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ジブリ続き [映画]

 望月智充監督『海がきこえる』を観る。

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 スタジオジブリがアニメージュに連載された小説を若手スタッフだけで映像化した異色作。原作の氷室冴子は、惜しいことに早く亡くなってしまった。画像は美しいが、ジブリ色は極めて薄い。たしかに、何も起こらない話だし、当時の感覚として、ちょっと片岡義男入ってるかなー、という気もする。ただ、その当時田舎の高校から東京方面に出て行った人間としては、なかなか思いを入れやすい原作だと思う。氷室冴子、読み直してみようかと(読んだこともないけど)思うし。ただ、最後に、高校時代あれほどに美しく輝いていた少女が、大学に入るとなんか俗になるという夢の褪せる想いをほんのちょっと織り込んであるような気がする(意地悪な見方かな)。
 それにしても、やっぱり南の方言はいいなあ、ゆったりして。
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コメント 2

green_blue_sky

この映画は知らないです^_^;
しーちゃんの鳴き声が大きくて、仙台猫の声は可愛いです^_^;
訛りはしーちゃんに影響はないようです(爆笑)
by green_blue_sky (2012-05-09 19:40) 

あーる

green_blue_skyさん
私もこれはしりませんでした。ジブリとしてはマイナーですね。
しーちゃん、仙台弁に染まらないんですね? 元気に大きくなるといいな。
by あーる (2012-05-09 21:14) 

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