女流が続く [本]
中山可穂『小説を書く猫』読了。
ビアンをカミングアウトしている勇気ある小説家として、以前人に紹介されて読んだ彼女のエッセイ集。いい人そうだが、ちょっと神経が細すぎるような。猫好きな人らしいが、あまり猫は出てこず、むしろ自分を猫にたとえている(あんまり深読みしないようにしているが)。取材とは言え、ブエノスアイレスとかモロッコとか行って、いいなあ。どこでも結構ご苦労されているけど。小説よりもむしろ、私にはこちらのエッセイのほうがおもしろかったかも。
瀬尾まいこ『強運の持ち主』読了。
しみじみして、いつも面白い。今ちょうど「占い師」はやばいキーワードとなりつつあるが、こういうある意味いい加減な(?)占い師ならちょっといいかも。そう思ってはいたけれど、結局占い師は人の「背中を押す」のが仕事なのだな。
佐藤亜有子『ボディ・レンタル』読了。
インテリ臭いエロ小説、という以上の感想はあまりもてず。理解できていないのかなあ。
小難しく刺激を求める女子大生の夢物語のように思えてしまうけれど……インド哲学科の男の子の存在も、なんか中途半端でわかりにくいし。
ビアンをカミングアウトしている勇気ある小説家として、以前人に紹介されて読んだ彼女のエッセイ集。いい人そうだが、ちょっと神経が細すぎるような。猫好きな人らしいが、あまり猫は出てこず、むしろ自分を猫にたとえている(あんまり深読みしないようにしているが)。取材とは言え、ブエノスアイレスとかモロッコとか行って、いいなあ。どこでも結構ご苦労されているけど。小説よりもむしろ、私にはこちらのエッセイのほうがおもしろかったかも。
瀬尾まいこ『強運の持ち主』読了。
しみじみして、いつも面白い。今ちょうど「占い師」はやばいキーワードとなりつつあるが、こういうある意味いい加減な(?)占い師ならちょっといいかも。そう思ってはいたけれど、結局占い師は人の「背中を押す」のが仕事なのだな。
佐藤亜有子『ボディ・レンタル』読了。
インテリ臭いエロ小説、という以上の感想はあまりもてず。理解できていないのかなあ。
小難しく刺激を求める女子大生の夢物語のように思えてしまうけれど……インド哲学科の男の子の存在も、なんか中途半端でわかりにくいし。
コメント 0