還暦、デビュー、自費出版 [本]
天野節子『氷の華』読了。
図書館で、何の気なしに手に取った分厚い文庫本。作者の欄を見て、1947年生まれと書いてあって、しかも本書がデビュー作と書いてあって、「あれ?」と思った。読んだら、とってもおもしろかった。長編だが、飽きさせないし、何より成長していく悪女とも言うべきヒロインが魅力的だ(ドラマ化されたときには、米倉涼子だったらしい。まあ、今時はそうかな)。還暦近くに書き出して、できあがって自費出版しようと思ったら、出版社が倒産。でも、優れた長編なので幻冬舎ルネッサンスへ。やっぱり、いい作品は認められるらしい。
ただ、この人はあくまでプロには転向していないらしい。何か、余裕だなあ。すごいなあ。
図書館で、何の気なしに手に取った分厚い文庫本。作者の欄を見て、1947年生まれと書いてあって、しかも本書がデビュー作と書いてあって、「あれ?」と思った。読んだら、とってもおもしろかった。長編だが、飽きさせないし、何より成長していく悪女とも言うべきヒロインが魅力的だ(ドラマ化されたときには、米倉涼子だったらしい。まあ、今時はそうかな)。還暦近くに書き出して、できあがって自費出版しようと思ったら、出版社が倒産。でも、優れた長編なので幻冬舎ルネッサンスへ。やっぱり、いい作品は認められるらしい。
ただ、この人はあくまでプロには転向していないらしい。何か、余裕だなあ。すごいなあ。
2010-08-23 20:57
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