くだらなくも、面白いマニアの世界 [本]
さくら剛『三国志男』読了。
日本の本には珍しい、横書き。なぜなのかな。
ゲーム『三国無双』から三国志好きになったという作者は、元お笑い芸人を目指し、挫折して引きこもった人。中国語もできずにたいていがド田舎にある三国志の遺跡を巡礼するという、何だか特攻隊みたいな話だが、面白い! とにかくくだらなく面白い! 5ヶ月も、誰もめったに行かないような中国の奥地をひたすら回って、英雄の墓やら記念館やらを巡る。やっぱり中国の美意識? って、日本人とちょっと違うなあ……と作者ならずとも首を捻ってしまう人形やジオラマの数々。もう一回三国志を読み返したくなる、『三国無双』もやってみたくなる、横山光輝も大人買いしたくなる、そんな本。
日本の本には珍しい、横書き。なぜなのかな。
ゲーム『三国無双』から三国志好きになったという作者は、元お笑い芸人を目指し、挫折して引きこもった人。中国語もできずにたいていがド田舎にある三国志の遺跡を巡礼するという、何だか特攻隊みたいな話だが、面白い! とにかくくだらなく面白い! 5ヶ月も、誰もめったに行かないような中国の奥地をひたすら回って、英雄の墓やら記念館やらを巡る。やっぱり中国の美意識? って、日本人とちょっと違うなあ……と作者ならずとも首を捻ってしまう人形やジオラマの数々。もう一回三国志を読み返したくなる、『三国無双』もやってみたくなる、横山光輝も大人買いしたくなる、そんな本。
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