驚くべき内容 [本]
ハリエット・アン・ジェイコブズ『ある奴隷少女に起こった出来事』読了。
図書館でけっこう待ってようやく借りられた本。長い間日の目を見ずに埋もれていた本のようだが、ひょんなことから人目にとまることになり、また、この日本人の翻訳者(プロの人ではないようだけれども)の目に留まって、日本にも紹介されることになった、数奇な運命の本。
こんなのを読むと、本当に表面的な知識でしかアメリカの奴隷制度についてわかっていなかったんだなあと思う。アンクル・トムとかいろいろ読める本はあるのだろうけれど、この本の迫力には負ける。『カラー・パープル』なんていう映画もあったけれど、女性で、母で、娘で、そして人の所有物(奴隷)であるという存在の重さ、恐ろしさがひしひしと伝わる。
図書館でけっこう待ってようやく借りられた本。長い間日の目を見ずに埋もれていた本のようだが、ひょんなことから人目にとまることになり、また、この日本人の翻訳者(プロの人ではないようだけれども)の目に留まって、日本にも紹介されることになった、数奇な運命の本。
こんなのを読むと、本当に表面的な知識でしかアメリカの奴隷制度についてわかっていなかったんだなあと思う。アンクル・トムとかいろいろ読める本はあるのだろうけれど、この本の迫力には負ける。『カラー・パープル』なんていう映画もあったけれど、女性で、母で、娘で、そして人の所有物(奴隷)であるという存在の重さ、恐ろしさがひしひしと伝わる。
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