帰京と買い物

　慌ただしいようですが、そうそう年休を使ってもいられないので2日休んでいったん戻りました。猫世話も頼みっぱなしというわけにはいきません。

帰りの新幹線で初めて食べた駅弁。ちょっとしょっぱい

　帰ると、通販で頼んでいた会津のお酒が届いていました。

Snow Dropというリキュールです

会津若松の名店「杯爛処」で飲みました（そのときの様子はこちら）

キャップの天使がかわいい

　冬になって思い出してネットで検索したのですが、大きな瓶はとっくに売り切れ。私の買ったのが蔵元の通販の在庫の最後の2本みたいです。珍しいので来週のお呼ばれに1本持っていこうかな。

　今日は母のパジャマを2着、下着もたくさん買い足して病院に持っていきました。
　今日も若干雪はちらついたものの、昨日のように積もることはありませんでした。とは言え、気温はやはり一日中低いので、道の凍結には要注意です。
　母は薬のせいか痛みもない、というのですが、自分がなぜここにいるのかが分からない様子。一度、「どんな子が生まれるかねえ、誰に似るかねえ」と言っていたので、自分の唯一の入院経験であるお産の時のことを思い出していたのかも知れません。適当に相手をしていましたが、自分が怪我をして入院しているという認識がないようで、掛け布団を引っ張り上げて畳もうとしているのでどうしたのか尋ねると、「だってこれ、返さなくちゃ」等と言うのでまた心配になります。昼寝をしてくれればいいなあと思ったのですが、絶対に寝ない。いよいよ夕方私が引き揚げるときには、「私も帰る」というのでパニクりました。幸い母のリハビリを担当してくれる方が来ていて、「まだ帰れませんよ」と笑顔で諭してくれたので助かりましたが……
　本当は今日の午後からでも車椅子に乗る練習等を行う予定だったようなのですが、今日は傷のせいか熱が8度もあるというのでできませんでした。母の様子はとてもそんな高熱を発しているようには見えず、まったく普通に喋っているのですが……。私なら熱が8度8分もあったら、喋るどころではないはずです。

　その後病院から地下鉄の駅まで22分ほど歩き、地下鉄→新幹線と乗り継いで帰りました。

　今日、街で母の関係の買い物をしたときに、ついつい無駄遣いして買ってしまった猫雑貨。

洗濯ばさみ

大きさ的には指輪を入れるくらい

　帰ると、こんなびっくり箱がまっていました。元々は冷凍ピザの入っていた箱なのですが……

わ　びっくりしたー

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タグ：レオン 仙台 帰省 猫雑貨 スノードロップ 日本酒

緊急帰省

　8日に母の施設から電話があり、母がトイレで転んで骨折したらしく、手術の必要があるとのこと。
　とりあえず仙台にいる従姉妹に病院に行ってもらって、急きょ当日の深夜バスを手配し、帰省。

うちの近くのＪＲ駅舎風景。早朝6時過ぎ。寒い！

　弟はすでに前夜の新幹線の最終で帰省しており、一緒に病院へ。施設の職員の人とも病院で待ち合わせました。
　けがの状況と手術についてはすでに前日お医者様から聞いていたので、それ以外の状況を看護師さんからご説明いただきました。股関節に近い大腿骨を骨折しているので、金具で固定する手術が必要とのこと。高齢者にはよくある骨折の個所の一つのようです。
　本人に会うと、自分がけがをした状況はまるで覚えておらず、（おそらく投薬が効いて）痛みはないという。話もちゃんとできるし、もっと死にそうに痛がって弱っている状況を想像していたので、ほっとしました。
　　病院に行ったのは午前中でしたが、手術が立て込んでいて実施は午後になるというので、手術に関する同意書等を書き、しばらくは待機です。
　バスや電車では非常に行きづらい場所にある病院なので、朝は弟が車を運転して行ったのですが……

朝8時くらいからどんどん雪が降り出して……

　しかもあまり気温が上がらないというので、帰り途がまた凍結したりすると極めて危険なため、昼食をとってから弟は一人で車を家に戻しに行きました。
　手術は結局2時半くらいから始まり、4時には順調に終了。麻酔がさめてから話をしたのですが、割合元気な様子です。明日か明後日には起き上がってリハビリを始められるとのこと。まずは一安心です。執刀医の先生がレントゲン写真を見せてくださり、説明をしてくださいましたが、なかなかすごいボルトのような金具が3本（？）も入っている。
　病院は完全看護で、洗濯物のことさえ家族で何とかすれば、あとは問題がないということ。とりあえず下着や十分な数のパジャマ等必要なものを買いそろえ、後は姉弟で対応できるようです。施設の方も定期的に顔を見に来てくれるということで、順調にいけば2週間の入院後施設に戻れそうです。
　ただ、歩行能力はたいてい一段階かそれ以上落ちることがあり、認知症があるのでリハビリがうまく進むかどうかわからない。施設での部屋のレイアウト、その後のケアプランなどは施設の方と話し合っていく必要があります。あまり先走って車椅子などを用意してしまうのも、術後の回復の度合いがわからない段階ではあまり良くないということなので、今後の様子を見ていく必要があります。

　私はもう一日残りますが、弟は今非常に仕事が忙しい時期とのことで、9日中に帰京。新幹線の終電までの間に、近所の飲み屋でご苦労様夕食会。

その後家でもちょっとウィスキーを飲みましたが、泥酔前にちゃんと帰った

翌朝(10日）の庭。積もった雪が溶けません

　今日は必要な買い物をして母に届け、とりあえずは帰京して、明日は仕事に戻れそうです。

留守中の猫世話を引き受けてくれた猫マスターからの写真

　レオンとココアちゃんがご飯を食べています。もうすぐ帰れるからね。

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タグ：骨折 帰省 ココア レオン

荷物運び

　今日は、父の大きなトランクを使って、母に・・等を運びました。
　午前中に父の見舞いを済ませ、母の施設についてのは1時過ぎ。ごく普通に過ごしていたので、まあ心配ないかなーと思ったら、職員の人から「ちょっとお話が」。昨夜「帰りたい」と部屋から出てきたということでした。まあ、しばらくの間は慣れないよなあ。
　お天気が悪くなかったので、母を連れて近くのお店をお散歩したところ、「大きくていいお店があるわねえ。うち（自宅）の近くにはないから」と感激し、お茶菓子を買って、施設に戻って二人で紅茶を飲みました。しかし、二人だと道順を覚える気がないのか、施設の建物の入り口を見ても、「あれ？　ここは？」なんて言っています。これだと、一人での外出などとてもおぼつきません。
　母が「食事の時にびっくりした」と言うので何かと思うと、「みんな、幽霊みたい」と言います。話しかけてもほとんど反応がないというのです。母は比較的施設の中では若い方だし、周りの方に結構いろいろな症状の進んでいる方が多いのか……施設職員の方に、話し相手いになれる人がいないかどうか相談をしてみました。食事は階ごとにまとまってパブリックスペースで食べるので、もしかしたら他の階にはもう少し話ができる人がいるかも……でないと、あんまり気の毒です。

　退屈しのぎに母が父と一緒に昔行ったポルトガルのツアーのビデオをDVDに焼き、ポータブルDVDプレーヤーで上映しました。ファドの聴けるレストランの情景などもあって、なかなかにぎやかです。「音楽があるといい」とだいぶ喜んでくれました。他のツアーの分もせっせとDVDにしなければ。本当は部屋に閉じこもってばかりいてもらいたくはありませんが、一人での散歩も難しく、友達もできにくいのでは困ってしまいます。若い職員の人たちと話をするのは、とても楽しいというのですが……。

芋煮うどん（￥390）

　電車乗継の際に、仙台駅の立ち食いで芋煮うどんを食べました。味はまあまあ。ホントの芋煮、食べたいなあ。

　また、実家近くの出窓の猫ちゃんがまた出ていたので、写真を撮っちゃいました。お留守番で退屈だったのかな？

こんにちは（）

めっきり冷えてきましたにゃ（）

ところで、どこかで……（）

お会いしましたかにゃ？（）

一段落……か？

　本日、とうとう母親を施設に入所させるために連れて行きました。もっとひどい抵抗を予想していたのですが、それほどひどい嵐にはなりませんでした。ただ、私と弟の部屋のコーディネートには「殺風景だ」」等いろいろ文句はあったようです。ただ、入所させられることに関してはもっと文句があったのだろうなあと思うと、そこにとどめてくれたのか、とも思います。我々が東京で安心して働くために、結果として母親から自宅で暮らすという自由を奪うことになったわけですから、罵られることは仕方がないことなのですが。

施設の向かいのおうちの窓には大猫が二匹（わかりづらいかな）

　ただ、施設がきれいで感じがいいのと、相談員の人のキャラクターが気に入ってくれたらしいことが救いです。もともと長く働いてきた人なので、他者との関わり方もある程度分かっている人だと思うので、他の入所者の人ともうまくやってくれると思うのですが……。とにかく、子供としては、彼女が新しい生活にうまくなじんでくれることをなんとか手助けしてあげられるよう最大限努力しないと仕方がないのかな、と思います。
　明日からしばらくは服や趣味のものを施設に運びますが、うまくいけば来週からようやく職場に復帰できそうです。
　今日は朝から胃が痛く、施設に行く直前の昼食などは、本当にようやく腹に収めた状況でしたが、今はちょっと落ち着いて、あすから普通に仕事の弟が置いて行ってくれた焼酎「やまねこ」のお湯割をすすっています。まだ心配事がないわけではないので、本当の意味でおいしいお酒ではありませんが、ほんの少し安心感は生まれています。猫をなでながらお酒が飲めたらもっといいのに。

タグ：施設 やまねこ 焼酎

つ、つかれたー！！

　今回は、土・日に施設見学や面談が入ったので、15日（土）～20日（木）までの長い帰省となりました。あー、きつい。猫にも会えないし。

　しかし、15日（土）の母の施設候補先の人との面談があり、母からは思ったほど手ひどい拒絶もなく、「子供たちさえよければ……」みたいな発言があったりして、びっくり。但し、この言葉をいつまで覚えているのか……次にまったく別の反応を見せないとも限らないので、油断はできませんが……。
　また、18日（火）には父の転院がありました。脳梗塞で運ばれて手当をした病院から、長期療養型の病院への転院です。朝早く元の病院に行って、最後の支払いや荷物まとめをして、介護タクシーに乗り込みます。追加になった薬がなかなか出なかったために、介護タクシーの待機時間分のお金がかかってしまった……最後まで手際が悪いったらありゃしない。そのうえ、保険料請求のための書類作成を依頼したら、7，000円も取るくせに1ヶ月はお時間をいただいています、と言う。なんだかなあ。
　介護タクシーは初めて乗りましたが、運転士さんのほか、看護師さんが乗り込みます。看護師さんは若いお兄さんで、いろいろと気を遣って言葉をかけてくださいました。移動時間は30～40分程度、その間父は時折目を開けていました。まったく意識がないわけではないようなのですが、どこまでわかっているのか……。
　転院先ではいろいろと手続きがありましたが、やはり元の病院からの申し送り事項が詳しく書かれていなかったり、他の病院宛の手紙を間違って私に持たせてよこして、転院先の人が電話で問い合わせてくれたら、それを「よかったら持ってきていただけませんか」と言ってみたり（転院先の病院の人が「他に行く用事がないんでしょう？　それはいくら何でもおかしいですよね。こちらで郵送しておきます」と言ってくれました）、前の病院の事務方のミスが目につきました。脳の専門では優れた病院らしいのですが、クラークの連中がちょっとバ★なのかなあ。

　なんだかんだいって、手続きは昼までかかり、かなり腹が減ったので、駅前の数少ないラーメン屋へ。

ウリはニラなんばんラーメン。臭くなるけど、美味しかった

　大好きな味玉も半熟でばっちり。割引券もゲット。また来るからね。

　母は相変わらずですが、毎日夕方になると、「近所の人たちがあたしを監視しているの。買い物くらい自由に行きたい」とか「年をとると生きにくいものなのねえ」とか文句を言い出すのがなかなか面倒くさい。結局、なぜみんなに心配されるのか、どうにも理解できないので仕方がないのですが……「病気なんだ、この人は病気なんだ……」と自分に言い聞かせながら「ふーん」とか「へえー」なんて適当に相づちを打つ。
　とにかく夕方暗くなってから外出をさせないように努めたのですが、明るいうちに二度ほど脱走されました。ある日などは、3時くらいに一度自分で買いものに行ったのでもう行かないかと思って油断していたら、それを忘れてもう一度出かけ、ほとんど前回と同じものを買ってきました。
　またある日は、昼に私がパンを買って来て一緒に食べたのを忘れたのか、直後出かけて、おにぎりセットと前と同じようなパンを買って来ました。
　うーん、困ったなあ。
　もう家を抜け出すのは仕方がない、ちゃんと戻ってきてくれさえすればいいとあきらめましたが、前に買った物をまったく忘れて買いに出るので、同じような食材がどんどん冷蔵庫にたまっていってしまうのです。
　キャベツ、ソーセージ、ブロッコリー、玉ねぎ、じゃがいもが多かったので、とりあえず大鍋にぶち込んでポトフをつくり、それ自体は大好評でしたが、それを消費しているうちにもおでんセットがすでに6人前たまっている……最近は2人しかいないのにご飯を4～5合炊くのはちょっとおさまっているのですが……毎晩、「今日は何人？」と聞いてくるので、粘り強く「2人だよ」と繰り返しています。
　それでも、今週も何回も「だからー」と言ってしまったなあ、と反省したりして。本人、繰り返しているとは思っていないんですよねえ。

　おまけ　

出窓にとの置物があると思ったら……

あたし、本物よ（）

タグ：認知症 施設 ニラなんばんラーメン 病院

早朝ウォーキング

　どういうつもりなのか、深夜バスが早朝4時半に仙台駅裏に着きました。さすがに非常識だと思ったのか、「着きましたが、5時まではここに停めますので、寝ていていいです」と運転士さん。寒いし、暗いし……私を含め半数ほどの乗客は、5時まで寝かせていただきました。着く時間、もう少し加減してくれよー。
　今日は10時からアポで母の施設の候補先を訪ねました。仙台駅からローカル線で行くのが順当ですが、この時間に着いちゃったら、もうしょうがない。10キロくらいのところなので、朝駅ナカのMacで軽く朝食を済ませ、歩いてみることにしました。最近運動不足だし。

仙台駅裏。夜が明けてきました

楽天の本拠地・日本製紙クリネックススタジアムまではすぐです

東仙台には自衛隊駐屯地及び住宅があります

途中の民家で見つけた猫小屋

朝ご飯、まだかにゃ（）

寒くなったけど、まだ咲いています。星形で珍しいかも

　
　私にしては珍しくあまり道に迷うこともなく、2時間半ほど歩いて目指す駅へ。10時前に弟と待ち合わせ、二人で見学に行きましたが、とても良い施設で、うまく行けばこちらに決められるかも。空いているお部屋も2階の南向きで気持ちよさそう。職員の方も誠実そうで、きょうだい二人とも気に入りました。あとは、母が受け入れてくれるかだけが問題ですが、職員の方はできる限り協力しますとおっしゃってくださったのがとても心強い。
　で、この三連休、私は本格的介護休職の準備ということで、昼間に自宅の方にとんぼ返りさせてもらい、週末の母番は弟に任せます。昨夜父がまた集中治療室に戻ってしまったこともあり、母を連れて見舞いに行ってもらいます。

　私は1時過ぎの新幹線に乗ることができました。
　仙台駅では「東北駅弁フェア」をやっていたので、憧れの森町の「いかめし」（500円）を買うことに。

レトロなパッケージ！

いかはちっちゃいけど、パンパンでけっこう食べでがあります

　素朴な味だなあ。昔、こういうイカに何か詰める料理に凝ったことがあったけど、最近とんと作っていないなあ。自分で作ると、なかなか軟らかく煮るのは難しいんですよね。

　で、今のうちにすませてしまおうと夕方は美容院に行って、その後スーパーに寄ったらサンマが安かった！　私にとっては、今シーズンの初物です。

今日は、踊るさんま御殿です！（これは塩を振った人間用）

こちらは塩なしの猫用にむらがるにゃんず

あれ？　福ちゃん、あんた昨日からあんまり食欲なかったんじゃ……

さんまは、別腹！（福）

そ、そうなんだ……

タグ：介護付有料老人ホーム ウォーキング 福 ココア ヒデヨシ モモコ さんま

いずこも同じ

　今日は、私が6月に参加した企業人ボランティアプログラムの報告会。岩手・宮城・福島各県に行ったボランティアの代表者の発表と、企業人ボランティアを企画する側、送る側、受ける側のパネルディスカッション。有意義なお話が聞けました。やっぱり、参加してよかったなあ。ただ、その後のそれぞれの企業におけるボランティア活動の発展性は様々。うちはまったく会社としての独自の発展はなくて……まー、そんなに大きな会社じゃないからなあ。
　同じクールに参加した人とも少数ながら会えて、とても有意義でした。今度また楽しく飲みたいです。

　が、その間にお隣の美容室の方からお電話が入っていて、また母が夕方一人でふらふらと出かけて、帰れなくなったのか、美容室のお客さんに連れられて帰ってきたとのこと。転んだのか指をすりむいていたけれど、「別に痛くないから」とか言っているらしい。美容室の方のお母様の認知症の発現とほとんど同じらしい。
　いきなり暗い気持ちになりましたが、今日会社の同僚やボランティア仲間と話したところ、私と近い年代の人は多かれ少なかれ両親や祖父母の代の家族で同じような経験をしているとのこと。何がどうってことではないけれど、たいへんなのは自分だけじゃないんだなあ、と納得。我々がボランティアをしている姿を被災地の人に見せて、「みんなが応援しているんだ」と思ってもらったのとはちょっと違うけど、同じような体験をして「わかってもらえる」というだけでも少しうれしいかも。

おねえさん、これで癒される？（コ）

ココアちゃんがお話に来てくれるだけで、おねえさんはうれしいな

ぼくもお話、聞きますよ（ヒ）

ヒデヨシさんも、ありがとうね

　くたっとソファに座っていると、ココアさんが寄ってきて、話しかけるようなそぶりをしてくれます。ヒデヨシさんも、何となく寄り添ってくれて、暖かい。って、いいやつだなあ。

タグ：ココア ヒデヨシ ボランティア

一難去って

　台風で電車という電車が止まり、たいへんな思いをしてようやく駅に着いたところで、民生委員さんからお電話が入りました。
　母が線路のところで転んでうずくまって雨にずぶ濡れになっているところを、学生さんに助けられ、パトカーに送ってもらって家に帰ってきたとのこと。民生委員さん、町内会長さん、お隣の美容師さんが来てくださっているとのこと。取り急ぎ近所の住む叔母に電話を入れ、駆けつけてもらうことにしました。
　叔母によると、今日は叔母の家に来て泊まって、と言っても何を言っても、「あたしに指図しないで！」「あたしなんか死ねばいいんでしょ！」とか喚いて全然言うことを聞かないので仕方なく家に一人で置いてきたとのこと。
　出かけた経緯もよく覚えておらず、話ができない上に、どうも父の見舞いでもなく買いものでもなく、昔の親戚の見舞いみたいなことを口走っていること等、どうにも手に負えない。ご近所のお三方も、「これは身内の方が24時間見ていてくれないとダメな段階では……」と匙を投げておられるらしい。
　叔母にも、「もう週末ごとに通っている段階ではない。姉弟で覚悟を決めて長期休暇でも取って面倒を見て、なんとか施設入所とかに持っていかないと……」と言われたけれども、普通に働いているサラリーマン二人（片方は扶養猫付）にいきなりそんなことが出来るかといわれると、それはなかなか……。
　今後どんな作戦を練ればいいのか、弟と二人、深夜電話で悩みまくりましたが、すぐにうまくいく方法なんてあるわけもなく。本人の意思を無視して強制的に入院なり入所させることも、今の身体だけは元気な状態では難しそうだし……とにかく、明日弟が午前休を取って近所にご挨拶に回ることにはしましたが。

たいへんですね（ヒ）　元気出してよ（ポ）

うん……ありがとう……

　今のところソファにおしっこを引っかけられてはいないのでほっとしているのですが、何しろ今年は一難去ってまた一難だなあ。厄年は終わっているはずなんだけど……。
　誰しも年をとってから環境が変わるのには抵抗があると思いますが、このままでは姉弟とも東京で仕事をしながら暮らしていくことができません。何とかしないと……。

タグ：認知症 施設 紋次郎 ヒデヨシ ポン モモコ ソファ