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帰省して-ボランティア編 [旅行]

 金曜の東京は蒸し暑かったー! [ふらふら]
 朝から中国人のお客様のアテンド、午後からは社内の引っ越しで段ボール積み上げ、夜は会社の歓送迎会で飲み放題沖縄料理屋……飲み過ぎるパターンです[あせあせ(飛び散る汗)]。泡盛のロック、何杯飲んだかなあ[バー]。で、スーツのまんま新宿から深夜バス[バス]にのって爆睡。翌朝5:30[時計]に正気に戻ったときにはもう仙台です。いやあ、効率いいっす[手(グー)]
 実家まで駅から歩いて帰ります(電車は始発前)。家では、まだ早朝[晴れ]なので弟が置いておいてくれた漫画[本]を読んでしばらく時間調整。

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面白くって、ちょっと重い


 弟が起きてきて、車[車(セダン)]に乗せてもらって一緒にReRootsのボランティアセンターへ。なんだかんだ言って、ReRootsのボラは初参戦。弟はすでに何度も参加していますが、私は週末の予定が合わなかったり天気が悪かったり[雨]して、常々未遂だったのでした。

 今回行ってみると、東京?からのボランティアバス[バス]が4台も着いていて、大盛況。一般参加者は我々姉弟を含めても10名程度でしょうか。最初にReRootsの代表の若い男性から主旨説明、グループ分け等を知らされます。私は今回、被災してもう一度同じ場所に住もうとしていらっしゃる方のおうちの再建の一環としての障子貼り班に。器用じゃないので、むちゃくちゃ緊張しながら[たらーっ(汗)]、ママチャリで他のメンバー3人(いずれも女性)と一緒に現場に向かいます。
 行ってみると、午前中はおうちに大工さんが入っているので作業ができないとのことで、一度は水に浸かってようやく復活してきた畑地の雑草抜きです。
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「背の高い草だけでいいよ」といわれましたが、真面目な4人はかなりがんばった

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奥左の白い帽子が私です(ReRootsブログよりダウンロード)


 午後は障子の作業にかかるのですが、まだ元の障子紙を剥がしていないというので、「障子貼り」ではなく「障子剥がし」です。
「室内作業で呼んだのに、外で働いてもらって悪かったね。ちょっと早いけどお昼にすっぺし」と呼んでもらって、軒先のテーブルでお昼ご飯。もちろん、各自食事は持参していたのですが……

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おうちで出していただいたおかずの方がずっと美味しい!

 自家製スナップエンドウ、同じくキュウリの漬け物、塩辛! そして、このお椀に入っているのは宮城の郷土料理「おくずかけ[レストラン]です。私も大好きなのですが、これまでけっこう長いこと生きてきて、よそのおうちのおくずかけって食べたことがないような気がする。うち(祖母のつくったもの)だと絶対に茄子が入り、麩は鞠麩を使うのですが、こちらのおうちは茄子は入らず、油麩を使っているみたい。白石温麺を使うのは同じですが、やっぱり各家庭の味があるんだなあ。で、写っちゃいましたが、なんとプレモルも昼間っから……[ビール]
 一緒に行ったのはいずれもReRootsのスタッフをしている人たちで、東北大学の薬学部1年生、農学部2年生、青森から旦那さんの転勤でやって来て、専業主婦の傍らボランティアスタッフでがんばっている方。いずれも仙台出身ではなく、それぞれ岐阜、栃木、青森です。
 学生さんたちは、今時こんな子がいるのかー、と感心するような真面目でかわいい子たちでした。寮に入って、勉強もバイトもやって、ボランティア……すごいなあ。お昼のお弁当も自分たちで作ってきていたし、なんだかおばさん、感動しちゃったよ[もうやだ~(悲しい顔)]
 野菜もおくずかけもビールも美味しくて、今かなり復活した農地を眺めながらいただくと、この場所が津波で水浸しになったなんてとても信じられないほどの贅沢感! しかしお邪魔したおうちの方のお話しでは、この一帯の地盤沈下のために離農をされるおうちも決して少なくないそうです。この方たちも、今はご自宅[家]が住める状態ではないので、普段は仮設にいらっしゃって、昼間再建作業をしています。

 さて、午後はいよいよ障子剥がし! 障子貼りほど器用じゃなくていいし、ちょっと気が楽になったりして……

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一番左が私です(ReRootsブログよりダウンロード)


 水に浸かったお宅なので、畳が上げられ、家具はほとんど運び出されています。これを少しずつ直していくお手伝いなのですが、なんだかご馳走になってばかり[ふらふら]という感じでした。
 
 4時頃[時計]終了すると、また自転車でセンターまで戻ります。弟は畑作業のグループに入っていたのですが、もうとっくに終わって、着替えて待っていてくれました。アサヒドライゼロ[ビール]のロング缶を買っておいてくれたので、ぐびぐび。
 その後は二人で母の施設に寄り、回転寿司で夕食を取って、スーパー銭湯[いい気分(温泉)]へ。最後のレバ刺しを求めて焼き肉屋を攻めてみるというアイディアもあるにはありましたが、さすがに疲れた……
 帰って軽く酒盛り[ビール]をして寝てしまいました。弟は日曜日も作業をするっていうしね。



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コメント 12

ChatBleu

帰省だけでも大変なのに、ボランティアにまで!
姉弟さん揃って偉いですーー!
by ChatBleu (2012-07-01 22:50) 

あーる

ChatBleuさん
ボランティア、たいていは仕切りが悪くてゆるゆるで、イラっとくることもありますが、けっこう楽しいものですよ。特にこのReRootsは事前登録が一切いらないので、気軽に参加できるようです。
by あーる (2012-07-01 22:57) 

green_blue_sky

こんばんは。
蒸し暑い中での作業、お疲れ様でした。
帰省されると思っていましたが、ボランティアとは・・・
さすがアルコールに強い、朝にはすっきりとは(爆笑)

私のほうは無理をせず、月曜日から仕事に頑張ります^_^;
by green_blue_sky (2012-07-01 23:12) 

あーる

green_blue_skyさん
泡盛だからすっきりしたのであって、日本酒なら作業は不可能だったかも、です(汗)。
せっかく週末トーホグに帰るのなら、ボラも目的の一つにしたいなーなんて思いまして。
by あーる (2012-07-01 23:18) 

kontenten

沖縄料理で泡盛のオンザロック・・・おまけに
翌日、ボランティアとは・・・お疲れ様でしたm(_ _)m
 ホント、ボランティア学生、偉いですね。
同年代の息子を持つ身として、爪の垢を息子に煎じて飲ませたいです(w)
by kontenten (2012-07-01 23:29) 

あーる

kontentenさん
泡盛、翌日午前中の炎天下での草取りで、全部汗になって流れ出たと思います。東北大の子たち、本当に真面目で性格もよく、心洗われるような気持ちになりました。今の子たちも捨てたもんじゃないです(ババ臭い言い方だな)。
by あーる (2012-07-01 23:33) 

OMOOMO

ボランティア、偉いですね。障子張り・・大変そう。
出していただいたおかず、おいしそうですね。
頑張るあーるさんですね。
by OMOOMO (2012-07-02 10:32) 

あーる

OMOOMOさん
労働なんて、あの美味しいおかずにはとても引き合いません。筋肉痛にもなるほどじゃないし。ゆるく楽しんできた感じです。
by あーる (2012-07-02 12:34) 

タッジーマッジー

お仕事やボランティア、お疲れ様です。
学生さんたちも偉いけど、あーるさんもすごいです。
最近の子って、なんかしっかりしてるし、いいこが多い。
私なんか、同じ年頃、ぼーっとしてたなぁ('_')
我が家の味じゃない、よそのおうちの郷土料理もなんだか楽しいですね。
by タッジーマッジー (2012-07-02 12:55) 

masutaro

いつもパワフルで、積極的に行動されて、尊敬してしまいます。
ボランティアお疲れ様でした。
軒先でお昼ご飯なんて、いいですね。
働いた後にこのおかずとビールは美味しかったでしょうね。
by masutaro (2012-07-02 13:11) 

智太郎

帰省して間もないのにボランティア活動ですか。
素晴らしいですね

by 智太郎 (2012-07-02 13:55) 

あーる

タッジーマッジーさん
私も学生時代は合気道とバイトと酒に明け暮れておりました。あと、バックパッキングか。ろくなもんじゃないなあ。
意外とよそのお宅で郷土料理をいただくことってないんですよね。新鮮でした!

masutaroさん
働いた後というか、働いている途中でのご馳走とビールでしたが……もちろん、美味しかったです。体力だけはまあまああるので、せっかくだから使っています。

智太郎さん
全然たいへんじゃない労働だったので、かえってたくさんいただいてしまって恐縮しました。結局深夜バスが一番時間が有効に使えて、しかも安いみたいです。
by あーる (2012-07-03 00:17) 

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