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ハングルのエロティシズム(?) [本]

 小倉紀蔵『心で知る、韓国』読了。

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 とても良く研究されているし、守備範囲も広く、面白い本。が、ところどころとてもマニアックなのと、あまりにもいろいろなところに作者が「エロティシズム」を感じすぎというか……素人には、「えー? なんでそこに?」[目]と言うようなところにもこの単語が出てきて、ときどき「なんだかなあ」と思ってしまう。好きずきなんですが。
 韓国における儒教やあくまで父系家族重視の考え方から、日本のような代々続く老舗が存在しないわけ、「ウリ」と「ナム」の区別など、知っているようで知らないことから、聞いたこともなかったようなことまで詳しく書かれていて、全部読み通せば、やはりとても良い本。ただ、ある程度韓国にシンパシーのある人だったり知識のある人だったりでないと、少々難しいかも。
 
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