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真相ではないかもしれないけれど [本]

 遠藤誉『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』読了。

チャイナジャッジ.jpg

 世間をにぎわした王立軍アメリカ大使館駆け込み事件から谷開来によるイギリス人毒殺事件、そして夫・薄熙来の失脚までを克明に追った、まさに手に汗握る中国のドラマ。あんまりすごすぎてこれは映画にもできない。うーん、この人、こんなに嫌われていたんだあ。読むと、それも無理はないと思うけれど。しかしなあ、妻谷開来の記述が中国メディアでは確かに「薄谷開来」になっていたけれども、こんなことにもちゃーんと意味があるんだなあ。遠藤先生の推理とこの探究力、すごいです。



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kontenten

中学生の頃、毛沢東語録を買いました。
ただ、何処かの国の文化大革命と同じで
読まずに飾っておりました^^;Aアセアセ
まぁ、かの国は手に持って振っていただけですが・・・(w)
by kontenten (2013-05-14 10:50) 

あーる

kontentenさん
そうですねー。振っていればまあ、いいんでしょうね、あれは。
多少のノスタルジーはあっても、あの時代には戻れないし、戻りたくもないんだろうなあ。
by あーる (2013-05-14 12:15) 

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