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安楽椅子の探偵 [本]

 天藤真『遠きに目ありて』読了。

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 脳性まひで言語・身体とも障害を持つ少年が、その天才的な頭脳で、警部に聴いた言葉から犯人を探っていくという典型的な「安楽椅子の探偵」パターン。だが、ちょっと違うのは、この子がだんだんと外に出て行く、そして周囲とも交流ができていくというところ[ぴかぴか(新しい)]。この作家、好きなんだよなあ。惜しむらくはすでに亡くなってしまったが[もうやだ~(悲しい顔)]

 赤坂真理『蝶の皮膚の下』読了。

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 悪いけど、こちらの方のは徹底的に肌に合わなかった。世の中こんな病気っぽい人ばっかりではないでしょうが……合わないんだよなあ。内向していくSMというか……あんまり気色よくない[ふらふら]。多分、この作家の作品はもう手に取らないでしょう。
 それにしても、図書館の本[本]を汚すやつって、何とかしろよ。気色悪い気持ちをますます肥大させるし。シメるぞ、こら[ちっ(怒った顔)]



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