ただのお仕事小説ではなかった [本]
中山七里『闘う君の唄を』読了。
モンスター・ペアレントやいろいろなものと闘う保育士さんたちには本当に「ファイト!」というしかないが、それだけの小説ではない所がやはり中山七里。犯人は途中で何となくわかっちゃったけど、面白かった! 『…ラフマニノフ』に出てきたオーボエ奏者がここに! 案外お気に入りのキャラかも。
澤村浩輔『夜の床屋』読了。
表題作が一番面白いね、なんて途中だれて読んでいたら、最後までちゃんとつながっていたのだな。ただ、やっぱりだれてしまった。
岩本薫『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』読了。
『ヘンな名湯』シリーズの人の著書で、つげ義春のひなびた温泉を求め、いっそ無用の人になっていこうとする心理を分析。まずまず面白かった。っていうか、やっぱりヘンな温泉に行くには車がないとダメかな。
王聡威『ここにいる』読了。
日本の母子餓死事件をヒントに台湾で描かれた小説。なんか気がめいってしまった。夫と妻、そしてその娘たちのつぶやきで構成されているが……台湾においてもこういう事件は起こりえるのかしら。面白くは、ない。読後感も悪い。
モンスター・ペアレントやいろいろなものと闘う保育士さんたちには本当に「ファイト!」というしかないが、それだけの小説ではない所がやはり中山七里。犯人は途中で何となくわかっちゃったけど、面白かった! 『…ラフマニノフ』に出てきたオーボエ奏者がここに! 案外お気に入りのキャラかも。
澤村浩輔『夜の床屋』読了。
表題作が一番面白いね、なんて途中だれて読んでいたら、最後までちゃんとつながっていたのだな。ただ、やっぱりだれてしまった。
岩本薫『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』読了。
『ヘンな名湯』シリーズの人の著書で、つげ義春のひなびた温泉を求め、いっそ無用の人になっていこうとする心理を分析。まずまず面白かった。っていうか、やっぱりヘンな温泉に行くには車がないとダメかな。
王聡威『ここにいる』読了。
日本の母子餓死事件をヒントに台湾で描かれた小説。なんか気がめいってしまった。夫と妻、そしてその娘たちのつぶやきで構成されているが……台湾においてもこういう事件は起こりえるのかしら。面白くは、ない。読後感も悪い。
つげ義春が夢見た鄙びた温泉
今 実際にあるのかな
彼が行った温泉旅行記はそんな気がしますが・・
面白そうな本ですね 探してみます。
by kiyotan (2023-11-08 09:56)
溺愛猫的女人さん
有名な『ゲンセンカン主人』のモデルになった温泉などもあるようなのですが、みんなリニューアルしてきれいになってしまったとか。今も残っているのは、やはり地元の人だけが行くような立ち寄り湯かもしれませんね。
by あーる (2023-11-08 12:41)