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リアリティが微妙 [本]

 池永陽『珈琲屋の人々』読了。

珈琲屋の人々.jpg


 何とも微妙。かつて殺人を犯した男が営む町の珈琲屋を巡る普通の市井の人々の様々なエピソードが、皆、何となくあり得ない。しかも、台詞がなんだか……「クサイ」とまでは言わないが、「こんなこと言う?」「ここでこの展開?」という印象が先に立ってしまう。もちろん、個人的な感想だけれど……こんなこと言わないよなあ、ここで。それとも、この作家の世界ではこれが普通なのか? うーん。


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ChatBleu

私もこれ読みましたよ。
小さな街でここまでいろんなことがある?って感じもしちゃった。
by ChatBleu (2013-11-08 19:02) 

あーる

ChatBleuさん
「俺は人を殺した男だから」とか、とにかく不自然に勝負をしようとしたり、という心の動きがあまりに特殊かなあ、と思ってしまうのです。非常識にはそれなりの理由がないとねえ。
by あーる (2013-11-08 23:47) 

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