タイ・カンボジアツアー-その5(シェムリアップにて) [旅行]
さて、16日(月)は、昼食を終えていよいよアンコール・ワットへ! と思ったが、ちょっとナショナルミュージアムを見て時間調整。帰りの飛行機が19時45分発とけっこう遅いからね。
こんなに暑くなかったら、もうちょっとがんばって見学したのですが……頑張りすぎて熱中症で倒れては元も子もないので、ぐるりと全体を見学して引き上げです。飛行機までの時間つぶしに、1時間半のマッサージ(30$)に連れて行ってもらいました。
このガイドさんはしきりに、「旅行社を通すと値段が高いから、今度来られるとき、またはお友達が来られるときは是非私に直接連絡をしてください」とおっしゃいます。なかなか野心家ですが、ひどくしつこいわけでもなく、あまり悪い印象はありません。マッサージをお願いしたときも、昨夜私が1時間5$でマッサージを受けたというと、その安さに愕然としながら、「す、すみません。そこまで安いマッサージのお店には連れて行けませんが、でも、腕はいいですから……」なんてしどろもどろして面白い。実際マッサージは、タイ式みたいなものを組み合わせていて、がんがん引っ張られたりしてとても気持ちよかったです。
カンボジア、もうちょっとゆっくりしてみたい場所でした。遺跡群もものすごくたくさんあって、とても全部なんて見切れないし。また来たいなー。
途中ガイドさんにアンコール・ワットの「ワット」はタイでもお寺の意味ですね、と言ったら、「元々はカンボジアの言葉です。タイは昔はカンボジアの奴隷でした。今はカンボジアがタイに削られて小さくなりましたが、今でもタイにはカンボジア人がたくさん住んでいて、伝統や文化を忘れていません」とおっしゃいます。カンボジア人のプライドのようなもの?が垣間見えました。
最後に、これまで紹介しきれなかった、今回出会ったヘンなものをいくつか紹介して、旅行記を終わりたいと思います。
帰ったら、こんなのが転がっていました。
お留守番にゃんず、猫マスターが見てくれていたおかげで、みんな元気に待っていました。
写真を撮りすぎたばっかりに、ずいぶん引っ張ってしまいましたが、長々とお付き合いいただきありがとうございました。明日からは日常の猫ブログに戻ります。ああ非日常、楽しかったなあ。
遺跡の現場にあるものがレプリカで、本物はここにあったりもするのです
そしてアンコール・ワット
水に塔が映るこの場所がベストポイントだそうです
ここの特徴は、見事なレリーフがオリジナルで残っていること
戦闘シーンは、リアルな戦争だったり神話の世界だったり
ドリームガールズ
彫刻は、未完成のものもあります
カンボジア創世物語「乳海撹拌」の場面大蛇の綱引き
真ん中で指揮を執る亀に載ったヴィシュヌ神
オーエス、オーエス
V・I・C・T・O・R・Y!!と、アプサラによるチアリーディング
迫力の戦闘シーンですが……
内戦でリアルに銃弾も受けている。もったいない!
普通にお寺として拝みに来ているご家族
日本人の落書き by 肥前藩士・森本右近太夫 1962年
クメール美人の競演
こんなに暑くなかったら、もうちょっとがんばって見学したのですが……頑張りすぎて熱中症で倒れては元も子もないので、ぐるりと全体を見学して引き上げです。飛行機までの時間つぶしに、1時間半のマッサージ(30$)に連れて行ってもらいました。
この日のガイドさんとトゥクトゥクのドライバーさん。お疲れ様でした。
このガイドさんはしきりに、「旅行社を通すと値段が高いから、今度来られるとき、またはお友達が来られるときは是非私に直接連絡をしてください」とおっしゃいます。なかなか野心家ですが、ひどくしつこいわけでもなく、あまり悪い印象はありません。マッサージをお願いしたときも、昨夜私が1時間5$でマッサージを受けたというと、その安さに愕然としながら、「す、すみません。そこまで安いマッサージのお店には連れて行けませんが、でも、腕はいいですから……」なんてしどろもどろして面白い。実際マッサージは、タイ式みたいなものを組み合わせていて、がんがん引っ張られたりしてとても気持ちよかったです。
空港で最後のアンコール・ビール。また来るからね
カンボジア、もうちょっとゆっくりしてみたい場所でした。遺跡群もものすごくたくさんあって、とても全部なんて見切れないし。また来たいなー。
途中ガイドさんにアンコール・ワットの「ワット」はタイでもお寺の意味ですね、と言ったら、「元々はカンボジアの言葉です。タイは昔はカンボジアの奴隷でした。今はカンボジアがタイに削られて小さくなりましたが、今でもタイにはカンボジア人がたくさん住んでいて、伝統や文化を忘れていません」とおっしゃいます。カンボジア人のプライドのようなもの?が垣間見えました。
最後に、これまで紹介しきれなかった、今回出会ったヘンなものをいくつか紹介して、旅行記を終わりたいと思います。
ハノイ・ノイバイ空港の日本のお酒コーナー。誰だ、こういうネーミングするやつは
……何が?
帰ったら、こんなのが転がっていました。
つ、つちのこ!
失礼にゃ。さっさとメシにしてちょうだい!(福)
お留守番にゃんず、猫マスターが見てくれていたおかげで、みんな元気に待っていました。
写真を撮りすぎたばっかりに、ずいぶん引っ張ってしまいましたが、長々とお付き合いいただきありがとうございました。明日からは日常の猫ブログに戻ります。ああ非日常、楽しかったなあ。
非日常のアジアの旅行記、面白かったあ。石仏の妖しげな微笑がたまりません。アンコールワット、生で見られたんですね、濃い充実の旅でしたね。
素晴らしいです、猫は静かに待ってたかしら?
by OMOOMO (2012-07-21 19:42)
猫たちがどうしているのかと思えば、しっかりとお留守番をしていたんだ(^○^)
アンコールワット、いいですね。とても神秘的でいいところ。
涼しくなり過ぎて、横になると、肌寒いほど。
猫たちがいると温かそう(^_^;)
by green_blue_sky (2012-07-21 20:17)
OMOOMOさん
こういう遺跡は、絵を描かれる人にとってはとても魅力的ではないでしょうか。ただ、スケッチをするには暑すぎるかも。おかげさまでとても楽しい旅でした。
猫は、何事もなかったように迎えてくれました。
green_blue_skyさん
ちゃんと待っていてくれましたよ。ちょっとシーバ様をご馳走したりしてご機嫌を取りましたが。アンコール遺跡群、美しくも神秘的で、いいものを見たなあという気になりました。
今日は仙台に日帰りしてきましたが、半袖で大失敗! と思うほどの肌寒さでした。
by あーる (2012-07-21 22:42)
おお、これがアンコールワット!!
この水鏡に映るのがいいんですってね~。
壮大な遺跡で、ますます行きたくなりましたが、ガイドはどうやって雇われたのですか?
by JUNJUN (2012-07-21 23:22)
JUNJUNさん
私は日本からネットでツアーを探して予約しましたが、余裕があれば現地でも探せるかもしれません。日本人のガイドさんは500人くらいいるそうです(ただし、半分は学校出たてでまだ使えない、と1日目のガイドさん)。ただ、一人旅ということで信用を考えると、日本で予約していったほうがいいかもしれませんね。
by あーる (2012-07-21 23:48)
>タイは昔はカンボジアの奴隷・・・ギクゥ・・・(><)
お隣同志の国って、どちらも同じですね^^;Aアセアセ
タイ人に云わせれば、もともと・・・もっと広い国土を持っていたタイ王国
お隣、ミャンマーやラオスが戦争を仕掛けてきて・・・戦争嫌いなタイ人
その都度降伏して土地を取られ、国土が狭くなったそうです(w)
それが証拠には、首都はおおむね国の中央にあるタイ・・・
古都・スコータイは、クルンテープ(バンコク)の遥か北にあるそうです。
ホント・・・我がJ国、C国、K国と同じ・・・それぞれの言い分ですね。
by kontenten (2012-07-22 09:19)
ゆったり流れる時間の中で、暑さをじっとがまんして、細かく、しかしダイナミックに彫刻の作業を続けたのですね。作品を仕上げた満足感がそれまでの苦労を吹き飛ばしたのでしょうね。
目の保養になりました。
ありがとうございました=^_^=
by チャコ&ミニ (2012-07-22 11:06)
kontentenさん
国境地帯にある世界遺産となった遺跡に関して、いまだタイとカンボジアとの間でいざこざがあるそうです。陸続きなだけに大変なのでしょうが……顔は似ていても文化も言語も違う、これも極東の争いに似ていますね。
チャコ&ミニさん
下絵は一人の手になるものなのか、それとも職人に任されるのか……なんて、想像するといろいろイメージが広がって楽しいですよね。完成したときはどれだけ絢爛たるものだったか。きれいだったんでしょうね。
by あーる (2012-07-22 14:07)
旅行記、楽しかったです!
私はアジア圏に行く気がまったくないので、人が行った写真で楽しんじゃいます^m^
タイとカンボジアの関係、日本と韓国の関係に似ているかも。
「ここぞ」面白いですねー。日本にはないですよねー、これ。
by ChatBleu (2012-07-22 15:19)
ChatBleuさん
まったくないとは……なんかもったいないですね。ご飯を食べに行くだけでもアジア圏は楽しそうなのに。私は欧米文化圏に行ったことがないです。これから、これから……
近い国とはなかなか仲良くなれないものなんでしょうね。
by あーる (2012-07-22 19:43)
池の向こうのアンコール・ワット、確かによく見る写真です。
なぜか金閣寺の構図を思い出しちゃいました。
レリーフ、じっくり見たいなぁ。頭に氷乗せて巡らないとダメかな?。
タイがカンボジアに従っていたとは知りませんでした。
『大和魂』、どんな味がするんだろ、ワンカップより旨い?、どうかなぁ???。
カンボジア、行ってみたいな。
「なんちゃってワイルドなTAKUMAには無理だな」byきょん
by TAKUMA (2012-07-24 10:46)
TAKUMAさん
別にワイルドでなくても行けるよ、きょんちゃん。
そうですね。頭に載せた氷があっという間に溶けそうですが。
「大和魂」コーナーには、なんとチョーヤの梅酒がありましたよ。
by あーる (2012-07-24 12:30)