本歌取り [本]
立川談笑・唐沢俊一『超(スーパー)落語! 立川談笑落語全集』読了。
たまたま昨日に続き落語づいている。昨夜聞いたのは本格的に古典の正統派。この本は、古典を現代風にアレンジした準新作というか「改」作を集めたもの。
最後の唐沢俊一氏との対談にもあったとおり、最初の『げろ指南』が一つの関所だ。つまんないもの。つまんないし、同じ下ネタなら筒井康隆先生にはぐーっと負けている。
ここで嫌がらずに最後まで読むと、まあいいかな、というのもある。『紺屋高尾』の改作あたりはけっこう気に入ったりして。古典を今も楽しめるようにという大胆な試みだけど、本当にこれを、元噺を知らずに楽しめるのかは疑問。読んで面白いと見て面白いも違うから、一度噺を聞きに行かなければフェアな判断は出来ないけれども。
たまたま昨日に続き落語づいている。昨夜聞いたのは本格的に古典の正統派。この本は、古典を現代風にアレンジした準新作というか「改」作を集めたもの。
最後の唐沢俊一氏との対談にもあったとおり、最初の『げろ指南』が一つの関所だ。つまんないもの。つまんないし、同じ下ネタなら筒井康隆先生にはぐーっと負けている。
ここで嫌がらずに最後まで読むと、まあいいかな、というのもある。『紺屋高尾』の改作あたりはけっこう気に入ったりして。古典を今も楽しめるようにという大胆な試みだけど、本当にこれを、元噺を知らずに楽しめるのかは疑問。読んで面白いと見て面白いも違うから、一度噺を聞きに行かなければフェアな判断は出来ないけれども。
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