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期待しすぎた? [本]

 ドリアン助川『あなたという国』読了。

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 9.11後の喪失感、文化の違う人たちの交流と断絶……なんかなあ、あの「叫ぶ詩人の会」のドリアン助川だと思って期待しすぎてしまったのかなあ。小説としてはあまりにストレートに進んでいくのに、最後はなんだかポエティックに(?)すり抜けられてしまったし。


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いいセレクト [本]

 日本推理作家協会編『奇想博物館』読了。

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 いずれ劣らぬ傑作ばかりで、いいぞいいぞと読み進んだが、最後から二番目の宮部みゆきで泣かされて、もうこればっかり印象に残ってしまった。ツボってあるなあ。

 向山貴彦、たかしまてつを『ビッグ・ファット・キャットとマジックパイショップ』読了。

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 また一つ大きな苦難が訪れる!! シリーズも4作目で折り返しだが、ぐいぐい読めて面白いのでした。


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脇役がちょっと惜しい [本]

 田村和大『筋読み』読了。

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 このミス大賞受賞作。相当面白いと思うし、夢中で一気読みしたが、せっかく活躍するかなーと思われた主人公の若い相棒がもうちょっと目立ってほしかったと思ったり。ないものねだりかな。


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ちょっとはずしたり [本]

 能町みね子『くすぶれ! モテナイ系』半分読了。

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 なんかなあ、ちょっと詰まんなくて時間の無駄っぽかったので、半分でやめてしまった。自分にとってどうでもいい内容だっただけですが。能町さん、テレビだと面白いんだけどなあ、独特の存在感で。

 みうらじゅん『とんまつりJAPAN』読了。

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 日本って広いなあ。これほど不思議な祭りがてんこ盛りとは。それにしても、これを追いかける情熱がすごい。多分みんなすごく行きづらいところだよねえ。

 たかしまてつを・向山貴彦『ビッグ・ファット・キャットとゴーストアベニュー』読了。

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 平易な英語で読みやすくて、一気読み。っていうか、一気音読可能。次はどうなる、次はどうなる!!

 石田衣良『チッチと子』読了。

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 小説の賞取りの様子が面白かったし、全体としていい話だが、なんか子供がよくできていすぎて気味悪いかな。

 渡辺優『地下にうごめく星』読了。

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 こんな表紙だけれど、さすがは小説すばる新人賞で、面白かった。何しろ、仙台が舞台だし。向こうにもやっぱ、地下アイドルがいて、ライブやるハコがあるんだろうなあ。


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昭和の重い本 [本]

 滝田ゆう『昭和ながれ唄』読了。

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 物理的に重い本。内容がということではない。この独特の筆致。絵はいいが、文章はちょっと読みづらい。重いし変型サイズだし、電車の中では読みづらいしまたカバーもかけづらいし。記念作品集のような形で作られた本とはいうものの。

 海堂尊『夢見る黄金地球儀』読了。

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 医者ものしか書かない人、という思い込みがあったせいか、ちょっととっかかりが読みづらかったが、途中からはどんどん面白くなった。どんでん返しも効いている。


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ほのぼのSF [本]

 東野圭吾『時生』読了。

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 長編だけれど、先が気になってどんどん読んでしまった。とちゅうでちょっと先がわかっちゃったかな、とも思うけれど、やはりそこはどんでん返しがあって、さすがの東野先生でした。

 奥野良之助『金沢城のヒキガエル 競争なき社会に生きる』読了。

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 ヒキガエルは、昔祖母の家の庭にたくさんもそもそ出てきて、アリを食っているのを飽かず眺めたりして馴染みがある。指を切って標識にしたり、うわーというような描写もあるが、ヒキガエルのとてものんびりとした不思議な社会が詳しく紹介されていて、面白かった。それにしても、なんか生物学の人って一風変わった人が多いなあ。


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最後は行方不明…… [本]

 橋本哲男『辻政信と七人の僧』読了。

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 出張の時は全く本を読む暇もなく……まあ、当然なのですが。で、帰ってから一気に読んだ。本来は本人の手による『潜行三千里』を先に読むべきだったかな、とも思ったが、とりあえず読み物としては面白く読んだ。戦犯の逃亡記録と言ってしまえばそれまでだけれども、タイの僧衣の着方って、そんなに難しいんですか……。

 辻 仁成 (著), 小林 恭二 (著), 石井 聡亙 (著), 香山 リカ (著), 長嶋 有 (著)『住宅顕信読本ー若さとはこんな淋しい春なのか』読了。

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 さらにたくさんの人がこの25歳の夭折俳人について語っている本。いろいろな人のいろいろな評価を通じて理解しようとしてみても、あまりに早く逝ってしまっているし、ちょっとなかなか入り込めない。言葉の使い方はじわーっとくるけど。

 太田和彦編『今宵もウイスキー』読了。

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 いい男はいいバーテンダーのいる店を知っていなければならない、というのはすでに一昔前のダンディズムになっているが、まあ、それはそれでかっこいいかも。ただ、ウイスキーはあくまで「男の酒」という語り口なんだよなあ。古いめの作家が多いので仕方ないけれども。なんか、もう少し別の見方はないのかしら。ともあれ、角瓶買って帰ってしまった。


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これはすごい! [本]

 中川裕『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』読了。

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 もちろんこの本も面白かったけれど、漫画の『ゴールデンカムイ』がどれだけ正確にアイヌの文化を伝えているかがわかったし、さらにアイヌのセリフの方言にもこだわっているという念の入れようが伝わって、ますます先が楽しみになってしまった。この本、買ってもいいかも。アニメのほうもセリフや歌にこだわっている部分、もう一度見直したくなったりして。


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勉強ってほどじゃないな [本]

 沼田真佑『影裏』読了。

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 なんかなあ、どういう風に反応すべきなのかわからない作品だなあ。一見読みやすいんだけれども、最後はどういうことなのか、途中のところも謎が多いし。やっぱりこれもわからないほうの芥川賞だろうか。

 向山貴彦『Big Fat Cat and the Mutard Pie』『Big Fat Cat Goes to TownTown』読了。

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 あえて二冊続けたが、続き物だと知らなかったんだもの。これはもう、次が気になって仕方がない。語学の勉強だとか思わずに、結末を見届けたい。

 山本一力『たすけ鍼』読了。

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 なんかちょっと、中途半端というか、人情噺だけれども泣けるわけでもなく……鍼灸の話は面白いけれど、主人公がスーパーマンすぎるのかな、ちょっと。


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全部を自作の家! [本]

 岡啓輔『バベる!』読了。

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 今思えば、これにかかわる仕事をやってたのって、すでにまる1年前になってしまうんだなあ……時間のたつのは速いなあ。と、感慨にふけるが、まだ本物を見に行ってないし、また、この本の中に出てきたほかのハンドメイド建築物もいろいろ見に行きたくなってしまったりして。

 角田光代『東京ゲスト・ハウス』読了。

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 なんというか、いろいろ思い出すというか、自分はもう少しはましだったかな、なんて……気恥ずかしく思いつつ読んだ。

 中村文則『私の消滅』読了。

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 塩田さんの装丁というので借りて読んでみたけれど、内容はかなりきしょい。ちょっとこういうのは苦手。

 黒岩重吾『飛田ホテル』読了。

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 飛田の女たちを主人公にした話だけれど、やっぱり黒岩重吾だと格調高いかなあ。しみじみ読んでだ。切ない短編集。  


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