小旅行(越後・会津・いわき編その1)-ゲージツは…… [旅行]
金曜日の会社の防災訓練をさぼって、友人と夏の終わりの小旅行に行ってしまいました。訓練、どうせ帰宅困難者役だっていうし……(言い訳)。
友人に長距離運転してもらって、まずは新潟県十日町市に向かいます。ここでは、「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」というイベントが開催中で、ちょいと会社でパスポートの割引券を買ってしまったのです。
車で朝8時頃出発したのですが、道が混んでいて関越道に乗るまでがけっこう時間がかかってしまいました。
と、申し送り事項に書かれていることなども含め、作品について詳しくご紹介してくださいました。「暑いとこ、きてくれてありがとうねー。いやあ、本当は家でパンツ一丁でビール飲みたいんだけども……ここに(ビール)持ち込むのも勘弁してくれっていうし、しょうがないから、お茶。いや、これで一日1万円でももらえればいいけどボランティアなもんだから……」と、おじいさん、一人で作品の番をしていたが人が来なくて退屈でしようがなかったんでしょうなあ、喋る喋る。ここに限らず、かなりの部分を近所の人のボランティアでカバーしているようです。
次に行ったのは、越後妻有里山現代美術館キナーレ。ここではなんといっても中庭を埋め尽くすこの作品が圧巻でした。
笠をかぶっているのが中村さんです。何か持っているものを差し出して、前の人が同様に置いていったものと交換するのです。持っていたヘパリーゼ8錠を、富山大学のクリアファイルと交換しちゃいました。3年後、それを持ってまたここに来てくれるといいなあ、という作品……本当は作者が着ぐるみを着るのだったようですが、このくそ暑いのにこんなの着たら死んじゃいます。
次の場所松代「農舞台」に移動。ここには動物っぽいアート作品がたくさんありました。
次の会場、森の学校キョロロに移動。
どの作品を見てもずーっと「なんだかなあ」と言っていた友人が、初めて「面白いと思った」とのこと。森の学校キョロロに着くと、
この施設は、森の生き物をいろいろ紹介するところであるらしく、作品の他に、本物の生き物も飼われていました。
と、山道をがんがん走ってくれた友人もお疲れ……
横浜トリエンナーレを前に何度か見ていて、面白いので今回は越後妻有の方に来てみたのですが、何しろエリアが広い! 車なしではとても回れません。が、元々の地形を生かしたりしてなかなかいい感じです。ただ、この暑さ……ばてる……それに、頑張ってがんがん車で回っても、半日ではそんなにたくさん回れません。時間配分を間違えたかなあ。そこがちょっと残念。
ともあれ、翌日に続きます。
友人に長距離運転してもらって、まずは新潟県十日町市に向かいます。ここでは、「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」というイベントが開催中で、ちょいと会社でパスポートの割引券を買ってしまったのです。
車で朝8時頃出発したのですが、道が混んでいて関越道に乗るまでがけっこう時間がかかってしまいました。
途中のSAで食べたシュウマイ串。大きくて腹持ちよし!
まずは十日町市役所で
チケットをパスポートに引き換えました
作品を見るごとにスタンプを押すのです
最初に見た作品。私はここにたくさんの蜘蛛の巣を張らせたいのだと見た
次はT京都I原都知事の例のご子息の作品。おじいさんが一人で店番(?)中でしたが
「このガラスの破片は作品の一部なので片付けてはダメ」
「この電球のかけらも同様に片付けないでください」
と、申し送り事項に書かれていることなども含め、作品について詳しくご紹介してくださいました。「暑いとこ、きてくれてありがとうねー。いやあ、本当は家でパンツ一丁でビール飲みたいんだけども……ここに(ビール)持ち込むのも勘弁してくれっていうし、しょうがないから、お茶。いや、これで一日1万円でももらえればいいけどボランティアなもんだから……」と、おじいさん、一人で作品の番をしていたが人が来なくて退屈でしようがなかったんでしょうなあ、喋る喋る。ここに限らず、かなりの部分を近所の人のボランティアでカバーしているようです。
で、お昼はおじいさんに紹介していただいたお店でへぎそば。美味しかった!
次に行ったのは、越後妻有里山現代美術館キナーレ。ここではなんといっても中庭を埋め尽くすこの作品が圧巻でした。
No Man’s Land/クリスチャン・ボルタンスキー(フランス)
館内のトイレが飲み屋っぽい
外では私も現代美術に参加。作品は、「絶対交換会」/中村未歩(日本)
笠をかぶっているのが中村さんです。何か持っているものを差し出して、前の人が同様に置いていったものと交換するのです。持っていたヘパリーゼ8錠を、富山大学のクリアファイルと交換しちゃいました。3年後、それを持ってまたここに来てくれるといいなあ、という作品……本当は作者が着ぐるみを着るのだったようですが、このくそ暑いのにこんなの着たら死んじゃいます。
次の場所松代「農舞台」に移動。ここには動物っぽいアート作品がたくさんありました。
「星の詩/数えられなかった星たち」/稲葉友宏(日本)と
「サウンド・パーク」/岩井亜希子×大場陽子(日本)。い~のち~みじ~かし~
「花咲ける妻有」/草間彌生(日本)。やっぱり水玉だ
作品? のかかしにバッタがとまっていました
うようよ……
うじゃうじゃ! マラッカの夜を思い出した「やもり」/高橋賢吾(日本)
遠くに目を転じると、「棚田」/イリヤ&エミリア・カバコフ(ウクライナ)
次の会場、森の学校キョロロに移動。
ポップな看板と思ったら作品らしい
三省ハウス。廃校を改造して宿泊可能になっています。これは体育館
中にはドミトリーや食堂があります
体育館にあった作品。布を感光液に浸し、人間日光写真のように作るらしい
どの作品を見てもずーっと「なんだかなあ」と言っていた友人が、初めて「面白いと思った」とのこと。森の学校キョロロに着くと、
「カブトムシ」/高橋士郎(日本)
キョロロの森の仲間たち。蛾のペインティング、ちょっといいかも
この施設は、森の生き物をいろいろ紹介するところであるらしく、作品の他に、本物の生き物も飼われていました。
キョロロの塔のてっぺんから見おろした駐車場。けっこう高くて怖いのです
いちばん遠かったオーストラリアハウス
……なんか、もうひとつでした
と、山道をがんがん走ってくれた友人もお疲れ……
わりと良かったお夕飯にビール大瓶を三本開けて、ぐったり寝ました
横浜トリエンナーレを前に何度か見ていて、面白いので今回は越後妻有の方に来てみたのですが、何しろエリアが広い! 車なしではとても回れません。が、元々の地形を生かしたりしてなかなかいい感じです。ただ、この暑さ……ばてる……それに、頑張ってがんがん車で回っても、半日ではそんなにたくさん回れません。時間配分を間違えたかなあ。そこがちょっと残念。
ともあれ、翌日に続きます。
防災訓練をさぼって旅行に行ってはいけません(爆笑)
面白芸術ですね。見たことがない展示です^_^;
白仮面の人は芸出作品なんでしょうね??
今まで観たことがない展示、面白いですね。
実際にこちらでやってほしい~
by green_blue_sky (2012-09-02 20:41)
green_blue_skyさん
へへ……訓練、暑いし……っていうか、9月3日だと思っていたのです、今年は。
越後妻有トリエンナーレ、もうちょっと涼しければなおよかったのになあ。こんなことでもないと行かないような山奥に作品があるのが意外で面白いですよ。
by あーる (2012-09-02 21:50)
避難訓練で、帰宅困難者役まであるなんて、凝ってますねー(@_@。
うちは普通に机の下に隠れて外に避難、です。
しかもね、全棟から非難すると、広場に全員出られないからって、
棟指定で、指定から外れた棟は、整列までして終了なのです(-_-;)
つーか、全員避難できない広場って、避難場所としてどーよ。
さてさて、またまたパワフルに旅行に行かれたのですね。
面白いものがいっぱい・・・と思ったけど、やもりをみて逃げますーーーー(>_<)
by ChatBleu (2012-09-02 22:46)
ChatBleuさん
うちはやたらと訓練は厳しいのですが、海外部門はこういう場合あんまりやれることがないので、避難民役に回ることが最近多くなっています。「脚を負傷」とかそういう札を首からかけるらしい……。越後妻有は基本とても田舎なので、虫やヤモリ系のダメな人は実物に出会うのでちょっときついかなあ。
by あーる (2012-09-02 23:04)
石Hさんって・・・良純さんですか・・・^^;Aアセアセ
まさか、佐藤B作さんのそっくりな某・党の幹事長さんとか・・・(爆)
これは、これは・・・素敵な作品集?ですよね(^^)
そうそう、土曜日に近日、白いブラックベリーが発売されるって聞いて、
近所のドコモショップへブラックベリーについて説明してもらいに行きましたら
お姉さんが、あーるさんに似たきれいな方で・・・つい、説明だけのつもりが
予約までしてしまいました(><)
なので、一人で作品の番をしていたおじさんの気持ちが良くわかりました(^^)
やっぱり、美人さんとお話しする時は、一杯入っていないと駄目ですね^^;Aアセアセ
by kontenten (2012-09-03 10:24)
kontentenさん
あのおうちには確か4人の息子さんがいらして、末の方が芸術家と伺っております。気象予報士の方は2番目かな?
白いブラックベリーって……ホワイトベリーじゃないですかねえ。そんな名前の子供のバンドがあったような……
by あーる (2012-09-03 12:23)