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凄まじいの一言 [本]

 藤原てい『流れる星は生きている』読了。

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 すでに古典といえる名著だが、今頃読んでしまった。
 遠藤誉先生の『チャーズ』もそうだが、あまりに悲惨な体験を読むと、泣けもしないものだと思う。新田次郎先生の奥様というのも初めて知ったりして、赤面。
 それにしても、それぞれが生きるために必死の日本人は、同国人同士ぶつかり合って、そんな中で非植民地だった場所の人たちがさりげなく優しくしてくれたりするのが不思議な感じがする。



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コメント 2

kontenten

流れる星は生きている・・・って、確か
第二次大戦後、満州だか北鮮だかから帰ってくる途中の
お話しだったような気がします。
 家内のお祖父さんお祖母さんも満州から帰ってきたそうで
その話を聞いた時に、この本の話も聞きました。
そうそう、師匠(会社の部長)の両親も北鮮から帰ってきたり
この辺の時代の生き証人?は、結構周りに多いです。
・・・今度こそ、私も読まねば・・・^^;Aアセアセ
たぶん、家内が持っていると思いますので、借ります(^^)
by kontenten (2013-02-28 08:50) 

あーる

kontentenさん
何で今頃読んだのかというと、別に図書館で目に付いたからというだけなのですが、やはり一度は読んでみるべきだと思いました。親類縁者には引揚者の人はいないようなのですが(私が知らないだけかも)、本当にみんなよくぞ生きて帰ってきた! と思わされます。
by あーる (2013-02-28 12:15) 

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