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苦界ではないけれど [本]

 岩下尚史『名妓の資格』読了。

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 元新橋芸者で今はちゃんと奥様に納まったお喜代さんの語りをまとめたもの。上下関係からなにから、本当に厳しい世界だし、半端な気持ちやっている者は同業者にも蔑まれる……世の中、楽な商売はないもんだなあ。
 芸者さんの着物も着付けも素人のものとはまったく違う、というのが分かったのが収穫。普通に買った着物を着ても、ああいう風には着られないんだな、着ないけど。



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RuddyCat-Lalah

深川芸妓さんも気っぷを売りにしていて
着付けからそのほかも他の地域とは違ったようですね。
(時代物小説からの知識ですが)
by RuddyCat-Lalah (2013-03-11 09:24) 

あーる

RuddyCat-Lalahさん
羽織だったり、白掛けだったり、その土地ごとに何となく特徴が出てくるみたいですね。総じてどこの芸者さんたちもプライドは高そうですが。
by あーる (2013-03-11 12:19) 

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