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辛い仕事 [本]

 緒方高司『君がここにいるということ』読了。

君がここにいるということ.jpg

 あっという間に読み終わる手の本ではあるが、内容はずしっとくる。なり手がないと言われる小児科医である作者。忙しく、またやりがいもあるが、目の前で小さなものがむざむざと死んでいくのを止められない悲しみや辛さもまた心にこたえそうだ。でも、読んでいて一番きつらかったのは、生まれてすぐに障害が発覚し、その途端に親からなかったもののように扱われた赤ん坊の話。
 

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