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孤独な人たち [本]

 中村文則『掏摸』読了。

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 不幸に生まれついた掏摸の名人である主人公と、同じく不幸に生まれついて、母親に万引きさせられている子供の交情。そして、どんどん不幸へ向かう主人公。乾いた筆致で書いているので泣きながら読んだわけではないが、かなり可哀想な話。ただ、あまりもう一つ同じ人の作品を読んでみたい、とまでは引きつけられなかった。

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