究極の…… [本]
家田荘子『極道の妻たち』読了。
昔読んだ本を、資料として使うために再度借りたのが、結局資料としてはきちんと使えませんでした。が、悔しいからもういっぺん読んでみた。
避難を怖れずに言うと、究極のだめんずの人たちの話。何でそんなに尽くすのか、何でそんなに母性愛が強いのか、計算高い自分にはよくわかりません。やっぱり昔の話で、書き方も古い。が、これでなんとかジャーナリストとして世に出ようとしていた作者の気合いは強く感じる。
宮本輝『血の騒ぎを聴け』読了。
いつもながら、端々に煌めくような文章があって、感心する。わりあい短いものを集めたエッセイ集だが、この間読んだ『ロビンソン病』とちがって、一つ一つに物足りないというか、読み足りない感じがしない。比較しても仕方ないけど、圧倒的に書く力が勝っているんだろうな。しかしなあ、競馬好きだけはあんまり共感できる部分がないんだなあ。
昔読んだ本を、資料として使うために再度借りたのが、結局資料としてはきちんと使えませんでした。が、悔しいからもういっぺん読んでみた。
避難を怖れずに言うと、究極のだめんずの人たちの話。何でそんなに尽くすのか、何でそんなに母性愛が強いのか、計算高い自分にはよくわかりません。やっぱり昔の話で、書き方も古い。が、これでなんとかジャーナリストとして世に出ようとしていた作者の気合いは強く感じる。
宮本輝『血の騒ぎを聴け』読了。
いつもながら、端々に煌めくような文章があって、感心する。わりあい短いものを集めたエッセイ集だが、この間読んだ『ロビンソン病』とちがって、一つ一つに物足りないというか、読み足りない感じがしない。比較しても仕方ないけど、圧倒的に書く力が勝っているんだろうな。しかしなあ、競馬好きだけはあんまり共感できる部分がないんだなあ。
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