続けて3冊 [本]
ここのところ結構面白いのが続いていて調子よい、かも。
柴田よしき『流星さがし』読了。
けっこう好きなのに、久々に読んだ柴田よしき。今回のは、東京のすかした弁護士事務所に修行に来た関西人弁護士の活躍するライトなミステリ。こういう事務所あるよなあ、というのは仕事柄なんとなく、わかる。なかなかそれぞれのキャラが立っていて面白いので、続編を期待したい。もうあるのかしら。
山崎洋子『長崎・人魚伝説』読了。
長崎の丸山遊郭を舞台とした歴史小説。司馬江漢という、これまであまりなじみのなかった人物が活躍する。山崎洋子は、横浜や長崎のような、ちょっとエキゾチックな場所を描くととても面白い。そして、最後のあとがきを故・杉浦日向子が書いていて、なんだかしんみりした。山崎洋子、田中優子を頼もしく、そしてちょっと抜けた愛すべき姐さん方として書いているが、その中に杉浦日向子にも残っていてほしかったなあ。
誉田哲也『疾風ガール』読了。
帰省のはやての車中で一気読み。ちょっとジュブナイルに毛が生えた程度のミステリだが、まあ楽しめる。しかしなあ、これってケータイ文学なの? と思うと、なんだかだまされたような気がして嫌なのは、もう若くないからだろうか。なんかねえ、嫌なんだよなあ、携帯小説って。
柴田よしき『流星さがし』読了。
けっこう好きなのに、久々に読んだ柴田よしき。今回のは、東京のすかした弁護士事務所に修行に来た関西人弁護士の活躍するライトなミステリ。こういう事務所あるよなあ、というのは仕事柄なんとなく、わかる。なかなかそれぞれのキャラが立っていて面白いので、続編を期待したい。もうあるのかしら。
山崎洋子『長崎・人魚伝説』読了。
長崎の丸山遊郭を舞台とした歴史小説。司馬江漢という、これまであまりなじみのなかった人物が活躍する。山崎洋子は、横浜や長崎のような、ちょっとエキゾチックな場所を描くととても面白い。そして、最後のあとがきを故・杉浦日向子が書いていて、なんだかしんみりした。山崎洋子、田中優子を頼もしく、そしてちょっと抜けた愛すべき姐さん方として書いているが、その中に杉浦日向子にも残っていてほしかったなあ。
誉田哲也『疾風ガール』読了。
帰省のはやての車中で一気読み。ちょっとジュブナイルに毛が生えた程度のミステリだが、まあ楽しめる。しかしなあ、これってケータイ文学なの? と思うと、なんだかだまされたような気がして嫌なのは、もう若くないからだろうか。なんかねえ、嫌なんだよなあ、携帯小説って。
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