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日本と卓球 [本]

 城島充『異端と自己研鑽のDNA荻村伊智朗伝 ピンポンさん』読了。

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 高校時代の球技大会で、卓球で出場するのはクラスで一番運動神経のいい子だったと思う。それだけ、卓球は難しい。だいたい、台に乗らないもん、ボール。
 かつて「卓球世界一」が中国ではなく日本になった時期があったのは何となく知っていたし、「ピンポン外交」という言葉も聞いたことはあったが、たいへんな時代だったのだなあということと、スポーツを通じて国と国をつなげようとすることに必要な膨大なエネルギーを感じた。かなり、面白い本。周恩来の卓球好きは知っていたけど、これほどとは、というのもあり。それにしてもこの人、偏屈というか……相当な変わり者だなあ。
 読みやすい文章だったが、なるほど『Number』のライターさんだったんですね、作者。

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