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究極のキャリアウーマンの世界 [本]

 岩下尚史『名妓の夜咄』読了。

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 同作家の芸者さんシリーズ第三弾。聞き書きばかりで構成されているのかと思ったら、案外説明も多く、資料的な価値あり(どうするんだ)。前の二作と若干被る内容もあるが、楽しめる内容。みんながみんな泣く泣く芸者に売られたわけではないということなど、へー、な部分も多いけれども、やっぱり皆さん強烈にプライドが高い! 新橋、赤坂、柳橋といっても、素人目には同じようなものだが、あたしたち、全然違うんだから! と強い自負があるようです。関西上がりの武原はんについても、まあ、心の中では相当に反発があるみたいだなあ。
 個人的に、一番面白かったのは「立て引き」のところでしょうか。



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コメント 3

のらん

どんな世界でも、プロとしての自覚をもって働くことこそ、価値があるってことですね~
by のらん (2013-05-11 08:01) 

green_blue_sky

アマはおいですがプロが少ないですね^_^;
私もアマです~
by green_blue_sky (2013-05-11 08:10) 

あーる

のらんさん
当時としては珍しい職業婦人でもあるし、究極のプロだなあ、と思いました。かなり厳しい世界のようでもありますが。

green_blue_skyさん
本当の意味でプロになるのって、大変ですよね。私もいまだに「自分が何のプロなのか」といわれるとわかりません。
by あーる (2013-05-11 17:03) 

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