まずは一段落

　月曜日に一日休んで帰省し、母が退院し、施設に戻るのに付き添いました。
　仙台、寒いけれど幸いにも当日は雪が降らず。ただし、一昨昨日はけっこう降ったとのことで、前に融け残った雪の上にまたうっすら積もり、道路はけっこうヤバイ状態。
　

例によって仙台駅裏着は早朝5時半

　8時ちょうどくらいに病院に到着すると、母は寝間着からちゃんと洋服に着替えさせてもらって、ナースステーションで他の患者さん達と朝食中。病室に行くと、すでに洗濯物・着替えなどのすべての荷物をまとめてもらっています。支払いを済ませ、9時に予約を頼んでいた介護タクシーに乗り込みます。病院から施設までは約30分ほどでしょうか。
　おおむね機嫌は悪くなくてほっとしましたが、「歩く練習はしたの？」と聞いても、「やってないと思う」と言う。うーん、そのまま鵜呑みには出来ないなあ。
　施設に到着すると、「ここは何をするところ？」と聞くのでちょっとどきどきしましたが、施設職員の皆さんに「おかえりなさーい」と笑顔で迎えられると、まんざらでもない様子。
　そこでケアマネさんに病院からの申し送りを書いた紙をお渡しすると、中には「平行棒の間を二往復するリハビリが出来ました」と書かれている……歩いてんじゃん！
　介護タクシーの乗降は車椅子で、施設の入り口でも車椅子で迎えてもらったのですが、部屋でトライしてみると、物に掴まって立ち上がることは出来る。そこで、施設の歩行器をお借りすることに。部屋から食堂までゆっくりと歩行器で移動してみると、「いたいー」と言いながらも、歩けます。そこで、近距離は歩行器、長距離移動は車椅子という体制で当面は面倒を見てもらうことにしました。
　しかし、これまでのこたつ生活は出来ません。こたつを取っ払って布団などをクリーニングに出し、とりあえず施設の椅子をお借りします。しかし、この高さに見合うテーブルがない……というわけで、急遽近くのニトリまでタクシーを飛ばし、高さ調整の出来る机を調達。

見た目よりも安定感はある

　とりあえずこれで若干不便は解消。ただ、トイレなどいろいろ身の回りのお世話をしてほしいときに使うナースコールのようなボタンを使いこなせるかどうか……その辺りはまだまだ心配です。

　その後東京に帰る新幹線では爆睡。何だか珍しく前夜の夜行バスであまりちゃんと眠れなかったのです。だってなー、前のやつが非常識にシート倒すんだもん、脚が動かせなくて。
　というわけで、猫マスターに近所の居酒屋でねぎらわれました。

焼酎のお湯わりと焼き鳥。暖まります

　行きつけのお店がBS－TBSの『おんな酒場放浪記』で最近紹介され、そこに行ってみようと思ったのですが、残念なことに都合によりお休み。いきなりお客が押し寄せて、ご主人ご夫妻、疲れ切ってお休みだったらどうしよう……。また、もう一軒、前に一度だけ行ってとても美味しかった焼鳥屋さんもあったのですが、なくなっていた…………ネットを見ると、「マスターがバクチで借金をして夜逃げ」と書かれている。ホントか？　だとしたら、とても残念です……

　おまけ　

　図書館で本を借りてくると、すぐに記録のため表紙の写真を撮るおねえさんですが……

あ！　こら！

動かさないの！

あー、もう！！

　困ったものです……

人気ブログランキングへ

タグ：仙台 帰省 介護 居酒屋 レオン 深夜バス

コメント 13

「おかえりなさ～い。」
うれしい言葉ですね。
お母さまが環境の変化にスムーズに適応されますように。
最後の写真にプッ^m^
by チャコ＆ミニ (2013-01-29 22:51) 

お疲れ様でした。
うちの母親は昨年の今頃から車いす生活で楽しんでいます^_^;
案外介護施設の人に任せておくと、うまく、コントロールしてくれます。やはり身内だと甘えますからね。
レオン君がいたずらをしているのかな？
by green_blue_sky (2013-01-29 23:21) 

チャコ＆ミニさん
施設の方たちの笑顔に、私までちょっと感動してしまいました。
もうすっかり車いす生活になるのかとあきらめていたら、案外歩けたのでほっとしました。レオン、なにしてんでしょうねえ。

green_blue_skyさん
お母様はすでに車椅子でしたか。施設の方たち、やはりコツを心得ていますね。家族の不安もかなり軽減します。
レオン、何にでも首を突っ込んでくるのです。
by あーる (2013-01-29 23:31) 

帰省＆退院、お疲れ様でした。
　立ち上がれて良かったですね。
母は、車いすになって益々足腰が弱くなりました。
リハビリも順調そうで良かったです。
by kontenten (2013-01-30 09:04) 

お疲れ様でした。
お母様のお世話帰省大変ですね。
自分は千葉に両親がいますが、当然のごとく年をとっていくので、他人事とは思えなくなってきます。
何とか、お母様が早く新しい環境に馴染めると良いですね。

by ひでぷに (2013-01-30 11:23) 

お疲れ様でした。
入院も大変ですが、介護施設も大変ですね。
リハビリもちゃんと出来ていて良かったです。
家の両親はまだ元気ですが、その後の心配もしなくては・・・
by ろき (2013-01-30 12:19) 

kontentenさん
リハビリをしたこと自体忘れてしまうんですよね……仕方ないことですが。施設や病院の方々の根気ある接し方には本当に、頭が下がります。

ひでぷにさん
千葉ならまあわりあい近いかもしれませんね。うちは両親を放りっ放しにしているうちに年をとられてしまったような気がします。早く自分の体の状況に気づいてくれることを祈るばかりです。
by あーる (2013-01-30 12:20) 

ろきさん
施設の人たちも、慣れているとはいえたいへんだと思いますよ。あまり機嫌が悪くならないので助かりますが。
ご両親、おいくつかわかりませんが、とにかく転んだときにお年よりは容易に骨折してしまうので注意、です。
by あーる (2013-01-30 12:40) 

お疲れ様でした。
まだリハビリを続けないと動けなくなるし、動かなくなると
一層、認知症の症状が進むし、心配ですね。
施設の方の協力が必要ですが、なかなかひとりひとりの
面倒をみていられないだろうし。
レオン君、写真撮影の邪魔しちゃって～^m^
by ChatBleu (2013-01-30 20:13) 

今回もお疲れ様でした☆
しかし、疲れて帰ってきたときに、労ってくれる人がいるというのは、いいですね～。
・・・ネコが本の上乗って邪魔するのは、どこも一緒ですね(汗）。

by JUNJUN (2013-01-30 23:16) 

ChatBleuさん
とにかく即寝たきりという事態は避けられてよかったのですが、リハビリと認知症の関係が難しいです。何しろ本人に怪我の意識が薄いので。レオン、お邪魔大好きなのです……

JUNJUNさん
そうですね。美味しいご飯とお酒でねぎらわれるのが一番休まるかも。猫って、何であんな日本や新聞の上に載りたがるのか……山はくずすし。
by あーる (2013-01-31 06:30) 

お母さま、なんとか歩けるようで…。
でも、転ぶと大変、気をつけなければ…
by TAKUMA (2013-02-12 18:51) 

TAKUMAさん
車椅子に乗ったきりになってしまうのも困りますが、ハンパに歩けるのもまた危険はあるようです。とにかく、自分の状態を忘れちゃうから……
by あーる (2013-02-12 21:24)