つける薬はないのか [本]
片田珠美『他人を攻撃せずにはいられない人』読了。
幸い、この本に書かれているほどひどい目にはあったことはないが、こういう人はいる。というか、今の会社に入るまで、そんな人がいることはあまり考えたことがなかったが、やっぱり会社も人数が多くなると、いるもんだねえ。そして、この本のあとがきで作者も「がっかりされるでしょうが……」とは言っているが、そういう人は本当につける薬がない。とにかく、自分が一番正しくて、それ以外のやり方は認めないわけなので、反省なんてするわけがないのだ。消極的ながら一矢報いる方法に少しだけ章を割いているけれど、結局のところそれが限界なんだろうなあ。
大山淳子『イーヨくんの結婚生活』読了。
『猫弁』シリーズの人。どこまでも御伽噺的とはいえ、面白かった。ちょっと泣けたし。こんな人は現実にはいなくて、どこまでも小説の世界だけれど、小説だから書けるとも言える。いい世界観だし、カタルシスがあって気持ちよかった。
幸い、この本に書かれているほどひどい目にはあったことはないが、こういう人はいる。というか、今の会社に入るまで、そんな人がいることはあまり考えたことがなかったが、やっぱり会社も人数が多くなると、いるもんだねえ。そして、この本のあとがきで作者も「がっかりされるでしょうが……」とは言っているが、そういう人は本当につける薬がない。とにかく、自分が一番正しくて、それ以外のやり方は認めないわけなので、反省なんてするわけがないのだ。消極的ながら一矢報いる方法に少しだけ章を割いているけれど、結局のところそれが限界なんだろうなあ。
大山淳子『イーヨくんの結婚生活』読了。
『猫弁』シリーズの人。どこまでも御伽噺的とはいえ、面白かった。ちょっと泣けたし。こんな人は現実にはいなくて、どこまでも小説の世界だけれど、小説だから書けるとも言える。いい世界観だし、カタルシスがあって気持ちよかった。
「他人を‥‥」の方、気になってました。
とはいえ、知って気分が悪くなりそうで(しかもつける薬がないのでは)、読まないほうが良いのかなぁと警戒してました。
by ChatBleu (2015-05-15 06:08)
ChtBleuさん
そうですね。確かに読んでみて、「あー、やだやだ」とは思います。客観的に受け止められるかどうかでしょうね。正直、あまり対策にはなりません。ただ、あとで『イーヨくん……』を読んだら、悪い人が一人もいなくてホッとしました。
by あーる (2015-05-15 12:27)