ずーっと見たかった

　ピーター・チャン監督『ラヴソング』を観る。

　一回香港の安宿（重慶マンション）に泊まったときに、夜テレビでやっていたのを途中から観て、それでもすごーくいい映画だなー、と思って、いつかちゃんと観るぞと思っていた。それからえらい時間が経ってしまったけれど、観てみたら、やっぱりいい！！　マギー・チャンの表情も切ないが、レオン・ライがなんともセクシーで……誰に似ているのかと思ったら、ちょっと谷原章介に似ているんだな、この人は。
　でも今回の一番の発見は、前に観たときにあまり印象に残らなかったヤクザのパウ役のエリック・ツァンがとってもよかったこと。チビデブだけど、元はプロサッカー選手でスタントやってたってのもすごいし、監督もできるし、たいへんなマルチタレントのようだ。どヤクザのくせに、純情で可愛らしくて、涙が出るほどいい人だ。DVD、借りて観たけど、買いたいくらい。

タグ：ピーター・チャン マギー・チャン エリック・ツァン レオン・ライ 香港映画