今からでも読めるけど

　安岡章太郎『海辺の光景』読了。

「うみべ」じゃなく「かいへん」と読むんですね、これ。安岡章太郎って、まともに読んだのは教科書に載っていた『サーカスの馬』しかなかったかも。精神病院で亡くなっていく母の姿を描いた表題作の他にも、なかなかよい短編がいっぱい。例によって、亡くなったから読んでみる、というので借りた本だが。もっと読みたい。
　この頃は、おそらく「認知症」という言葉はなかったんだろうなあ。

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タグ：安岡章太郎 短編集 海辺の光景

コメント 2

私も、教科書で読んだサーカスの馬は存じ上げています。
安岡章太郎さん、先月お亡くなりになりましたよね(w)
團十郎さんと云い・・・ご冥福をお祈りしますm(_ _)m
by kontenten (2013-02-13 08:52) 

kontentenさん
話題になったり亡くなったりして、改めて手に取ってみる作家さんもいます（逆に、本を買って読んだ途端に亡くなってしまった作家さんもいますが）。今思うと、『サーカスの馬』って、けっこうちゃんと覚えているなあ。
by あーる (2013-02-13 22:11)