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ホントに厭だったり [本]

 アガサ・クリスティー他『厭な物語』読了。

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 なめていた。本当に、びっくりするほど厭な話というか、日本のイヤミスに比べ、またこの乾いた感じの厭さったらない。

 津村記久子、深澤真紀『ダメをみがくー“女子”の呪いを解く方法』読了。

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 格別「女子」の呪われ感は前面には出てこなかったが、ある種の仕事論というか、処世論的な感じ。勇気づけられる部分も多々ある。頑張りすぎないところが〇。

 芦沢央『夜の道標』読了。

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 これがまたなんとも後味が悪い。いや、少年がもしかすると少しは救われるのかもしれないけれど。旧優生保護法が絡んでくるのはわかるが、殺人の動機というか流れというか、ちょっとぼかされている感じでよくわからない。

 今泉忠明『猫脳がわかる!』読了。

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 まあ、猫飼いなら大抵わかることが大半だったけれど、それでも脳に特化していろいろと検証していたり、確かに知らない知識もあったので、それは面白かったかも。サイレントミャウも、実際には人間の聞こえない周波数で話をしているかもしれないのか、そうか。


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