面白いのとそうでもないのと

　伊坂幸太郎『マリアビートル』読了。

『グラスホッパー』の続編的な作品という。確か、読んだと思ったけど……殺し屋の話？というくらいしか覚えていなくて……東北新幹線が舞台というのが身近でよかった。でも、最近は乗るとかなりの確率で寝るなあ。息づまる展開にユーモア、すっごくいやな子供……面白かったー！　
　図書館で手に取って借りたのは文庫版で、amazonで調べたら、ハードカバー版の表紙はすごくラノベ臭い。そっちを見たら絶対借りてないと思うので、文庫版でよかったと思う。
　　
　稲葉真弓『エンドレス・ワルツ』読了。

　なんで借りたんだっけなーっと読んでみたら、伝説のカップル阿部薫と鈴木いずみの話の実話小説。この作品を名誉棄損で訴えた長女って、目の前で母親に自殺されたお嬢さんか……どうも、鈴木いずみは本人の生き方ほどに作品も過激ではないし、なんかとにかくバカだなあ、二人とも。それにしても、町田康が阿部薫をやって映画を作っているとは知らなかった。たぶんつまんないんだろうなあ（想像）。

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タグ：マリアビートル 伊坂幸太郎 サスペンス エンドレス・ワルツ 稲葉真弓 鈴木いずみ

コメント 2

こんばんは

東北を聴くを読みました。
斉太郎節のくだりも興味深かったのですが、震災の時に家の猫達を助けに行く途中で民謡が聴こえたきたという方のくだりが心に沁みました。

by 溺愛猫的女人 (2015-04-24 20:51) 

溺愛猫的女人さん
あの下りは本当に私も涙が出ました（電車の中で……）。民謡、歌えるようになりたいんだけどなあ。
by あーる (2015-04-26 17:39)