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小説より泣かない [映画]

 篠原哲雄監督『地下鉄(メトロ)に乗って』を観る。

地下鉄に乗って.jpg

 確か、浅田次郎の小説を読んだ時には大泣きしたんだと思うけれど、そのストーリーをはっきり覚えているわけでもないのに、映画で見ると不思議と泣けない。さほど大げさに泣かせようというあざとい縁起でもないのだけれど、やっぱり小説を読むときの想像力の方が涙を誘うということなのか。
 若干、タイムスリップの設定として、これはありか? という部分もあるけれど。


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