン歩いていたのでさほど寒くはなかったのですが、何しろ風が強くて[ダッシュ(走り出すさま)]冷たい![雪] 元旦からこんなところを走る[ダッシュ(走り出すさま)]実業団ってすごいなあ、と感心しました。

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やっと着いた! ここはカプセルタイプのお部屋の入口

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カプセルっていうけど、ぜんぜんいいじゃん、部屋![わーい(嬉しい顔)]


 このホテル[ビル]、カプセルタイプと普通のお部屋のタイプがあるようですが、私はカプセルを選びました(安いし、狭いとこ好き)。カプセルっていうけど、いわゆる棺桶積み重ね型ではないので、圧迫感は全然なし。むかーし遊びに行ったバンコクの売春宿を思い出しましたが、あれよりは少し狭いか。が、お風呂[いい気分(温泉)]は大浴場に+岩盤浴まであるし、共同冷蔵庫はないけれども缶チューハイとおにぎりを預かってくれたし、サービス満点でした。駅から近いし、いいな[るんるん]、ここ。
 ただし、新前橋の駅前はあまりお店[家]がなくて、お夕飯[レストラン]は近くのもつ焼き屋へ。

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突き出しのサラダ、オニスラ、生ビール

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ぼけたけど、生タンとかってやつ。美味しい

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もちろんもつ焼きも美味しかった!


 12月22日(金)の夜だったので、どうも大宴会[ビール]の予約が入っているらしく、一人で予約もなしにカウンターの端っこに座らせてもらえたのはラッキーだったかも。ただ、予約の人が多いのでガツ刺しがなかったのがちょっと残念でした。
 生ビール[ビール]と黒ホッピーでおとなしく帰って、岩盤浴やって寝ました。
 岩盤浴、久しぶりにやったけど、自分でも気づかないうちに寒い[雪]中をガンガン歩いた[くつ]せいで体が冷え切っていたのか、1時間[時計]近くもゴロゴロしてやっと汗[あせあせ(飛び散る汗)]が出てきました。気持ちよかったー。

 翌日に続く。


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さらにたまった [本]

 クロディーヌ・モンテイユ『キュリー夫人と娘たちー二十世紀を切り開いた母娘 』読了。

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 偉人伝なんてものは、子供向けのダイジェストではだいぶ読んだけれど、それだけ読んでその人のことをわかったように思っていていいのか、と疑問を呈したくなった。夫亡き後のスキャンダルや二人の娘たちの正反対な生き方、そして本人と娘たちのガラスの天井との戦いなど、知らなかったことばかり。

 シャーリィ・ジャクスン『丘の屋敷』読了。

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 作者本人はかなり早く亡くなっているが、ホラー文学に「シャーリィ・ジャクスン賞」を残した先駆的な女流作家。やはり大きな洋館は、怖い。古い作品だが、怖がらされた。

 佐藤史恵『マカロンはマカロン』読了。

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 フレンチレストランのシェフが解き明かす謎の数々。コンビニのおにぎりなんかかじりながら読んでいると、なんだかむなしくはなるが……ただ、料理の名前や表現をてんこ盛りにされても、食べたことないしなあ。あるいは、その方が幸せなのか? 内容は相も変わらず、絶妙のミステリ短編集。

 中山七里『夜がどれほど暗くても』読了。

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 暗かったが面白かった。が、最後に西原理恵子の解説マンガがあるとは! 驚きました。

 新津きよみ『セカンドライフ』読了。

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 年齢的にも気になる内容。面白いが、時に身につまされる。

 宇江佐真理『昨日のまこと、今日のうそ 髪結い伊三次捕物余話』読了。

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 髪結いと芸者の異色カップルのシリーズからのスピンオフ。楽しめたけれども、あとがきを本人が書いていないということで、否応なしにも宇江佐さんが亡くなったのだな、ということを思わされる。もったいないなあ。


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ちょっと早めにバックレて、青春18きっぷ旅第1弾 ーアートやら電車やら その1ー [旅行]

 今回の年末年始は、取りようによってはなかなかの連休が取れる並び。まあ、代休もあることだし、ちょっくら早めにバックレて[モバQ]しまおうかしら、というので、21日(木)を最終出社として、年末はあと一日だけテレワーク[家]を入れるというふざけた所業[わーい(嬉しい顔)]に出ました。25日(月)が本来仕事納めなのですが、この日は出社[ビル]する人も少ないし、部署によってはクリスマス[クリスマス]に酒[バー]飲んでる場合じゃないし、いつもやる部署単位の納会[ビール]はなし、ということで、まあいいよね……という勝手な解釈です。
 というわけで、まだ働いている猫マスターをしり目に、青春18きっぷ旅[電車]に出てしまいました。

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この辺までくるとかなり元を取った気持ちになれます


 まずは湘南新宿ライン[電車]などを使って高崎へ。そこから両毛線[電車]に乗り換えると、突然ぐぐーっと[右斜め下]人口が減る。着いたのは前橋駅です。

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アーツ前橋リニューアルオープン企画の展覧会


 まあちょっと仕事も絡んではいますが、来てみたかったのです。

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なんか、しぶきとかかかったら、すごくヤダ[がく~(落胆した顔)]

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……

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アンリアレイジかと思ったら、スプツニ子!さんの作品でした

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このワイヤーで作った作品、面白かった。見ごたえがあります

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ビル・ヴィオラのは今回もかなり怖かった……[がく~(落胆した顔)]

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ピカピカ[ぴかぴか(新しい)]、オラファ―

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と、この辺割とおなじみの作家さんのが多い

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町中のいろいろなところから集めた椅子。市長さんの椅子もあります


 あまり大きな展示スペースではないけれども、けっこうおもしろい作品が多かった気がします。
 アーツ前橋のほかにも街中にあるアートをお散歩しながら[くつ]見ることができるのですが、ちょっとその前に腹ごしらえ。
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シャッター商店街ではありましたが、なかなか目を引くレトロなお店

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普通に、ソースカツ丼にしたりして


 ソースカツ丼、美味しかったです。が、その後店内のメニューにテレビ番組[TV]で取り上げられたメニュー[レストラン](?)が載せられていて、そっちにすればよかったかなー、とちょっと後悔。まあ、大盛りスパゲティナポリタンの上にポークソテーとチーズが載っているという強烈な[パンチ]メニューなので、この年齢で食べきれる感じではなかったけれど……[ふらふら]
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リノベしてアーティスティックなホテルに生まれ変わった白井屋ホテル(泊まってませんが)
 

 ここには、蜷川実花さんの展示がちょっとありました。

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「スズラン」という地元の今にもつぶれそうなファッションビルにあるもの悲しい展示


 また、完全につぶれた水商売ビル一棟[ビル]を利用した展示もありました。

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けっこう大きい。国分町にもこんなのありそう

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ライトがちかちか[ぴかぴか(新しい)]瞬く作品が面白かった

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マッド・ドッグ・ジョーンズは気に入ったな

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蜷川実花さん、ここにもありました

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まえばしガレリアの一室を使った展示もよかった


 画像が多くなってしまいました。
 作品は面白いのが多くてよかったのですが、前橋の繁華街の寂れ方がちょっと半端なくて……壊す建物の中を一時利用して現代アートを展示するというやり方は最近珍しくないと思うのですが、街自体の滅びに向かう感じ(失礼! 再開発するのかもしれないけど)がよりそこに凄絶さを添えているというか……うーん、表現が難しいな。なんというか、寂しいというか、うすら寒い感じがしてしまう。

 一泊の小旅行でしたが、次に続きます。


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えらくたまった [本]

 ヨシタケシンスケ『しかもフタが無い』読了。

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 この線で、この表情! これで「あーあー」と納得しない人は、多分ちょっと鈍い。展覧会、行くぞー!

 グレゴリー・J・グバー「『ネコひねり問題』を超一流の科学者たちが全力で考えてみた 『ネコの空中立ち直り反射』という驚くべき謎に迫る」読了。
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 ルビーちゃんのかかりつけのお医者様がインスタでお薦めしていたので読んだ。この作者は間違いなく猫好き。科学者のなかには、必ずしも猫好きではなさそうな人(デカルトとか)もいるが、猫の動きに注目するのだから好きなんだろうな。写真の発達による動きの詳細確認やさまざまな説、果ては宇宙とのかかわりまで、学者はいろいろなことを考えるものだ。猫は何にも考えずにできちゃうんだろうけど。

 須藤古都離『ゴリラ裁判の日』読了。

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 メフィスト賞受賞作。いろいろと考えさせられる。しかしこの作者の書きぶり、日本人とは思わなかった。いい意味でアメリカの小説家と思ってしまった。日本人も出てこないし。問題作であり、話題作。やはりこれはメフィスト賞かな。

 湊かなえ『カケラ』読了。

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 イヤミスだなあ、やっぱ。ただ、この作品は人間の相関関係がちょっとわかりづらくて、読みにくかった。ルッキズムが批判される世の中になってきたけれども、やっぱり人の根底はあまり変わっていないというか……。

 誉田哲也『ドルチェ』読了。

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 エリートの姫川ではなく、独身中年女性刑事の短編集。決してほのぼのはしないが、こういう犯人の落とし方もあるんだろうな、と納得させられる。スピンオフ作品と言えるのかもしれないあ、面白い。

 高樹のぶ子『飛水』読了。

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 読み始めは、げげ、またどっぷり不倫物かよ、と思ってげんなりしたが、なぜか最後は読後感が良い。お互いの配偶者(特に主人公の夫)は、えらくないがしろにはされているが……ほとんど無生物扱いだな。


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そして田代島  [旅行]

 まー、とにかく先週までは忙しかった、忙しかった。なんか寝ても夢見が悪くて[がく~(落胆した顔)]、絶対に準備したはずのpptが出てこないとか、苦労した資料が必要なくなったりとか、わけのわからないうなされようで……ない頭を使っただけでなく、毎日走り回って[ダッシュ(走り出すさま)]体力も使って、もう、ヘトヘトで[モバQ]した。
 それが終わったらやっぱり、少しぐらいは自分にごほうびだよね。[わーい(嬉しい顔)]

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というわけで、やってきました田代島、なんですが……

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船の出る石巻に行く途中、塩釜にも寄ったりして

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安くて美味しいアワビの肝の軍艦

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赤貝のひも

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絶品、白子の軍艦![わーい(嬉しい顔)]

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サメも美味しい

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本マグロ

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カキの軍艦


 撮り忘れた[バッド(下向き矢印)]けれども、このほかいすごくでっかいブリの握りなんかもいただきまして、おなかパンパン[わーい(嬉しい顔)]。1時間[時計]並んで、食べたのはわずか20分ほどかもしれませんが、ここは安くて本当に美味しいので、並んで悔いなし[るんるん]、なんだよなあ。
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腹ごなしに塩釜神社の石段を登ってみたりして[くつ]


 塩釜からまた電車[電車]で石巻に着き、15時[時計]ちょうどのシーキャット[船](高速船)で田代島へ。

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大泊で第一島猫発見![目]


 いつもの民宿・はま屋[家]のおかあさんが港で迎えてくださいましたが、日が暮れるまでしばし島を散策[くつ]です。

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猫神社にたどり着くと

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番をしていた猫ちゃんが一匹

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不思議ですが、この神社の周りには必ず一匹はいるんだよね[黒ハート]

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島の駅(小学校跡地)にはもっとたくさんの猫[猫][猫][猫][猫][猫]たちがいます

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たいていはみんな人懐っこいのですが

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この子だけはちょっと目つきが険しかったな[雷]

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宿[家]に戻ろうとしたら、ついてきてくれたりして


 ご飯は19時[時計]からということで、宿に戻ってお風呂[いい気分(温泉)]に入ってまったりしました。
 そしてお待ちかねのお夕飯![レストラン] 

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ああ、ブレた! タコの酢の物とカルパッチョ

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飲んだお酒は「斧琴菊(よきこときく)」。美味しいけど、この名前、★神家の……

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メバルの煮付けに

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イシモチの焼いたの

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蒸しガキに熱いごま油をジュジュっとかけたやつ

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アジフライ・カキフライ・そしてなんとアワビフライ!

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そしてお刺身! これが一人前だからねー


 このほかにもあら汁や牛タンつくねなんかが出たのですが、お腹いっぱいで撮り損ねました。

 今回はもう一組お客様がいて、若いお父さんと小学生くらいのお嬢さん。お嬢さんは猫ちゃんが見たくて、自分で田代島をリサーチしたそうです。今どきのこの情報力はすごいな。[がく~(落胆した顔)]この子はとても人懐こくて、猫たちをノートに描いて[アート]、一匹一匹名前を付けて、特徴を書き出したのを見せてくれました。学者肌[眼鏡]だな。
 でも、このお宿[家]はお魚は美味しいけど、小学生の女の子が喜んだかどうかは……おそらく、少し気を遣ってお宿の人もフライや牛タンつくねなんか出してくださったんだと思うけど……。
 いつもながら美味しいお料理[レストラン]と猫がてんこ盛りの島! 猫好きにとってはまさに楽園ですが、翌日おかあさんに伺ったところでは、他の民宿[家]はみなもう閉じてしまって、島の民宿は実質はま屋さん一軒だけになったそうな……。
 また、島の牡蠣漁師もいなくなってしまって、牡蠣は他から買わなければならなくなったそうです。しかも今年は水温が高くて[右斜め上]かなりの牡蠣が死んでしまい、お料理[レストラン]として出してくださった牡蠣も、痩せていてとても生では出せない、というので蒸し牡蠣にしたとのこと。
 ここ1年くらいはルーちゃんの病気があったり、台風[台風]で船[船]が出なかったりして来れていなかったのですが、その間にいろいろ起こっているんだなあ……。
 唯一希望が持てたのは、最近移住してきたという若いご夫婦がはま屋さんで民宿見習いをしているということ![ぴかぴか(新しい)] お料理[レストラン]を出して説明するお手伝いをしていたのですが、とても感じの良い[かわいい]若い人たちでした。ぜひぜひ、頑張ってほしいものです。
 翌日はシューッと[新幹線]帰ってきてしまいましたが、美味しいお料理と猫に癒されるごほうびの週末でした。まだまだ何度でも行きたい田代島なのです。


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