年末年始に

　朝井まかて『ボタニカ』読了。

　植物学者・牧野富太郎の本。ドラマ「らんまん」は見なかったので、おかげで高知の植物園を見逃すというもったいないことをしたが、これを読んで、やっぱり見てくればよかったなあ、と思った。好きな植物のために家産を傾け、正妻と離縁して東京の愛人を本妻にするという……なかなか強烈な個性のある人ではあるけれど、このくらいでないと研究者としては半端なのかな。

タグ：牧野富太郎 朝井まかて ボタニカ

コメント 4

これくらいの方じゃないと偉業を達成できないのでしょうね。
by 溺愛猫的女人 (2024-01-03 13:14) 

型破りな方でしたね　おっしゃる通りこういう人だから
偉業をなしたのでしょう
by kiyotan (2024-01-03 15:29) 

「ボタニカ」読みました。朝井まかてさんのはほぼ面白いです。
ドラマでは結婚を命じられたけど断り、愛人にするまでもなく結婚していましたよ。従姉との結婚は史実でも実態なかったようですが。店をつぶしたのが主人公というのもドラマではなかったです。まあ朝から毎日放映するには、限度ってものがありましょう。
どちらにしても型破りの人です。これだけの偉業を為すには‥^^
by sana (2024-01-08 19:51) 

溺愛猫的女人さん
研究以外はすべて犠牲になってますからねえ……家も、奥さんも、その後の奥さんも……このくらいの変わり者でないと、無理かな。

kiyotanさん
自分の周りにいたらいやかもしれないですが、いろいろな意味でとんでもない人だったみたいですね。同じ変人の熊楠と会わなかったのがちょっと残念。

sanaさん
朝ドラはみていないのですが、神木隆之介君にそこまでひどい所業をさせるのはNHK的に無理だったのかな。周囲をすべて振り回しての偉業達成だったのでしょうが、業界的にはいろいろ快挙を上げていますね。
by あーる (2024-01-09 12:27)