SSブログ

食文化さまざま [旅行]

 さて、24日夜に北京に戻りました。我々東京組を載せた飛行機便(銀川→北京)[飛行機]はほぼ予定通りの時間に到着しました。空港で文化部の人が待っていてくれたのはいいけれど、他の都市からやってくる連中の便を待って、一緒の車でホテルに向かうというので、そのまま空港で待機。出発地の天候不順[雨]やらで遅れちゃった便もあるらしい。文化部の若いおねえさんがむちゃくちゃすまなそう[バッド(下向き矢印)]にしているので、「気にしない、気にしない[手(パー)]」と慰めつつ待つこと1時間半[時計]……ドイツ人のご夫婦およびモンゴルのお嬢さん方と一緒に北京市内へ[車(RV)]

 ホテルに着いたのは10時[時計]近くで、完全に夕飯[レストラン]を食いっぱぐれたので、しかたなく……

DSC_0476.JPG
黒ビール[ビール]、期待倒れ


 近くのコンビニで調達。Lay'sのポテトチップに「黄瓜味(キュウリ味)」なんてあるから、思わず買ってしまったら、美味しいキュウリの味ではなく、まずいキュウリを見事に表現していて、まいりました[がく~(落胆した顔)]

 翌25日はクラス分けがあり、一番上のクラス[ぴかぴか(新しい)]の4人の中に滑り込みました。二人は韓国人女性、もう一人はエジプトの外語大の学生の男の子。韓国人女性は一人が台湾企業に勤めていた人、もう一人は中国文化センターのソウル支部に四年勤めているという人。カイロの外大の男の子も若いのに(19歳!)むちゃくちゃ出来がいいので、負けられません[パンチ]

DSC_0481.JPG
学校に飼われていた金魚


 初日からいきなり宿題[本]が出たもんで、ビール[ビール]飲みつつ部屋でお勉強[ペン]

DSC_0480.JPG
北京に戻ったんだし、青島[ビール]でいいよね


 授業二日目(26日)はそれぞれ宿題の発表からでしたが、みながんばってきた甲斐があって、先生には「時間もないのによくやってきました」とほめられました[わーい(嬉しい顔)]。クラスの目標は、美しい文章を書く[ペン]ことなので、さらに発表した内容を文章に清書して、提出。添削してもらいます。

 一日中授業というわけではなく、その合間に(?)街歩き[くつ]や文化体験が挟まっていて、毎日何かと忙しい[あせあせ(飛び散る汗)]スケジュール。朝は8時半集合で夜は9時くらいにようやく部屋に戻る感じ。昨夜はついに中国語で夢を見ました。内容はよく覚えていませんが、それほど悪夢ではなかったような……
 移動途中のバス[バス]の中でベニンから来た若い男の子が、「昨日夢見た?」とエジプトの子に尋ねていました。さてはこの子も同じかと思って、「なにか夢見たの?」と尋ねたら、「お母さんの夢見ちゃった[揺れるハート]。ちょっとホームシック」なんて言っていて、えらくかわいらしい。

 北京に戻ってからは、どうもフランス人の参加者どもが文句を垂れたらしく、あんまり辛い[爆弾]お料理が出てきません。寧夏では朝から辛いのを入れた牛肉拉麺なんか食べていたのに。

DSC_0473.JPG
目の前で麺を引っ張ってくれます

DSC_0448.JPG
DSC_0435.JPG
銀川の市場の残り写真。唐辛子の山!


 味の好き嫌いだけではなく、今回はエジプトからの参加者はみなイスラム教徒なので、酒[ビール][バー]はおろか、豚肉も駄目だし、ご馳走[レストラン]の北京ダックもイスラム教にのっとったさばき方ではないので食べられない[たらーっ(汗)]……文化の違いとはいえ、ほとんど食にタブーのない日本人って、本当に楽だなあ、としみじみ思いました。
(タイからの参加者がくすくす笑いながらデジカメで撮った[カメラ]自国の昆虫料理の写真を見せてくれました。韓国からの参加者は、「あ、ポンテギだー(蚕のさなぎ)」と受けていましたが、どうも話を聞くと実はゲンゴロウのようなのの炒め物らしい。このタイから参加した女性は、「何を食べても辛くなくてあんまり……」と食が進まないようです。もしかして、メシの時に虫の写真を出したのはその腹いせなのか……)

 ちなみに今回のツアーは、日本人2人、モーリシャス3人、モンゴル2人、エジプト3人、フランス4人、ドイツ3人、ベニン3人、マルタ2人、韓国4人、タイ1人の総勢28人です。もちろん全員程度の差こそあれ中国語を勉強しているのですが、フランス語の通じる率がとても高いのでびっくり。ドイツ人やマルタ人もちょっとならできるっていうし、ベニンもモーリシャスも公用語はフランス語だったんですね。ちっとも知らなんだわ[ふらふら]



nice!(10)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 10

コメント 9

green_blue_sky

10時過ぎにホテル・・・お疲れ様でした。
私なら怒っている^_^;
by green_blue_sky (2013-08-27 07:13) 

ろき

食文化の違いって怖いっすよね。
日本は本当に楽。中国より自由じゃないけど
それだけ美味しいものが食べられるってことですもん。
でも昆虫だけは勘弁してほしいっす。
by ろき (2013-08-27 08:23) 

あーる

green_blue_skyさん
中国語で怒鳴れるくらいならもっとレベルが高くなりそうですが……実際、日本と比べたらいろいろ腹の立つことが多いのですが、多すぎるので怒るのも面倒です。

ろきさん
今は中国人もOKですが、刺し身とか馬刺しとか食べていた点で日本のほうが実はさらに自由かもしれません。東南アジアでは昆虫食は貴重なタンパク源の場所もあるみたいですけどねー。
by あーる (2013-08-27 08:43) 

kontenten

語学の達人は、現地の言葉で夢を見るそうですね。
師匠(会社の部長)も、寝言も英語で喋るそうです。
 さて、タイ人・・・本当に辛くないとダメみたいですよね(w)
一昨年、ものつくり大学の公開講座に参加した時の事
講師が日本に来て28年のタイ人の教授でした。
丁度真冬に行われたので「先生、寒いのは大丈夫ですか?』
って聞いたら・・・『寒いのは慣れましたが、味の薄いのは・・・』
って、人生の半分以上日本で暮らしても、辛くないのだけは
絶対に許せないって仰っておりました(^^)
by kontenten (2013-08-27 10:19) 

ひでぷに

凄いインターナショナルな研修なんですね!
何だか面白そうです^^;
しかし、きゅうり味のポテチ...Σ(゚Д゚)
by ひでぷに (2013-08-27 11:40) 

ChatBleu

一番上のクラス!さっすが~!
あと何日かな。ますます頑張ってくださいね~!
食べ物・・・・先日、これからのタンパク質は昆虫で、とかいう
特集を見ていて倒れそうになりましたorz 無理、むり、ムリーーー!
by ChatBleu (2013-08-27 18:55) 

あーる

kontentenさん
私の場合、周囲の環境に染まっただけだと思います。長期中国のお客さんをアテンドしても同じ症状が出たので。
タイの女性、普段すごく明るい人ですが、なんとなく食事の時に悲しそうなのです……

ひでぷにさん
英語が母国の人が一人もいない研修です。なんでかなあ。でも、なかなか会えない国の人にあえて面白いですね。
キュウリ味、まずいよー!

ChatBleuさん
あともう一息です。上のクラスは、なかなか気が抜けない……がんばらなければ。
昆虫食、ものによっては美味しいと思いますが。
by あーる (2013-08-27 23:02) 

TAKUMA

ちゃんとお勉強、お疲れさまです。

「向上心の無いTAKUMAいは真似できニャいのだ」byきょん

ゲンゴロウのようなのの炒め物…( ‘ jjj ’ )
by TAKUMA (2013-08-29 10:09) 

あーる

TAKUMAさん
やっぱりねー、仕事できている以上がんばらないと……タガメまでは食べたことあるんですけど……
by あーる (2013-08-30 12:34) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0